愛され続けた歴史ある店から話題の新店まで数多くの飲食店が立ち並ぶ京都。せっかくランチをするならおいしいお店で“外食の幸福感”を存分に味わいたいですよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「ぜひ一度は食べてほしい京都の名中華店を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、地元の人が「並んででも食べたい」という、行列のできる老舗の中国料理店『志成園(しせいえん)』(下京区)をご紹介します。
行列必須の老舗中国料理店
JR山陰本線・丹波口駅から徒歩約8分ほどの場所にある『志成園』。五条の御前通にある同店は、平日はサラリーマンや学生、休日は家族連れで賑わっている行列必須の人気店です。
地元の人にとっては、おいしいご飯でいつでもお腹を満足させてくれる“街の台所”のような存在。予約は夜のみ可能なんだそう。近くに駐車場9台完備されているのは嬉しいですよね。
店内はカウンター8席、テーブル20席あり、店員さんが常に笑顔で接客してくれる居心地の良い雰囲気です。
豊富な一品料理に目移りしますが、多くのメニューに小サイズがあるので、いろんな種類が楽しめます。定食メニューは、中ライスとお漬物が付いていて、夜でも注文ができるは、嬉しいポイント◎
メニューは野菜たっぷりのものが豊富に揃います。サラリーマンのお客さんが多いので、餃子以外のメニューはほとんどニンニクを使っていないそう。
絶大な人気! 志成園定番の「かつ丼」
“あんかけ”スタイルの『かつ丼』(750円)は、サクサクのカツに野菜たっぷりのあんがしっとり馴染んで、まろやかな味わい。仕上げの山椒がアクセントです。
お腹をしっかり満たしてくれる、常連さんの定番メニューです。こちらは創業当時からのメニューではなく、野菜をたっぷり取れるようにと賄いとして提供していたのが、いつしか人気の定番メニューになったそう。
見た目を裏切らないおいしさ!「かに身 あんかけ炒飯」
『かに身 あんかけ炒飯』(980円)は、かにの身がぜいたくにトッピング♡
中の炒飯は、しっかり味が付いていて、そのままでも十分おいしいのですが、肉厚のかにの身とあんかけがより豪華な味わいに。そのコラボレーションが絶妙で、見た目を裏切らないおいしさです。
王道の唐揚げも外せない♡
『鶏の骨なし唐揚げ(小)』(550円)は、外はカリカリで中はジューシー! しっかり下味がついていて、香ばしい味わいです。中華料理を食べに行ったなら、王道の唐揚げは外せません♡
『SHISEI-EN』のユニフォームがかっこいい! お店の名前の由来は、ご主人の出身校からきているのだそう。ご夫婦のアットホームな雰囲気は、とても居心地が良かったです。
KBS京都社員のアンケートでも「どのメニューもおいしい、安い、お店のお母さんがフレンドリーで優しい」という声があがっていました。
昔ながらの出前をしていて、お店のスタッフが直接配達してくれます。テイクアウトができるのも、地元で愛される理由のひとつですね。お昼も夜も野菜たっぷりのメニューが揃っている『志成園』。優しい味わいの中華料理が食べたくなったらぜひ訪れてみてくださいね!
【店舗詳細】
志成園(しせいえん)
住所:京都府京都市下京区西七条赤社町32 コーポ御前1階
電話番号:075-314-3244
営業時間:11:30~15:00 (L.O.15:00)/17:00~22:00(L.O.22:00)
定休日:水曜日・第3火曜日
文/ミヤザキカレンダー
【画像】ミヤザキカレンダー
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