『魏飯夷堂』の『小籠包4種盛り合わせ』(1,420円)
ランチ

一度は食べてほしい! 京都市内の「町中華」4選【京都のローカル放送局社員のおすすめ】

愛され続けた歴史ある店から話題の新店まで数多くの飲食店が立ち並ぶ京都。せっかくならおいしいお店で食事を楽しみたいですよね。

そこで今回は、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「ぜひ一度は食べてほしい京都の名中華店を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がったお店を4店舗まとめてご紹介します。

1:「開花」の“ワンタン麺”(京都市右京区)

「開花」の外観
画像:きょうとくらす編集部

嵐電・撮影所前駅から徒歩約3分のところにある『開花(かいほう)』。

すぐ横には『太秦映画村』やその撮影所があり、KBS京都の社員アンケートでも「映画関係者もこよなく愛する名店。あっさり中華でどれもおいしい。番組『おやじ京都呑み』で角野卓造さんと近藤芳正さんも絶賛!」との声があがりました!

「開花」のワンタン麺
画像:きょうとくらす編集部

KBS社員がおすすめとして選んだのは、人気メニューの『ワンタン麺』(700円)。あっさりとシンプルながらに味わい深いスープは、一口飲んだだけで早く麺も味わいたくなるおいしさ。創業時から50年以上変わらぬ味わいを大切にされているそう。

平さが特徴のツルツルとした麺は自家製。コシがありスープとよく絡んでいます。ワンタンの皮も自家製だそう。ぷるんとした歯応えのワンタンは一口サイズで麺と交互にいただくと抜群の相性です◎

【店舗詳細】
開花(かいほう)
住所:京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9-99
電話番号:075-881-9320

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2:「マルシン飯店」の“天津飯”(京都市東山区)

マルシン飯店店舗外観
画像:マルシン飯店

京都市営地下鉄・東山駅から歩いてすぐ、東大路通に面して建っている『マルシン飯店』。地元の人はもちろん観光客からも人気のある町中華で、時間帯に関係なく行列ができている日がほとんど。

マルシン飯店の天津飯
画像:さとみ縁

創業時からほぼ変わらないというメニューは、約80種類もあるのだそう。そのなかで、『マルシン餃子』と並ぶ人気メニューのひとつが『天津飯』(900円)。

卵とご飯が餡におぼれているようなビジュアルでボリュームたっぷりな印象ですが、お客さんの中には“飲める天津飯”と呼ぶ人もいるのだそう!

餡は鶏ガラにコクのある豚骨スープを混ぜ、醤油を加えています。創業時から変わらない、あっさりとしていてほっとする懐かしい味わい。中華ならではの強火で仕上げた卵はふわとろです。

【店舗詳細】
マルシン飯店
住所:京都府京都市東山区東大路三条下る南西海子町431-3
電話番号:075-561-4825

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3:「魏飯夷堂 三条店」の“小籠包”(京都市中京区)

魏飯夷堂の店舗外観
画像:さとみ縁

三条商店街にある中華料理店『魏飯夷堂(ぎはんえびすどう)三条店』。堀川通側からは1分も歩かないうちに到着します。最寄りは京都市バス・堀川三条、もしくは京都市営地下鉄・二条城前駅です。

『魏飯夷堂』では、50年以上の職歴を持つ上海出身の点心師がレシピを考案し、生地作りから担当している小籠包を味わえます。

小籠包4種盛り合わせ
画像:さとみ縁

今回ご紹介するのが『小籠包4種盛り合わせ』(1,420円)。左から時計回りに、『上海小籠包』『黒トリュフ』『フカヒレ』『カニ味噌』で、お店のおすすめ4種類が一度に味わえます。

ベーシックな『上海小籠包』を口に入れると、小籠包の皮はまるでほどけるようになくなりました。また、鶏の足先部分や、豚の皮を使用したスープは旨味とコクが凝縮されています。

小籠包は盛り合わせと単品のほか、ランチタイム限定で注文できる『飲茶コース』(2,200円/1人 ※2人以上で注文可能)でもいただくことができます。

【店舗詳細】
魏飯夷堂(ぎはんえびすどう)三条店
住所:京都府京都市中京区三条岩上西入る橋西町661
電話番号:075-841-8071

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4:「膳處漢ぽっちり」の“ふかひれ美人膳”(京都市中京区)

京都膳處漢ぽっちり入口
画像:ミヤザキカレンダー

京都市営地下鉄・烏丸駅から徒歩約4分の場所にある『膳處漢ぽっちり』。入口ののれんの隙間からのぞく店内は、重厚感たっぷりの雰囲気で思わず立ち止まって見入ってしまいます。

かつて呉服屋だった京町家をリノベーションした建物は、近代的な洋風町家で、一歩入ると和と洋が調和した異空間が広がります。

京都膳處漢ぽっちりふかひれ美人膳
画像:ミヤザキカレンダー

今回は、ランチのコース料理『ふかひれ美人膳 ふかひれほぐし』(3,800円)をご紹介。

コースの始まりは、見た目も美しい『豆皿九点盛り』から。定番のニラ饅頭や焼売、そして季節の食材を使った9種の小皿です。

京都膳處漢ぽっちりふかひれ美人膳
画像:ミヤザキカレンダー

メインは『ふかひれあんかけご飯』。野菜や豚、鶏がらなどを煮込んだ白湯からできるソースが、ふかひれにしっかり染み込んでいます。コリコリした食感が絶妙で、料理人の丁寧な仕事が際立つ逸品です。

【店舗詳細】
膳處漢ぽっちり(ぜぜかん)
住所 :京都府京都市中京区天神山町283-2
電話番号:075-257-5766

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文/きょうとくらす編集部、さとみ縁、ミヤザキカレンダー 編集/きょうとくらす編集部

【画像】きょうとくらす編集部/さとみ縁/ミヤザキカレンダー
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