京都府内に3店舗(長岡店・一乗寺店・洛北阪急スクエア店)を構え、野菜や生鮮食品、生活必需品まで取り揃えている『HELP』。
代表が農薬不使用のトマトを食べたことがきっかけで走り続けて40年。生産者の努力や思いをつなぎ、老若男女へ安心の食生活を届けています。
今回は長岡店へお伺いし、売れ筋商品やこだわりの理由に迫りました!
安心・安全・こだわりの食材を届けるために
『HELP』の野菜や果物は、特別栽培農産物(その農産物が生産された地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物)のみを取り扱っています。
担当バイヤーが全国を巡り、仕入れから販売まですべてを『HELP』で行うため、収穫から購入までの期間が短く価格も抑えられるのだそう。
この日並んでいたのは、淀の干拓地を利用しミネラル豊富な土壌で作られた野菜。なんと、ブロッコリーは手のひら以上のサイズ! 一つひとつが大きいのも好評です。
また生産者と顔が見える関係を大切にしており、食べ頃に合わせた収穫と野菜の陳列を調整することもしばしば。
生鮮食品は素材そのままを仕入れて各店舗で捌くなど、食品を良い状態で提供するのもこだわりのひとつ。
商品を説明するポップには、生産者名と顔写真・農薬や化学肥料の削減率を掲載。定期的に確認することで、生産者の努力が消費者への確かな安心・安全になります。
他にも野菜が育った環境やこだわりが書かれているので、商品選びの参考に。
売れ筋商品はこちら!
長年愛される定番商品から今売れ筋のものまで並べていただきました!
プライベートブランド『素のまま。』は、調味料やお米など毎日使うものだからこそ、良質なものをロープライスで届けたいという思いから、品質に納得したものだけを商品化しています。
(上写真の低温殺菌牛乳・濃口淡口しょうゆ・マヨネーズ)
これからの季節によく選ばれるのは、『marusan』の『鍋スープシリーズ』。5種類の中で、有機大豆を使用し有機栽培のすりごまの香りを活かした“ごま豆乳鍋”が一番人気なのだそう。
お鍋に必要な『チョーコー醤油のゆず醤油かけぽん』は、高知県産ゆずを使用した化学調味料無添加商品。塩分10%なので身体にやさしく、つけ・かけ専用の万能調味料です。
『HELP』で特にリピート率が高いのが『ひしわの紅茶』。日本で初めて有機JAS認証を獲得し、農薬不使用・有機栽培で作られています。マイルドで飲みやすい味が特徴です。
店内を回っていると、つい手に取って生産地や素材を見てみたくなる!
不定期開催の店頭販売コーナーもあるので、直接説明を聞く機会もあります。
こだわり続ける理由
農薬や化学肥料に配慮した商品を幅広く揃える自然食品店はあまり見かけないとのこと。
『HELP』がこだわりをもって続けていくことで、同じ思いの生産者が増えることを願っているのだそう。
日用品はできるだけシンプルな原料を使用したものが基準。納得のいくものを探し出すのはまだまだ難しいのだそう。洗剤ひとつにしても何種類もあるので、比較してみるのもいいですね。
最後に、「有機野菜や無添加商品じゃないとダメなのではなく、選択肢が増えたらいいなと思っています」とのこと。普段なにげなく選んでいるものも、『HELP』に来れば色々試してみたくなること間違いなし!
ホームページや各店舗のInstagramに催事カレンダーやお買い得情報が載っているので要チェックです。
【店舗詳細】
株式会社HELP 長岡店
住所:京都府長岡京市開田4-12-1
電話番号:075-951-2910
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日
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取材・文/ayumi
【画像】ayumi
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