家族で楽しめるパン屋「マリーフランス北山店」／京都市東山区

日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんをご紹介します。

さて、今回ご紹介するのは、北山にある水色の扉がかわいいオシャレなパン屋さんです。

水色の扉にときめく♡ 絵本の中のような愛らしいパン屋さん

地下鉄烏丸線・北山駅から東へ徒歩約3分。北山通り沿いにある『マリーフランス北山店』。水色の扉がとってもかわいくて、まるで絵本から飛び出してきたようなお店です。赤い屋根（オーニング）に書かれた店名も、かわいらしい雰囲気をさらに引き立てています。

お店の入り口には、営業時間や定休日などが書かれた手書き風の案内が掲示されています。さりげなく描かれたパンのイラストもかわいらしくて、見ているだけで心が和みますね。

店内は、木を基調とした温かみのある空間。広々としているので、ベビーカーでも入店できそうです。棚の上にはたくさんの種類のパンが並べられており、どれもおいしそうなので目移りしてしまいます。

冷蔵のケースには、サンドイッチも種類豊富に並んでいます。定番のサンドイッチや、ボリューム満点のサンドイッチのほかに、スイーツも♡　ランチやおやつにぴったりです。

今回は種類豊富なパンの中から、ぜひ親子で味わってほしい、おすすめのパンを3種類ご紹介します。

『小倉あんパン』（270円）は、同店を代表する人気商品。手に取ると、ずっしりとした重さに驚きます。その重さの秘密は、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた自家製あんこ。一口いただくと、薄皮の生地に包まれたあんこの優しい甘さが口いっぱいに広がります。

甘さ控えめのあんこは、小豆本来の風味と上品な甘さが後を引くおいしさです。甘すぎないので、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、家族みんなで楽しめそう。特に、あんこ好きの方にはたまらない一品ですよ。

『バニラブリオッシュ』（259円）は、細長い独特な形が目を引くパン。表面には茶色い生地が重ねられており、香ばしい香りが食欲をそそります。

一口いただくと、ふんわりとした生地から、バニラクリームの甘さが口いっぱいに広がります。生地はしっとりとしていて、口どけもなめらか。子どものおやつにも喜ばれること間違いありません！

『自家製クリームパン』（270円）は、ふっくらとした丸いフォルムで、お店のイニシャル『M.F』の焼き印が押された、かわいらしい見た目のパン。お店に並んでいるのを見ると思わず手に取ってしまいそう。

中には、とろりとした自家製カスタードクリームがたっぷり。種子島の砂糖・牛乳・卵・コーンスターチを使い、無添加で毎朝丁寧に作られたカスタードクリームは、甘すぎず優しい味わいです。

北山のおしゃれな街並みに溶け込む、絵本の世界のようなパン屋さん。今回ご紹介したパンのほかにも、たくさんの種類のパンが並んでいます。ぜひ、家族みんなで足を運んで、お気に入りのパンを見つけてみてくださいね。

【店舗詳細】
マリーフランス北山店
住所：京都府京都市左京区下鴨南芝町44 エイ山荘ビル1階
電話番号：075-702-0288
営業時間：7:00～18:00
定休日：月曜日・火曜日

取材・文／みやこ

【画像】みやこ
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