日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんをご紹介します。
さて、今回ご紹介するのは、壬生エリアで長年愛され続けるどこか懐かしい雰囲気のパン屋さん。豊富な種類とお手頃な価格が魅力です。
レトロな佇まいが目印! 地元で人気の「街のパン屋さん」

JR嵯峨野線・丹波口駅から歩いて8分ほど、壬生寺からもほど近い住宅街に佇む『焼きたてパン マンハッタン』。創業から40年以上という、歴史あるパン屋さんです。「手づくり」「焼きたてパン」と書かれたレトロな看板が、昔ながらの温かい雰囲気を醸し出しています。

店内を覗くと、たくさんのパンが並んでいるのが見えます。朝7時から営業されているので、朝早くから地元の方がひっきりなしに訪れる人気店。筆者もお昼ごろに伺いましたが、まだまだたくさんのパンが並んでいました。
まるで宝探し! 豊富な種類のパンにワクワク

店内はこぢんまりとしていますが、棚には惣菜パン、菓子パン、サンドウィッチなどがぎっしり! 昔ながらの定番パンから、季節のフルーツを使ったデニッシュまで、その種類の豊富さに感動します。

ピザトーストやウインナーパンなど、子どもたちが大好きなパンもたくさん。お手頃な価格のものが多いので、ついついトレーにたくさん乗せてしまいそうになりますね。

冷蔵ケースには、手作りのサンドウィッチやバーガー類も充実しています。これだけ種類があれば、家族みんなの「食べたい!」がきっと見つかるはずです。
おすすめのパンをご紹介

今回は、豊富なラインアップの中から、パパもママも子どもも、家族みんなで楽しめる3種類を選んでみました!
(1)リオナソーセージ

まずはこちら、串に刺さったソーセージにパン生地がくるくると巻き付いている『リオナソーセージ』(291円)。
ふわふわのパン生地と、パリッとしたソーセージの食感がたまりません。ケチャップとチーズの濃厚で香ばしい風味も食欲をそそります。片手でパクっといただけるので、公園でのおやつにもぴったり。子どもが喜ぶこと間違いなしの一品です。
(2)ミルクパン

続いては、ふんわり優しい『ミルクパン』(270円)。ドーム型の帽子のような、かわいらしい形をしたパンです。
袋を開けると、ミルクの甘い香りがふわり。パン生地は驚くほどふわふわで、ほんのりとした優しい甘さが口の中に広がります。何もつけずにそのままでおいしいので、子どもの朝ごはんやおやつにもピッタリです。
(3)焼き明太子

最後は、ピリ辛さがクセになる『焼き明太子』(237円)。こちらは厚みが2~3ミリほどの薄焼きタイプで、パリパリッとした軽い食感が特徴です。
香ばしい生地の上にたっぷりと塗られた明太子フィリングのピリッとした辛さと旨みがダイレクトに感じられ、まるでおせんべいのような感覚でついつい手が伸びてしまいます。これはお酒のお供にも喜ばれそうですね。
店舗詳細
焼きたてパン マンハッタン
住所:京都府京都市中京区壬生辻町18
電話番号:075-801-4507
営業時間:7:00~19:30 ※売り切れ次第閉店
定休日:月曜日、火曜日、第2・4水曜日
ライター・みやこのひとこと
壬生エリアで長年愛される『マンハッタン』は、どこか懐かしい雰囲気で、おいしいパンがリーズナブルに楽しめる、まさに“街のパン屋さん”でした。お店の方の温かい接客も魅力的。昔ながらのパンは、家族みんなを笑顔にしてくれますよ。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
関連記事:まるでパリの街角! “黒メック”で親しまれる本格フレンチベーカリー【京都市中京区】取材・写真・文/みやこ
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。