抹茶のかき氷と白玉
スイーツ

泡と氷が出会う!? 老舗のお茶専門問屋が手掛ける「濃厚抹茶かき氷」【京都市東山区】

暑い日にはどうしようもなく食べたくなるかき氷。見た目も華やかなかき氷は、夏の暑さで火照った身体を涼やかに冷やしてくれます。

夏だけの期間限定連載『きょうとのかき氷とくらす』では、きょうとくらすのライターたちが「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいかき氷をご紹介します!

今回は、ライター・ノクオが、ユニークなかき氷をいただける『茶匠清水一芳園カフェ』をご紹介。京都らしい落ち着いた大人のかき氷を、ぜひチェックしてくださいね。

お茶専門問屋さん直営のお店

清水一芳園カフェの入り口
画像:ノクオ

京阪本線・七条駅から徒歩約9分、東大路通に面した一画に『茶匠清水一芳園カフェ』はあります。同店は、1945年創業のお茶専門問屋である『清水一芳園』が手がけるカフェ。古建築を現代風にアレンジしたような店舗の佇まいも素敵ですね。

清水一芳園カフェのカウンターなど内観
画像:ノクオ

店内には、ゆっくりくつろげる落ち着いた空間が広がります。奥の厨房の前にカウンター席と、左奥にテーブル席が複数。

清水一芳園カフェの中の大きなテーブル
画像:ノクオ

入ってすぐの右手にはグループで座れる大きな一枚板でできたテーブル席も。5〜6人で来ても同じテーブルを囲んで食事ができますよ。

まずは、カウンター右奥にあるタッチパネルで注文。決済方法はクレジットカードや電子マネー、QRコードを選べますが、店員さんに声をかければ現金対応もしてくれるとのことでした◎

セルフサービスの水とお茶など
画像:ノクオ

着席して注文商品の出来上がりを待つ間、飲み物をセルフで取りに行きましょう。水以外にお茶問屋さんのほうじ茶も自由に飲めるのは、嬉しいポイントですね。かき氷を食べた後は体温が下がりやすいので、温かい飲み物があるのも嬉しいです。

泡と氷の状態の抹茶が出会う

泡抹茶雪氷(白玉付き)
画像:ノクオ

ほうじ茶パフェなどに後ろ髪をひかれながら、今回は筆者おすすめの『泡抹茶雪氷(白玉付き)』(1,100円)を頼みました。お茶の専門問屋さんならではの上質な抹茶を、泡(エスプーマ)と氷両方の状態で楽しめるのが特徴です。別添えで、かわいい白玉も5つ付いてきます。

泡抹茶雪氷(白玉付き)の泡と氷をスプーンですくう
画像:ノクオ

一口目はシンプルに抹茶の味を楽しみます。茶臼挽き宇治抹茶を泡状にしたものは、氷とは違って常温なので、お茶の香りや味の奥行きをより感じられます。きめ細やかに削り出されたかき氷は、口の中ですぐに消える爽快さです。

濃厚な泡が氷の香りを後押ししてくれて、お茶本来のおいしさを存分に味わえます。

泡抹茶雪氷(白玉付き)の泡と氷に白玉も付けてスプーンで
画像:ノクオ

途中からは別添えの白玉といっしょにパクリ! 抹茶でできたなめらかな泡とサラサラの氷、弾力のある白玉。それぞれ違う食感が混ざり合って楽しい。甘味は抑えられているので、香りや風味を楽しみながらあっさりいただけますよ。

棚に飾ってある賞状など
画像:ノクオ

テーブル席の奥にはグルメアプリでの受賞歴や、日本かき氷協会の会員証が飾られていました。「なるほど、そうですよね」と納得できるクオリティのかき氷です。

お土産にもぴったり! お茶も買って帰れます

お持ち帰りできるほうじ茶と抹茶の茶葉
画像:ノクオ

今回いただいた『泡抹茶雪氷』をはじめ、他にもパフェやソフトクリームなどお茶を使ったスイーツがラインアップ。スイーツを食べてお茶の味が気に入った方は、ほうじ茶や抹茶を買って帰ることもできます。その場で購入できるなんて、問屋さん直営だからこそですね!

また、姉妹店である『抹茶カフェ宇治久兵衛 京都河原町店』でも同様のかき氷をいただくことができるので、ぜひそちらも訪れてみてくださいね。

店舗詳細

茶匠清水一芳園カフェ
住所:京都府京都市東山区本瓦町665
電話番号:075-202-7964
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業

ライター・ノクオのひとこと

地元の方だけではなく、日本全国または海外からも観光客の方が訪れる人気のカフェ。洗練されたかき氷をいただきながらゆっくり時間を過ごしたい大人の方におすすめのお店です。

ぜひ一度訪れてみてくださいね!

連載『きょうとのスイーツとくらす』では、さまざまなスイーツを毎週金曜日20時にご紹介しています。これまでにご紹介したスイーツはこちらからチェック!

文/ノクオ

【画像】ノクオ
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※文中の価格はすべて税込みです。