洗面所と脱衣所は、身支度など、ずっと過ごす場所ではありませんが、片づいていれば、毎日の生活がより快適に効率的になります。
なんだか使いづらいな……ごちゃごちゃしているな……という方は、今回紹介するNG収納から見直してみましょう。使いづらさを解消して、心地いい洗面所・脱衣所を目指してみてください。
使いかけのものを収納
使いかけの整髪料やスキンケアアイテム。使っている途中で飽きてしまったり、新しい商品を試したくなったりして、今は使っていないけれどいつか使うかも……まだ残っているからもったいない……とそのまま収納していませんか?
使いかけのものを収納したまま、新しいものが増えれば当然 収納スペースがいっぱいになってきます。収納スペースには、今使っているもの、今後必ず使う予定が決まっているものだけをしまいましょう。
整髪料やスキンケアアイテムも開封後は内容物が少しずつ劣化します。開封後に長期間放置すると、分離や変色、香りが変わることも……。
もったいないと思うのなら、今日から使ってみましょう。今日使わないのならいつまでに使うか、自分の中で期限を決めて、早めに使い切りましょう。
湿度を意識していない
洗面所や脱衣所は湿気がこもりやすい場所。
隙間なくぴったりサイズの収納ケースで空間を埋めるよりも、少し余白があるほうが湿気がこもりにくくなります。
また、収納ケースも使う場所に合わせて、風通しのよいケース、水に強いケース、洗えるケースなどから選ぶようにしましょう。
もし、見た目が気にならなければ、収納ケースに入れないほうが使いやすいものもあります。何でもかんでも収納ケースにしまう必要はありません。
ケースがないとバラバラになって管理しづらいもの、まとめておいたほうが便利な場合にだけ活用すればOKです。
高さを意識していない
洗面台の鏡の裏や備え付けの収納の棚。元々設置されていた高さのまま使っている方も多いのでは? こんな方はぜひ収納するものに合わせた高さを意識してみてください。
少し手間かもしれませんが、高さを変えるだけで、スペースが有効的に使えるようになって、収納量や使いやすさがグンとアップすることもあります。
棚の高さを変えるのが面倒くさく感じる方もいるかもしれません。でも、毎日使う場所だからこそ、なんだか使いづらいな……を減らすことで日々の暮らしが快適になります。
「ちょっと意識して、ちょっと考えて、ちょっと変えてみる」をやってみてください。
今回紹介したやりがちな3つのNG収納。今まで考えたことがなかった方、めんどくさくて後回しにしていた方はぜひ試してみてくださいね。
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