すぐ実践したくなる！プロが教える「リバウンドしない整理収納のポイント」

KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2023年4月1日（土）に放送された『京都エキスパート』コーナーから、整理収納アドバイザー・山本さやかさんをご紹介。みなさんもこの記事を読んだら、すぐに整理収納したくなること間違いなしです！

整理収納アドバイザー『山本さやかさん』

今回のエキスパートは、整理収納アドバイザー・山本さやかさん。整理収納のノウハウを活かし、引越しのプランニング講座やセミナーなど、リバウンドしない整理収納術を提案しています。

今回は、整理収納のプロ・山本さんのおうちを拝見させていただきました！

収納棚はシンデレラフィットでスペース活用！ ダイニングの整理収納ポイント

まずはダイニング。モデルルームのようにきれいで生活感がありません！

しかし、壁一面には収納が！　こちらの収納にはよく使うものが入っているそうです。

棚の中を見させていただくと、なんと充電スペースになっています！　収納棚の後ろからコードを通して携帯の充電ができるようにしているそう。ケーブルのような散らかりやすいものは棚に収納。これだけでお部屋がすっきりして見えます！

収納棚のポイントは棚のサイズと仕切りを計算し隙間をなくすこと！　これを『シンデレラフィット』と言うそうです。『シンデレラフィット』を意識することで小スペースで最大限の収納が可能になります。

さらに片付ける場所にもポイントがあります。整理収納は日常生活の動線を考えることも大切！　よく使うものを手の届く範囲に置くと散らかる原因がなくなります。ゴミ箱も収納の中にありましたよ。

おうちのお悩みからアドバイス

番組MC・三浦さんの悩みは、子どもが学校から帰ってくると、部屋にランドセルや服を片付けないことです。玄関入ってすぐの場所にいろいろ置いてしまい、子ども部屋に片付けてくれないそうです。

これに対して、山本さんは「物の場所を決めるときに動線を考えましょう。子どもが帰宅後に上着を掛けようと思うと必ずランドセルを下ろさないといけないので、ランドセルと上着を掛ける場所をなるべく一緒にしてあげると良い。」とアドバイス。

よく同じ場所で散らかってしまう場合、まず改善するために意識するのは“家族の動線”。帰ってきたらどうしているか、何を探しているかを観察し適切な収納場所を考えることで繰り返さない整理収納に繋がるそうです。

火元を中心によく使うものを固める！ キッチンの整理収納ポイント

続いて、山本家のキッチンを見せていただきます。毎日使うキッチンがこんなにきれいです！

キッチンのポイントは、火元を中心によく使うものを固めること！　料理の際に違うところから持ってくることがないので移動の手間が省けます。フライパンは縦向きにして収納スペースを確保します。

調味料もコンロ前に立ったまま味付けできるように火元の近くに配置。そして、市販の容器に移すことで小スペースでありながらたくさん収納できるよう工夫がされていました。

さらに動線を意識して、食器類の収納場所も工夫しています。火元から離れたところに食器類を配置することで、子どもに準備してもらうときにも安心して任せることができます！

それだけではなく、細かいところにもプロの技が光ります！　箸は全て同じもので統一。選ぶ時のストレスを解消します。

また、食器棚にラックを設置することでデッドスペースを有効活用しています。

カバンで整理収納を練習

計算尽くされた整理収納術で無駄のない山本家ですが、これから整理収納を考えるおうちはどのような工程を踏んでいけばいいのかコツを教えてもらいました。

今回は、普段使っているカバンで整理収納を実践していきます！　まず一度全部出して、使っているか使っていないかで仕分けします。そして、使っているものを収めていくというのが整理収納の流れです。

季節の変わり目などライフスタイルに変化があるタイミングが片付けのチャンス！　要らないものを見極め、整理し収納場所を決めれば、リバウンドしない整理収納が無理なく続けられます。

整理収納は技術！やればやるほど技術が上がるそうです。小さい場所から始め技術が上がってきたら大きい場所に挑戦してみるとよいそうですよ。

文／きょうとくらす編集部

【画像・参考】SUNNY TIME（毎週土曜日10:30～11:55） – KBS京都
※この記事は、2023年4月1日（土）放送時点の情報です。詳しくは店舗へお問い合わせください。