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今年こそ貯める! いますぐ実践できる「ゆる家計管理」はじめの一歩【FPが解説】

「頑張りすぎないマネープランで夢の実現を!」がモットーのCFP(R)認定者(ファイナンシャル・プランナー)・八束和音です。

連載『FP八束の「お金とくらす」』では、子育て世帯が知っておきたい“お金にまつわる知識や情報”をご紹介します。

新しい年を迎え「今年こそ家計を引き締め貯蓄を増やしたい!」と、考えている子育て世帯も多いのでは。新年はお金について見直しをする良い機会でもあります。そこで、今回は「ゆる~く」「長く」をキーワードに、家計管理のコツをお伝えします。

まずは続けることを目標に!

通帳と財布
画像:beauty-box/Shutterstock

家計簿が長続きしない人には、2種類のタイプがあります。1つは、“面倒なことが嫌い”というタイプ。どちらかというとルーズな性格で、お金に対してもその傾向がある人です。そしてもう1つは、これとは真逆の“完璧主義者”。「1円単位までしっかり計算が合わないと許せない」と家計管理のハードルが上がり、途中で挫折してしまうこともあるようです。

家計簿を長続きさせるコツは、頑張りすぎずほどほどに手を抜くこと。大切なのは各支出の計算を合わせることより、自分のお金の使い方や流れをつかむことです。アプリや市販の家計簿など自分に合うものを見つけて、楽しく取り組むことを心がけてくださいね。

また、新年は何かと出費がかさみ、イレギュラーな状況になりがち。「今年から家計簿をつけはじめよう!」と考えている人は、1月スタートは避け、出費が落ち着いた2月から始めても良いかもしれません。

ゆる家計管理のポイント

家計簿とお金
画像:mapo_japan/Shutterstock

家計簿をつける際、使ったお金を各費目ごとに分けるのに、エネルギーを使い嫌になってしまう人も。各支出がどの費目に分類されるのか、それぞれの消費税はいくらになるのかの計算を、レシートから拾うのはとても大変。例えば、1枚のレシートに複数の項目があるならば、最も大きな項目の支出を家計簿に計上する、という少々手を抜いた方法もおすすめです。

何にいくら使っているのかが細かくわかればベターですが、いくら収入があって1カ月の支出はいくらなのか、その流れをつかむのが最も大切なこと。完璧を求めすぎずざっくりと、長く続けることを目標にして、余裕が生まれたら精度を上げていく……という気持ちで取り組んでみましょう。

支出を振り返ってみよう

家計簿をつける母親
画像:yamasan0708/Shutterstock

ゆる~くでも家計簿をつけることに成功したら、各支出の1カ月あたりの予算を決めてみましょう。ここでのポイントも“張り切りすぎない”こと。無理なく達成できる予算を設定したら、定期的に振り返る習慣もつけましょう。どんなにきちんと家計簿をつけても、それを活かせなければ意味がありません。振り返る頻度は1週間に1回程度で十分。決めた予算をオーバーしていないか、オーバーしたらその原因と対策を考える癖をつけてみて。

支出といくら貯蓄ができるかがわかれば、“先取り貯蓄”にもチャレンジしてみましょう。せっかく頑張って節約しても、意識していなければ浮いたお金はすぐに消えていってしまいます。月々5,000円の積立でもいいので、確実に貯蓄するように心がけてください。家計簿を続ければ、“使途不明金”も徐々に減っていくので、少しずつ積立額を増やしていくのも良い方法です。

FP・八束のひとこと

新年の初めに、肩の力を抜いて家計管理にトライしてみて下さい。家族が今年一年で実現したい夢をイメージして、そのために節約することを目標にすると、モチベーションもアップしますよ!

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文/八束和音(CFP認定者)

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