もち米から作ったパリパリの皮にあんこを挟んだ最中(もなか)は、日本で古来より食べられてきた伝統的なお菓子です。今回は、あんこと“あるもの”を挟んだ新感覚の最中『あんぽーね』をご紹介します。
京都土産や大切な日の贈答品にもぴったりなお菓子なので、ぜひチェックしてくださいね!
「京都祇園あのん」の「あんぽーね」とは
芸舞妓さんが行き交う花街の祇園に本店を構える『京都祇園あのん』。あんこをテーマにした和菓子や和洋の枠を尽くした新感覚のお菓子を製造・販売しています。
今回ご紹介する『あんぽーね』は、十勝産小豆をじっくり炊きあげた粒あんとマスカルポーネチーズを使用した自家製クリームを最中皮でサンドしていただく、和洋折衷のスイーツです。
通常商品のほかに季節ごとに違った餡を使用した限定商品もあり、3〜4月『さくら』、7〜8月『もも』、9月〜12月『栗きなこ』、1〜2月『ちょこれーと』と、様々な味わいを楽しむことができます。
こだわりの粒あん・チーズクリーム・最中皮
今回は『あんぽーね(粒 5個入り)』(1,836円)をオンラインショップにて購入しました。小豆色のパッケージがシックでおしゃれ♡
中に入っているのは、最中皮5組、瓶詰の粒あん1個、瓶詰のチーズクリーム1個、木製スプーン2本です。
粒あんとチーズクリームは可愛らしい瓶にみっちり詰まっています。粒あんは80g、チーズクリームは70g入っているので、たっぷり最中に詰めることができますよ♡
最中を作る前にそれぞれ少しずつ味見してみました!
十勝産の小豆をじっくり炊きあげた粒あんは、甘すぎず小豆本来の旨味を感じるような味わい。塩味も少しきいていて、チーズクリームとの相性を考えて作られていることがわかります。
マスカルポーネチーズを使用した自家製クリームは、スフレのようにふんわりとした食感ながらも濃厚な甘さで、ほんのり酸味も感じます。チーズクリームだけでも1つのスイーツとして十分な美味しさです……!
そして、粒あんとチーズクリームを挟むのがこちらの最中皮。滋賀県産の糯米『羽二重糯(はぶたえもち)』を使用した香ばしく歯切れの良い最中皮です。
作るのも楽しい♡ 「あんぽーね」の気になるお味は?
それでは最中を作っていきましょう!
最中皮に粒あんとチーズクリームをお好みで乗せていくのですが、公式のおすすめは“粒あん6:チーズクリーム4”の割合とのこと。まずはその割合で乗せてみることに。
最中の皮でサンドすれば完成です。粒あんもチーズクリームもたっぷり贅沢に挟んでみました♡
あんことチーズという普段あまり口にしない組み合わせでしたが、その相性は驚くほど抜群! コクのある小豆の味に、チーズの風味や酸味がまろやかに口の中で混ざり合います。
粒あんとチーズクリームの甘みの中、最中皮の香ばしさもとてもよいアクセントになっていました◎
粒あんを多めにしたり、チーズクリームを多めにしたり、好きな割合で最中を作れるのがこちらの商品の魅力。色々な割合を試して、自分好みの味わいを見つけるのも楽しいですよ♡
粒あんとチーズクリームは開封後要冷蔵のため、翌日は冷やした状態で食べてみたのですが、チーズクリームの濃厚さがアップしたように筆者は感じました! 冷やすとまた違った美味しさを味わえるので試してみてくださいね。
「あんぽーね」は店舗またはオンランショップで購入
『あんぽーね』は『京都祇園あのん』の店舗またはオンランショップで購入できます。
『京都祇園あのん』では、『あんまかろん』や『あんふるーつかん』など、『あんぽーね』のほかにもあんこを使用した和と洋の融合スイーツを販売中。普段和菓子をあまり食べない人も、気になるスイーツが見つかるかも! 一度ラインアップをチェックしてみてくださいね。
母の日、父の日、敬老の日などには限定パッケージも登場。また、出産祝いや内祝いにもぴったりな、紅白最中の『しあわせあんぽーね』も人気です! 大切な日の贈り物にもぜひ♡
【店舗詳細】
京都祇園あのん 京都祇園本店
住所:京都府京都市東山区清本町368-2
電話番号:075-551-8205
営業時間:【物販】12:00~18:00【カフェ】12:00〜17:30(L.O.17:00)
定休日:火曜日
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文/中村ゆか
【画像】株式会社サザエ食品/中村ゆか
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