紫芳軒の京つくね
KBS京都社員のおすすめ

定番から斬新な味まで! 手土産にもぴったりな「おかき」【京都のローカル放送局社員のおすすめ】

実家への帰省など、親戚が集まる機会も多い年末年始。手土産は何がいいのか迷う方も多いですよね。

そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「年末年始の“ご挨拶・手土産”に“最強の京都の逸品”を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がった手土産をご紹介。

今回は、『米菓匠 紫芳軒(しほうけん)』のおかきをご紹介します。洋菓子と並んでさまざまな世代に受け入れられやすい手土産の一つなので、ぜひチェックしてくださいね。

カフェ併設の落ち着いたお店

紫芳軒の外観
画像:ノクオ

1946年に菓舗として四条河原町で創業した『米菓匠 紫芳軒』。その後、米菓専門店へと形を変え、1996年に北区の玄琢下に移転したのを機に、炭火手焼のおかきの製造を復活させました。

2021年から現在まで営業する大宮南椿原町の店舗は、カフェを併設したおかき販売のお店として人気があります。ただし、12月など繁忙期にはカフェを休業されることもあるのでご注意を。

紫芳軒の内観
画像:ノクオ

早速入店してみると、外からの陽が差し込む明るい店内。おかきがぐるりとディスプレイされていて、とても見やすいのが印象的です。ベビーカーで来たパパ・ママもゆっくり商品を見られそう。

購入方法は、お持ち帰りやカフェでのイートインだけではないのも魅力。ネット販売や百貨店催事への出展もされているので、ご自身の都合の良い方法で手に入れられますよ◎

豊富な種類にワクワク

炭火手焼をうたうパネル
画像:ノクオ

紫芳軒のおかきは、素材や調味料選びから製法まで余念がありません。その商品の特徴に合った厳選素材に無添加の調味料を用い、昔ながらの職人の手仕事で仕上げられています。

商品ディスプレイ①
画像:ノクオ

一方で、古典的な味だけにこだわらず、新たな風味や製法を取り入れた商品もたくさんあります。購入する側としてはうれしい悩み◎

定番のしょうゆ味も外せませんが、カレー味などの一歩進んだ商品も見逃せません。KBS京都社員アンケートにおいても、「あったかい緑茶にぴったりの薄味のてづくりおかきがとってもおいしい。定番ののりとかしょうゆもいいけど、カレー味とか山椒味とかもおすすめ。法事のときの御遣い物にも便利。」とのコメントがありました。

商品ディスプレイ②
画像:ノクオ

甘味を引き立たせた商品や、季節を感じさせてくれる期間限定の商品も人気を集めています。通常の手土産だけでなく、法事のときの御遣い物などにもピッタリの商品がきっと見つかりますよ!

特におすすめの商品3選

紫芳軒のおかきの豊富な種類の中から、特におすすめの商品を3つ選んでみました。それぞれ違った味わいがあっておすすめなので、以下を参考にぜひ手土産の候補に入れてくださいね!

(1)レモン塩おかき

レモン塩おかき全体像
画像:ノクオ

まずは、『レモン塩おかき』(691円)をご紹介します。焼き上げたおかきに、長崎五島の粗塩を使いオリジナルで制作したレモン塩をまぶした商品。もともとは季節限定商品でしたが、とても好評だった経緯から、通年販売に格上げになった商品です。

レモン塩おかきのズーム
画像:ノクオ

丹精込めて焼き上げられた千枚おかきは、下地は控えめのしょうゆ味。そこに少し酸味の効いたレモン塩がちょうど良いアクセントになっていて、サクサクいただけます。

一袋でたっぷり分量はありますが、一枚ずつが小さく仕上げられているので「少し何かつまみたい」ときにも最適。子どもでも食べやすい、バランスの取れた商品です。

(2)京つくね

京つくねの袋
画像:ノクオ

次におすすめするのは、『京つくね』(648円)。ふんわり柔らかく焼き上げられた生地に甘口しょうゆを絡めたおかきです。小粒の黒豆とピーナッツが飴によって絡みついているのが特徴です。

京つくねのズーム
画像:ノクオ

外はカリッと、中はフワッとした食感が楽しい! 濃い目の甘辛いしょうゆと黒豆やピーナッツの風味が口の中で混ざり合います。素朴な甘さがとても癖になる一品で、渋いお茶と良く合いますね◎

(3)くるみしぐれ

くるみしぐれの袋
画像:ノクオ

最後は、少し変わり種の『くるみしぐれ』(648円)をご紹介。米粉を小さな粒にして飴で固めた“おこし”風のあられです。こちらも元々は期間限定商品でしたが、お客さんのご要望を受けて通年商品になったんだとか。

くるみしぐれの袋
画像:ノクオ

つぶつぶの形状から、噛むとバラバラにほどける独特の食感がすばらしい! くるみの香ばしさとキャラメルの甘味が、まるで洋菓子のように米菓をまとめあげています。

日本茶だけでなく紅茶にも合いそうな一品。手土産に持っていけば、ありそうでなかったおいしさに喜んでもらえるのではないかと思います。

店舗詳細

米菓匠 紫芳軒
住所:京都府京都市北区大宮南椿原町8-1
最寄:京都市バス「加茂川中学前」徒歩5分
電話番号:075-495-4685
営業時間:10:00〜18:00
定休日:土日祝
駐車場:なし

【パパママ向け情報】
ベビーカー入店:OK

【支払い・予約情報】
支払方法:現金・カード・QRコード

ライター・ノクオのひとこと

いろいろな種類のおかきを提供してくれるお店で、今回紹介した商品はあくまでもごく一部です。甘い系が好きな方も塩っぱい系が好きな方も、きっとお気に入りが見つかるはず!

実店舗には『割れおかき』のようなお得商品も販売されているので、近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

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文/ノクオ

【画像】ノクオ
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