愛され続けた歴史ある店から話題の新店まで数多くの飲食店が立ち並ぶ京都。せっかくランチをするならおいしいお店で“外食の幸福感”を存分に味わいたいですよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「ぜひ一度は食べてほしい京都の名中華店を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、新鮮な野菜を使った本格台湾料理が楽しめる『台北城』(京都下京区)を訪れました。
台湾出身の夫婦が作る世界感
京都市営地下鉄・四条駅から徒歩約5分。観光やビジネスなどさまざまな人が行き交う場所に、こじんまり佇む異国感あふれる建物。台湾出身の夫婦が営む本格台湾料理店です。
空心菜などの野菜は、なんとご主人がお店の屋上で育てています! 日本で簡単に手に入らない野菜を、新鮮なうちに料理したいというご主人のこだわりなんだとか。メニューにない料理でも、材料があればリクエストに応えて作ってくれるのだそう。
入店してまず目に飛び込んでくる店内の様子は、まさに台湾! 2階は夜の宴会のみ予約可能で、ランチを終えたお客さんが、お店のファンになってそのまま夜の予約をすることも。ランチの定食は家庭的なメニューが多いですが、一品料理は本格台湾料理が揃っているので、夜に訪れてお酒と料理を楽しむのも良いですね。
奥行きのある店内は、外観から想像できない広さです! 1階は約60席あり、それぞれ2~8人掛けのテーブル席になっています。
お店の雰囲気を底上げしているのが、この天井タイル。圧巻の美しさで見惚れてしまいます♡ こちらのタイルは、ご主人が台湾から持って来て敷き詰めたそう。非日常的な空間を味わいながら食事を楽しめますね。
向かって左側は、仕切りのある半個室が4つ。おしゃべりをしながらゆっくり食事ができて、子連れにも嬉しいですね◎
迫力満点! 一番人気の唐揚げ
人気メニューの『若鶏の唐揚げ定食』(1,100円)は、唐揚げ4個、ライス、スープ、サラダ、漬物、杏仁豆腐が付いています。
唐揚げはとにかく大きくて、驚くほどのボリューム! 豆板醤を使ったピリ辛な味付けで、前日からタレに付け込んでいるそう。味に深みが出ていて絶品です◎ 本格台湾料理が揃う同店ですが、お昼の定食は日本人向けの味付けなので、お客さんの胃袋をガッツリ掴んでいます。
KBS京都の社員アンケートでは「から揚げがゲンコツサイズとおおぶりで、ボリュームたっぷり。」という声がありました。
定食に付いている杏仁豆腐は、杏仁霜を使わずミルクで作っているそう。癖がなくさっぱりした味わいで、味わい深い中華の後にぴったりです◎
お昼の定食は、他に『麻婆豆腐定食』(1,000円)や『青椒肉絲定食』(1,000円)など7種類ありますが、一番人気は、やはりこのメニューなんだそうです。
定食とセットだとお得! ニンニク不使用の餃子
『餃子 5個』(500円)は、お昼の定食メニューに追加すると、100円値引きの400円! ニンニクが入っていないので、あっさりとした上品な味わい。
ラー油と醤油の合わせだれもおいしいですが、お酢に胡椒を入れる“酢胡椒”がおすすめなんだそう。胡椒のピリっとした辛さと、酢のさわやかな酸味が絡み合って、餃子の旨みを引き立ててくれる味わいに。あまりのおいしさに一瞬で平らげてしまいました!
新鮮な野菜を使った本格台湾料理が楽しめる『台北城』。本場の味が食べたくなったらぜひ訪れてみてくださいね!
【店舗詳細】
台北城
住所:京都府京都市下京区綾小路通東洞院東入神明町244
電話番号:075-352-5377
営業時間:11:00~14:00/17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:不定休 ※来店時は事前に店舗にご確認ください。
文/ミヤザキカレンダー
【画像】ミヤザキカレンダー
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。