テレビ番組

【手描友禅】多くの受賞歴をもつ京友禅作家の大村幸太郎さんの人生哲学を谷口キヨコが紐解く!

KBS京都で放送中の『谷口流々』。
谷口キヨコが、京都を中心に活躍する人々の仕事現場に足を運び、十人十色の人生哲学を紐解いていきます。

2026年5月16日(土)の放送では、京友禅作家の大村幸太郎さんにお話を伺いました。

プロフィール

画像:KBS京都『谷口流々』

今回ご紹介する大村幸太郎さんは、手描友禅の染め職人です。京友禅作家の故・大村禎一氏を父に持ち、美術大学を卒業後、3人の師匠に弟子入りして経験を積みました。
 
美術大学に入学し建築デザインについて学んだ大村さんですが、やりたいことが見つからず進路に悩んでいたそうです。そこで父から友禅の修行を提案され、自分を見つめなおす機会として絞り染めの木原明先生を師事し、弟子入り後はとにかく作品を賞にかけ続けろと言われ、1年後、オリジナリティーのある作品として入賞し、表現者としての魅力にはまっていったそう。
 
父の勧めもあり友禅の吉田喜八郎先生に1年間師事し、職人としての高度な技術を学びました。その後父を3人目の師匠とし、大村工房へと戻ると、作品の作っている背中をみて、作品への向かい方を見本としたそうです。父が亡くなる直前、いよいよ一人の職人として生きていく覚悟を持った大村さんが、すの時から絵が変わりだし、そこで父にも初めて褒められたといいます。

一人前になる職人の登竜門である日本伝統工芸展に初入選すると、それが自信につながり、「これで仕事をやっていける」と確信した瞬間だったといいます。
 
常に以前の自分の作品から逸脱するものをつくる大村さんは、気持ちの入った満足できる作品がつくれたら父に見てもらいたいと語ります。

文/KBS京都

【画像・参考】谷口流々(毎週土曜日9:30~10:00) – KBS京都
※この記事は、2026年5月16日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。