ホットコーヒーとフルーツサンドとカツサンド
グルメ

ノスタルジックな雰囲気が漂う「昭和レトロな喫茶店」【京都市上京区】

京都の街歩きのひと休みに立ち寄りたい喫茶店やカフェ。昨今“レトロでエモい”とブームになっているディープなレトロ喫茶や、洗練されたおしゃれなカフェなど、京都には今と昔が調和したさまざまなお店が点在しています。

今回は京都のローカル放送局KBS京都の社員に「おすすめの喫茶店・カフェを教えて」というアンケートを取り、名前の挙がったお店をご紹介します。

今回は、『喫茶 静香』(京都市上京区)を訪れました。

昭和12年創業! 世代を超えて愛される「喫茶 静香」

喫茶静香の外観
画像:喫茶静香

京都西陣にある『喫茶 静香』。先斗町の芸妓“静香さん”の住まいを創業者が引き継ぎ、同店をオープン。店名の“静香”は、芸妓さんのお名前が由来だそうです。

喫茶静香のアイコンが描かれたインテリア
画像:MAYU

同店はご家族で代々お店を継承しており、2024年現在は5代目。ショップカードに描かれているイラストは、3代目店主なのだそう♡

喫茶静香の内観
画像:MAYU

店内は、どの席もソファ席です。腰を下ろしてホッと落ち着く空間になっています。

喫茶静香の内観
画像:MAYU

馴染みのお客さんはもちろん、観光客など、世代を問わず連日たくさんの方が訪れているとか。

レトロなレジ
画像:MAYU

店内の至るところには、創業当時から置いてある昭和レトロなインテリアを楽しむことができ、こちらは年代もののレジだそう……!

どこか懐かしく癒しもあるインテリアや絵画もあるので、ぜひ店内にも注目してみて♡ 

人気で売り切れる日も!? 断面図が美しい「フルーツサンド」

白いお皿にのったフルーツサンドとホットコーヒー
画像:MAYU

たっぷりのフルーツ、2種類の生クリーム、いちごのソースがサンドされた『フルーツサンド』(900円)。

旬のフルーツを使用しているため、訪れるたびに内容が変わるのも嬉しいポイント♡ 

白いお皿にのったフルーツサンド
画像:MAYU

姉妹店の『パンとコーヒーのSHIZUKA』のブリオッシュを使用しており、水を使わず低温でじっくりと焼き上げるため、柔らかい食感が楽しめます♡ 

手に持ったフルーツサンド
画像:MAYU

ブリオッシュは、フルーツと生クリームの甘さと相性ぴったり! 売り切れる日もしばしばあるそうで、来店前の事前予約がおすすめですよ。

肉厚でジューシーな「豚カツサンド」も要チェック

白いお皿にのったカツサンド
画像:MAYU

グルメ系のサンドイッチメニューも提供しており、中でもおすすめなのが『豚カツサンド』(1,200円)。

手に持ったカツサンド
画像:MAYU

こちらのパンは、米粉・米油を配合したもちっ、ふわっとした食パンを使用しています。肉厚でジューシーなカツはボリュームたっぷりで、食べ応え抜群! 

※注文の際は、1人ワンドリンク制(フード単品の注文不可)

サイフォンで一杯ずつ丁寧に淹れる自慢のコーヒー

サイフォンで淹れるコーヒー
画像:MAYU

サイフォンで淹れるコーヒーもファンが多い人気メニュー。サイフォンは、お湯の蒸気圧を利用し、コーヒー豆に注湯してゆっくりと時間をかけて抽出する“浸漬法”。

高温を保ちながら短時間で抽出するため、ドリップとはまた違ったまろやかな口当たりと香り高い一杯が楽しめます。

茶色のマグカップに入ったホットコーヒー
画像:MAYU

おすすめの『ブレンドコーヒー』(450円)は、苦味、酸味、まろやかさの3つの味わいが楽しめる至福の一杯。

ドリンク+フードメニューで150円引きとなるので、サンドイッチ各種やデザートと合わせてご賞味あれ! 

コーヒーのいい香りが包まれた昭和レトロな空間で、思い思いの時間が楽しめる『喫茶静香』。ぜひ、のんびりとした時間を過ごしに、立ち寄ってみては♡ 

【店舗詳細】
喫茶静香
住所:京都府京都市上京区南上善寺町164
電話番号:075-461-5323
営業時間:平日10:00〜17:00(L.O.16:30)、土曜日10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:水曜、日曜、その他不定休 ※詳細はインスタグラムをチェック

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文/MAYU

【画像】喫茶 静香/MAYU
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