祇園祭グルメ
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【2025年最新版】逃さず食べたい!「祇園祭グルメ&スイーツ」11選

古都として知られ、長い歴史と文化的な重要性を持つ、京都。長きにわたって日本の文化の中心地として栄えた京都にはたくさんの風物詩があります。

京都の風物詩をご紹介する連載『きょうとの風物詩とくらす』。

今回は“祇園祭で食べたいグルメ&スイーツ11選”をご紹介します!

祇園祭の宵山・宵々山

祇園祭、山鉾巡行の様子
画像:Alexander Hagseth/Shutterstock

7月の京都で1か月かけて行われる『祇園祭』。約1100年以上の歴史を持ち、その起源は平安時代にまでさかのぼります。

前祭(さきまつり)の山鉾巡行が行われるのは7月17日。その前の2日間である7月15日・16日を宵々山・宵山といいます。

『祇園祭』の夜の様子
画像:EvergreenPlanet/Shutterstock

宵々山・宵山の夕方頃からは四条通り、烏丸周辺は車が規制され、歩行者天国へと一変。

屋台や露店が並び、通りには巡行を控えた山鉾が展示され、祇園囃子が聞こえてきます。日が暮れると山鉾の提灯には火が灯され、幻想的な空間が広がります。

山鉾によっては山鉾に登れたり、限定手ぬぐいや御朱印などの限定グッズが販売されたりと、見どころ満載の祇園祭の魅力の一つです。

イチオシの祇園祭グルメ&スイーツ

そんな宵々山・宵山では、祇園祭限定のグルメやスイーツがたくさん販売されています。中には、大人気で行列必至のお店や、売り切れてしまうお店も。

今回は、きょうとくらす編集部がおすすめする祇園祭グルメ&スイーツを11個ご紹介します!

1:膳處漢ぽっちり「しみだれ豚まん」

『膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり』の『しみだれ豚まん』
画像:膳處漢ぽっちり

中国料理『膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり』の『しみだれ豚まん』(600円)は、行列必至の祇園祭グルメ。豚肉、椎茸、山くらげなどが大きめサイズでカットされ、ぎっしり詰まった食べごたえ抜群の豚まんです。肉汁が豚まんの皮にしっとりと浸み込み、蒸し立ての豚まんに塗られた香ばしい特製ダレが堪らない一品です。

オンラインストアでも購入可能な『しみだれ豚まん』ですが、出来立てが食べられる大チャンスです! 

【商品詳細】
膳處漢ぽっちり しみだれ豚まん
販売場所:膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり 店の前の屋台
住所:京都府京都市中京区天神山町283-2
販売期間:2025年7月13日(日)~16日(水)各日11:30から販売開始予定
※なくなり次第終了

2・3:Qué Pasa downtown「スペアリブ」「ブリトー」

スペアリブ
画像:Qué Pasa downtown

本格的なメキシコ料理を提供する『Qué Pasa downtown(ケパサダウンタウン)』では、祇園祭限定で『スペアリブ』(800円)が登場! 毎年祇園祭に登場する人気メニューで、行列ができることもしばしば。スパイスでじっくり煮込み、バーベキューソースを絡めて焼いているので、しっかりした味わいと柔らかい食感が特徴です。

ブリトー
画像:Qué Pasa downtown

同店の定番である『ブリトー』(1,200円)は、ポーク・チキン・ビーフ・ベジタブルの4種類から選択可能。トルティーヤ生地にメキシカンライス、チリビーンズ、サルサ、レタス、チーズ、サワークリーム、そしてメインの具材がたっぷり入っています♡

【商品詳細】
Qué Pasa downtown(ケパサダウンタウン) スペアリブ/ブリトー
販売場所:Qué Pasa downtown
住所:京都府京都市下京区相之町142
販売期間:【スペアリブ】2025年7月15日(火)・16日(水)
※ブリトーは通年販売

4・5・6:老香港酒家京都「フカヒレ豚まん」「北京ダック」「牛バラあんかけ御飯」

老香港酒家京都のフカヒレ豚まん
画像:老香港酒家京都

ワゴンの飲茶サービスを体験できる『老香港酒家(オールドホンコンレストラン)京都』では、今年は店頭にて広東料理を販売! 毎年大人気の『フカヒレ豚まん』(500円)は、香港出身の点心師が作る祇園祭限定商品です◎

老香港酒家京都の北京ダック
画像:老香港酒家京都

また、本場の焼き物専門シェフが釜で焼きあげた『北京ダック』(500円)も屋台でカットして販売。店内で食べるよりもリーズナブルに堪能することができます。

老香港酒家京都の牛バラあんかけ御飯
画像:老香港酒家京都

小腹がすいている人には、『牛バラあんかけ御飯』(700円)もおすすめです♡

【商品詳細】
老香港酒家京都 フカヒレ豚まん/北京ダック/牛バラあんかけ御飯
販売場所:老香港酒家京都
住所:京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620
販売期間:2025年7月15日(火)・16日(水)

7・8:酒菜食房いち「ハモかつバーガー」「ゴロゴロいちごミルク」

酒菜食房いちのはもかつバーガー
画像:酒菜食房いち

『酒菜食房いち』の『はもかつバーガー』(800円)は、毎年大人気の祇園祭限定グルメ。京都の老舗ベーカリー『進々堂』のバンズに、国産の鱧と野菜、そしてしば漬けタルタルソースを挟んだ豪華なバーガー。カラッと揚げた鱧とタルタルソースの相性が抜群です♡

酒菜食房いちのゴロゴロいちごミルク
画像:酒菜食房いち

また、同店で同じく人気なのが『ゴロゴロいちごミルク』(600円)。暑い夏に冷たいかき氷は欠かせません! 自家製のイチゴシロップに果実がのったぜいたくなかき氷。抹茶味もありますよ♡

テラス席もあるので、放下鉾を見ながら座ってゆっくり味わうこともできますよ。

【商品詳細】
酒菜食房いち はもかつバーガー/ゴロゴロいちごミルク
販売場所:四条新町上がる放下鉾 真横
住所:京都府京都市中京区新町通四条上ル小結棚町431 1階
販売期間:2025年7月13日(日)~16日(水)昼頃〜夜/2025年7月22日(火)・23日(水)夕方〜夜

9・10:若菜屋「祇園囃子」「みたらしだんご」

若菜屋の祇園囃子
画像:若菜屋

京都栗菓匠『若菜屋』の祇園祭限定品が『祇園囃子(ぎおんばやし)』(1箱4本入 860円)。毎年大人気の商品で、宵々山、宵山は完売する店舗が続出。丁寧に焼き上げた皮に包まれた求肥は、口に入れると爽やかな柚子の香りが広がります◎

若菜屋のみたらしだんご
画像:若菜屋

また、店頭では『みたらしだんご』(120円)の販売もあります。祇園祭などの限定イベントでしか販売しておらず、毎年1日で約2,000個が完売。宵々山、宵山は18時ごろから毎年行列ができるほどの大人気グルメです。

【商品詳細】
若菜屋 祇園囃子/みたらしだんご
販売場所:【祇園囃子】直営店舗と一部店舗のみの取り扱い【みたらしだんご】若菜屋 四条西洞院店
住所:【みたらしだんご】京都府京都市下京区西洞院通四条下る妙伝寺町687-2
販売期間:【祇園囃子】2025年7月1日(火)~24日(木)頃まで【みたらしだんご】2024年7月14日(月)〜16日(水)

11:永楽屋「水あずき」

『永楽屋』の『水あずき』
画像:永楽屋

『永楽屋』の『水あずき』(540円)はストローでいただく“飲む水羊羹”です。毎年公表の祇園祭限定商品で、暑さに負けないようしっかりと冷やされて販売されます。

一見濃厚そうに見えますが、さっぱりとした小豆の甘さで、寒天のつるんとした喉越しも絶妙です。

【商品詳細】
永楽屋 水あずき
販売場所:永楽屋 室町店
住所:京都府京都市中京区室町通蛸薬師上る西側
販売期間:2025年7月12日(土)〜7月24日(木)開店の10:00~19:00 ※7月15日(火)、16日(水)、7月22日(火)、23日(水)は21時まで
※水あずきは売り切れ次第終了
※7月18日(金)は定休

今年の宵山、宵々山も大変多くの人出が予想されます。屋台のピークは18~21時頃。ご紹介したものはどれもなくなり次第終了です! 賑わい溢れる祇園祭を視覚でも味覚でもぜひ楽しんでくださいね。

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文/きょうとくらす編集部

【画像・参考】膳處漢ぽっちり/Qué Pasa downtown/老香港酒家京都/酒菜食房いち/若菜屋/永楽屋
Shutterstock(シャッターストック):Alexander Hagseth/EvergreenPlanet
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