宵山だんごのパッケージと中身
グルメ

まるで山鉾の提灯! 祇園祭限定の「もっちり食感がたまらないだんご」【京都市下京区】

コンチキチンのお囃子の音が聞こえてくると、京都の長い夏が始まります。豪華絢爛な山鉾が建ち並び、提灯に灯りがともる宵山の夜。あの独特の熱気と高揚感は、何度体験しても心躍るものですよね。

そんな祇園祭の大きな楽しみのひとつが、この期間にしか味わえない特別なグルメ。たくさんの屋台やお店が限定メニューを出す中、「これは絶対に食べておきたい!」という逸品があります。

そこで、きょうとくらすライターがおすすめする“祇園祭に食べたいグルメ”をご紹介。

今回は、ライター・中村ゆかが『亀屋良長』の『宵山だんご』をご紹介します。祇園祭の山鉾をイメージしたお菓子は、この時期の手土産にもぴったり。販売期間が限られているため、手に入れたい方ぜひチェックしてくださいね!

老舗京菓子屋「亀屋良長」による祇園祭限定商品

亀屋良長本店外観
画像:中村ゆか

今回ご紹介する『宵山だんご』(1,620円)は、220年以上の歴史を持つ京菓子屋『亀屋良長(かめやよしなが)』による祇園祭期間限定商品です。

『亀屋良長』本店のほか、ジェイアール京都伊勢丹店、京都高島屋 季節生菓子コーナーにて購入できます。

祇園祭の月鉾
画像:中村ゆか

京都の町に山鉾が立ち並ぶ頃に販売開始される『宵山だんご』。

2025年の販売期間は、本店のみ7月10日(木)〜7月24日(木)ごろまで(※なくなり次第終了)、ジェイアール京都伊勢丹店と京都高島屋 季節生菓子コーナーでは7月10日(木)〜7月17日(木)です。

味噌餡をやわらかい求肥で包んだ「宵山だんご」

宵山だんごパッケージ
画像:中村ゆか

山鉾の駒形提灯に見立てた『宵山だんご』。鉾の形を思わせるパッケージも素敵ですね。

宵山だんご中身
画像:中村ゆか

マス目に仕切られた箱のなかには、一口サイズのお団子が10個。

お団子には本物の山鉾の提灯同様に、八坂神社の御神紋である巴と木瓜の焼き印が押されています。

氷餅がまぶされた求肥の中に透けるピンク色の味噌餡は、まるで灯りがともった提灯のよう。見ていると祇園祭の情景が呼び起こされるようなお菓子です。

亀屋良長の宵山だんご
画像:中村ゆか

求肥は、指で持ち上げると形が崩れてしまいそうなほど柔らかく、もっちもち♡ 中に包まれたやさしい甘さでの白みそ餡は京都らしさを感じる味わいです。

味にクセもなく見た目もかわいらしいので、子どもから大人まで喜ばれるお菓子だと感じました。ぜひ一度味わってみてくださいね!

商品詳細

亀屋良長 宵山だんご
販売場所:亀屋良長本店、ジェイアール京都伊勢丹店、京都高島屋 季節生菓子コーナー
本店住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
販売期間:【本店】2025年7月10日(木)〜7月24日(木)ごろまで(※なくなり次第終了)、【ジェイアール京都伊勢丹店/京都高島屋 季節生菓子コーナー】7月10日(木)〜7月17日(木)

ライター・中村ゆかのひとこと

『亀屋良長』本店は、鉾巡り中にもアクセスしやすい四条油小路にあります。『宵山だんご』のほかにも祇園祭限定商品を数多く取り揃えているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

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写真・文/中村ゆか

【画像】中村ゆか
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※画像は昨年以前に撮影したものです。