祇園ボロニヤのデニッシュ食パン
パン

おやつにもぴったり! 地元で愛される元祖デニッシュ食パン【京都市東山区】

日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんを紹介します。

さて、今回ご紹介するのは、ふんわりおいしい元祖デニッシュ食パンのお店です。

和モダンな外観が魅力のデニッシュ食パン専門店

和モダンなお店の外観
画像:みやこ

地下鉄東西線・東山駅から徒歩約4分、知恩院前交差点を少し上がった西側にある『京都祇園 ボロニヤ』。京都らしい高級感漂う和モダンなお店です。

お店の看板
画像:みやこ

かつて、運営会社である京栄食品株式会社は、東山でボロニヤソーセージを販売していました。そのお店は、地元の人々や観光客の間で瞬く間に評判となり、行列ができるほどの人気店でした。

その成功を背景として、1979年に新しく考案したデニッシュ食パンの店名には、馴染み深い『ボロニヤ』の名を冠し、地域名でもある『京都祇園』を組み合わせて『京都祇園 ボロニヤ』と名付けられたのだそう。

ベビーカーでも安心な広々とした店内

広々とした店内
画像:みやこ

広々とした店内は、ベビーカーを押しながらの移動もラクラクなので、小さな子どもを連れたパパ・ママもリラックスしてパン選びができます。

明るい店内
画像:みやこ

大きな窓から差し込む光が店内を明るく照らす心地よい雰囲気。店内にはベンチも設けられているので、子どもが歩き疲れてしまった時に一息つくことも◎ 親子でのんびりと過ごせますよ。

棚に並んだデニッシュ食パン
画像:みやこ

同店の看板メニューである『元祖デニッシュ食パン』は、通常の食パンとは違って生地にシート状の油脂を折り込むことで、外はサクサク、中はふんわりとした食感とリッチな風味が楽しめるパンです。

定番のプレーンをはじめ、いろいろな種類が揃っています。『デニッシュ食パン』は基本1.5斤展開で、『はんなりデニッシュ』は1斤と2枚スライスがあります。

種類豊富なデニッシュ食パン
画像:みやこ

こちらの棚に並んでいる『はんなりデニッシュ』は、子どもも大好きな甘いフレーバーが、バリエーション豊富に揃っています。家族みんなでお気に入りの味を見つけるのも楽しそうですね。

おすすめの「デニッシュ食パン」をご紹介

おすすめのデニッシュ食パン3種
画像:みやこ

今回は種類豊富な『デニッシュ食パン』の中から、筆者がおすすめする3種類をご紹介します。

(1)京あん

『京あん』(399円)
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『京あん』(2枚入 399円)は、京都の上質なあんこをふんだんに使用したデニッシュ食パンです。

しっとりとしたデニッシュ生地に、程よい甘さのあんこが絶妙に絡み、バターの豊かな風味とほんのり効いた塩気がさらに味わいを引き立てます。一口ごとに広がる和と洋の絶妙なハーモニーを、子どもから大人まで家族みんなで楽しめます。

(2)抹茶あずき

『抹茶あずき』(378円)
画像:みやこ

『抹茶あずき』(2枚入 378円)は、風味豊かな宇治抹茶を練り込んだデニッシュ生地に、大納言あずきをぜいたくに使用したパンです。

抹茶のほろ苦さと香り高い生地に、ほくほくとした甘さのあずきが良く合う、京都ならではのおいしさを楽しめます。抹茶好きにはたまらないデニッシュパンです。

(3)メープル

『メープル』(346円)
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『メープル』(2枚入 346円)は、メープルシロップの甘さがたまらないデニッシュパンです。ふんわりとした生地に、メープルシロップのまろやかな甘さと豊かな香りがじんわりと溶け合い、ぜいたくな味わいを堪能できます。一口食べるたびに、思わず笑顔がこぼれるような至福の一品です。

デニッシュ食パンは、そのままでも十分おいしいですが、トーストすると甘みが増し、さらに柔らかくなっておすすめです。ぜひ試してみてくださいね◎ また、種類がとても豊富なので、家族全員で楽しめるだけでなく、贈り物や手土産にもぴったりですよ。皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

【店舗詳細】
京都祇園ボロニヤ本店
住所:京都府京都市東山区高畑町609 サンコーポ東山1階
電話番号:075-561-5837
営業時間:9:00〜18:00
定休日:不定休

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取材・文/みやこ

【画像】みやこ
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