暮らす

お弁当のマンネリを解決! 子どもが喜ぶ3品レシピ

KBS京都アナウンサー・海平和さんが、暮らしの中でふと感じた「ちょっとしたモヤモヤ」や「今日のごはん、どうしよう?」というリアルなお悩みをぽつり。
そんな声に耳を傾けてくれるのは、きょうとくらすのレシピライター・ikuraさん。
旬の食材や身近な工夫で、日常をちょっと軽くする“おいしいヒント”をお届けします。

海平アナウンサー、お帰りなさい!

10月に産休から復帰した海平アナウンサー。きょうとくらすの読者の皆さんも、海平さんの優しい笑顔と声に、また会えるのを楽しみにされていたのではないでしょうか。

実は今回、海平さんがお休みに入られる前に、もう一つお悩みを伺っていました。それは、多くのパパママが頷くであろう“お弁当のレパートリー”について。

「普段のごはん以上に、お弁当となるとマンネリになりがちで……。彩りも栄養も考えたいけれど、朝は時間がない!」 そんなリアルな声に、ikuraさんが「冷凍もできて、普段のごはんにもなる」素敵な3品のお弁当レシピを教えてくれました。

たっぷりキャベツの米粉お好み焼き

材料

画像:ikura

キャベツ・・・60g(柔らかい葉の部分のみ)
卵黄・・・1個分
米粉・・・大さじ2
水・・・大さじ2
鰹節・・・ふたつまみ
食用油・・・少々

作り方

画像:ikura

(1)キャベツは2mm角ぐらいに細かく刻む。

画像:ikura

(2)ボウルに(1)のキャベツ、卵黄、米粉、水を入れよく混ぜ、鰹節を細かく指で揉みながら入れさらに混ぜる。

画像:ikura

(3)フライパンにごく少量の油を熱し、(2)のお好み焼きのたねを流しいれ12cmぐらいの円形に広げる。中火で2分焼く。

画像:ikura

裏返して弱火にし、蓋をして4分蒸し焼きにする。

画像:ikura

(4)手づかみしやすいよう、スティック状に切り分けて完成。

ikuraの「おいしくなる」ポイント!
焦げて苦味を感じると子供は食べてくれなくなるので、中火から弱火の間でじっくり蒸し焼きにするのがポイントです。また、2倍、3倍の量で大きく焼き、何回分かに分けてラップし冷凍保存もできます。

鯛の味噌マヨ焼き

材料

画像:ikura

鯛のお刺身・・・2切れ(ひときれ12~15gぐらい)

白味噌・・・小さじ1/4
マヨネーズ・・・みみかき2杯分ぐらい

作り方

画像:ikura

(1)アルミホイルに鯛の切り身を乗せ、白味噌とマヨネーズを混ぜたものを塗る。

画像:ikura

(2)トースターで5分強火で焼いて完成。

画像:ikura

夜ごはんのお刺身を取り分けて次の日にお弁当にできます。

ikuraの「おいしくなる」ポイント!
白身アレルギーがあるとのことでしたが、マヨネーズはほぼ卵黄で作られるのでコクを出すためにごく少量使いましたが、もし気になるようでした、白味噌だけでも構いません。

絹生揚げの白和え

材料

画像:ikura

絹生あげ・・・20g
ほうれん草・・・20g
人参・・・10g
鰹節・・・ひとつまみ
醤油・・・数滴

作り方

画像:ikura

(1)人参は皮を剥き縦半分に切る。

画像:ikura

(2)鍋に湯を沸かし、絹厚揚げ、にんじん、ほうれん草を入れ5分茹でる。

画像:ikura

(3)(2)をざるに上げ、水気をしっかりふき取る。

画像:ikura

(4)包丁で月齢にあったサイズに刻む。

画像:ikura

(5)鰹節を指で細かくもみながら入れ、醤油を数滴かけよく混ぜて完成。

画像:ikura

ikuraの「おいしくなる」ポイント!
月齢にあったサイズに切り分けます。スプーンが使える時期なら細かく、手づかみ時期ならゆびでつまめるサイズにします。

海平アナウンサーも早速チャレンジ!

画像:海平和

お弁当のレパートリーに困っていたという海平さん。ikuraさんのレシピを試してみると、たくさんの発見があったようです。

画像:海平和

「まず、お好み焼きをお弁当に入れるという発想がありませんでした!栄養価が高い米粉で、お野菜がたっぷり取れるのも嬉しいです。お弁当が黄色で彩り豊かになるのも、ありがたいですね」

画像:海平和

『鯛の味噌マヨ焼き』は、お刺身から手軽に作れる点がヒット。 「息子が味噌味が好きなので、とてもおいしかったようです。冷凍しておいたものも、すぐになくなりました。どうしてもお魚メニューが少なくなりがちなので、ありがたい一品です」

画像:海平和

少しずつ好き嫌いが出てきたという息子さん。『絹生揚げの白和え』は、味が気に入ったのか美味しそうに食べてくれたそう。 「お弁当だけでなく、普段のごはんにお野菜をもう少し取り入れたいなと思っていたので、これは嬉しかったです」と、日々の食卓でも大活躍している様子が伝わってきました。

画像:海平和

彩りも栄養も、そしてもちろん美味しさも。親子の“嬉しい”が詰まったお弁当で、秋のお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。

レシピ/ikura 写真/ikura・海平和 文/きょうとくらす編集部