樽酒と手打ち蕎麦を堪能できる立ち飲み店がオープン【京都市上京区】

KBS京都で放送中の『Kyobiz』。
今回は、2023年7月7日（金）に放送された『マチネタ』コーナーから、樽酒とおいしい手打ち蕎麦が堪能できる立ち飲みのお店をご紹介。

日本酒好きさんは要チェックです！

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樽酒と手打ち蕎麦が食べられる立ち飲み店「樽酒と蕎麦 VIBES」

今回ご紹介するお店は、『樽酒と蕎麦 VIBES』。“西陣の台所”とも言われる北野商店街に新しく誕生したお店です。

お祝いの席でよく見られる樽酒と手打ちの十割蕎麦がいただけるお店です。伏見の蔵元で働いていたご主人が樽酒の魅力を伝えるためにオープンしました。

木の香り漂う落ち着いた雰囲気が広がる立ち飲みスタイルのお店です。

お酒が樽の香りをまとって味が膨らんでいくのが樽酒の特徴。日に日に味が変わっていくのを楽しめます。

蕎麦屋をやっている父親の身振り手振りを見て手打ち蕎麦を始めたご主人。味わいの強い樽酒に合わせて、蕎麦の風味も十分出せるようにと工夫しているのだそうです。

手打ち蕎麦と樽酒を一度に味わう贅沢セット

おすすめはご主人手打ちの十割蕎麦と樽酒が一度に味わえる『【樽酒と蕎麦のセット】本日のアテ2皿付き』（2,500円）。アテも豊富についた贅沢なメニューです。

こちらはアテのひとつ『Castella do Paulo』のプリン。口どけのよい濃厚な甘味のプリンですが、お酒にも合うんです♡

合わせていただく樽酒は、西陣にある『佐々木酒造』の『古都 速醸普通酒』。こちらは京都の料理を引き立てる名脇役で、京都のお酒の真骨頂だとご主人は考えます。

喉に引っかからずスッと入ってきて、大変飲みやすいお酒です。

喉越しの良い樽酒に合わせる蕎麦は『茗荷と五辻さんの塩昆布とオリーブオイル』。茗荷と『五辻の昆布』の塩昆布とオリーブオイルの和え蕎麦です。

歯切れがよく、蕎麦の味や香りが口の中にじゅわ〜っと広がる味わい。お酒ともばっちり合います！

地元の北野商店街から仕入れた新鮮な食材をふんだんに取り入れているのも、こちらのお店の魅力です。

お豆腐屋さんのなが〜いきつねが乗った「冷やかけ」

続いてのメニューは『冷やかけ とようけ屋さんのきつね蕎麦』。近所にある豆腐屋さん『とようけ茶屋』のきつねを使った冷たいお蕎麦です。

ゴールテープのように長いきつねは、噛めば噛むほどたっぷりと吸い込んだお出汁が口の中に広がります。

お酒と蕎麦の原点!? 明治時代の味を再現したお酒と「そばがき」

次に紹介する樽酒は、静岡県『杉井酒造』の『杉錦 生酛純米』です。

明治時代の味を再現したというお酒は、ちょっと辛口。今のお酒とは随分違った味わいで、明治時代の人がどんなお酒を飲んでいたのかを体験できます。

さらにお酒が進むとっておきの一品が『蕎麦がき』（500円）。蕎麦を練っただけの極めて素朴な食べ物です。

もちもちとした弾力があり、蕎麦の風味がぎゅーっと濃縮されたお味で、まさに蕎麦の原点！　こちらの蕎麦に、お酒の原点のような先ほどの『杉錦 生酛純米』を合わせるのもよいですね♡

バイブスが広がるような酒場に

たまたま巡り会った違う人生経験を持つ人たちが、同じお酒や蕎麦を楽しみながら会話が弾むように立ち飲みスタイルにしたと語るご主人。

店名の“VIBES”には、共有や共感が広がっていくような酒場になればという思いが込められているのだそう。

本格的な手打ち蕎麦と樽酒を立ち飲みスタイルでいただけるのは新しいですね！　蕎麦とお酒のマリアージュをぜひ堪能してみてください♡

【店舗詳細】
樽酒と蕎麦 VIBES
住所：京都府京都市上京区三軒町48-9 つれづれnishijinイベントスペース
電話番号：090-2194-0706
営業時間：15:00〜19:30（L.O.19:00）
定休日：月・金・土・日曜日

文／中村ゆか

【画像・参考】Kyobiz（毎週金曜日21:00～22:25） – KBS京都
※この記事は、2023年7月7日（金）放送時点の情報です。詳しくは店舗へお問い合わせください。
※文中の金額はすべて税込みです。