京都には人におすすめしたくなるようなスイーツがいっばいありますよね♡
連載『きょうとのスイーツとくらす』では、きょうとくらす編集部が「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいスイーツをご紹介します!
今回は、スタイリッシュな空間で自家製スイーツがいただける『Cinq Neuf(サンク ヌフ)』をご紹介します。
鴨川の景色を見ながら海外気分になれるカフェ「Cinq Neuf」
五条大橋の西側を少し南に下がったところにあるカフェ『Cinq Neuf』。京阪電車『清水五条駅』からは徒歩3分ほどで、まさに鴨川沿いにあります。ガラス製のドアからは店内の様子が伺え、とっても入りやすい雰囲気です。
店内は真っ白な壁に金属製の黒い窓枠やドアフレームが映え、さりげなくアート作品も展示してあります。ナチュラルで落ち着いたカラーのテーブルや椅子が配置されており、まるで海外のおしゃれなカフェに来たかのよう!
お店の造りはL字型で、入ってすぐ右手にカウンターが5席、奥へ進むと鴨川に面した窓際に9席あります。9席のうち1席はソファ席となっていて、ゆったりと体を預けて景色を眺めることができます。
筆者が訪れた日はあいにくの小雨でしたが、晴れた日には入口の横にテラス席が作られることも。テラスではペットと一緒にくつろぐことができますよ。
思いのままに過ごすのがおすすめ
鴨川をのぞむ大きなガラス窓は特注品なのだそう。視界を遮るものがなにもないので、思う存分に鴨川を堪能することができます。少し窓を開けてもらうと、せせらぎも聞こえてきました。
窓際の席にはコンセントもあるので、雨の日にゆったり過ごすのにもよさそうです。
10時のオープンとともに入店した筆者に続いて、おひとり様やグループが続々と来店。テイクアウト利用や、イートインで遅めの朝食を楽しむなど、思い思いの時間を過ごしていました。
普段はオープンから12時までが混みやすいそう。ゆっくり過ごしたい場合は、お昼以降から14時くらいまでが狙い目です。
手づくりのこだわりケーキやドリンク
『Cinq Neuf』では、ケーキなどのスイーツやフードメニューは全て店内にある厨房で作るのだそう。特にケーキは、味に深みが出るよう一晩寝かせる工夫をしているのだとか。
(1)ボリューム満点の「バスクチーズケーキ」
チーズケーキに目がない筆者がオーダーしたのは、『バスクチーズケーキ』(650円)。運ばれてきた瞬間、その大きさにびっくり! 約4.5cmもの高さがありました。艶やかなこげ茶色の表面にはたっぷりと自家製生クリームがトッピングされています。
フォークを入れるとスッと切れるほどなめらかな生地は、舌でつぶせるくらいにやわらか。生クリームも空気のようにふわふわで、溶けてなくなるような感じがたまりません。チーズの風味が濃厚でありながらもさっぱりとしていて、生クリームを合わせるとミルク感が増し、また違った味わいを楽しめます。
(2)食感と卵のコクを楽しめる「なめらかプリン」
次にいただいたのは、お店の名前の入ったピックとチェリーがかわいい『なめらかプリン』(550円)。『バスクチーズケーキ』と同じ自家製生クリームもトッピングされています。
牛乳、卵、グラニュー糖とシンプルな材料ながらも、焼き時間と温度を何度も試して、ようやく完成したのだそうです。いただいてみると卵のコクを感じつつ、あっさりとした軽い味わいです。
瓶の底にはカラメルが入っており、食べ進めるとほろ苦い風味が口の中に広がります。
まずはそのまま食べてみて、後半は生クリームやカラメルと合わせたりと、いろいろな味わい方が楽しめました。
(3)一杯ずつ丁寧に淹れられる「ミルクティーラテ」
店内はワンドリンク制で、『ミルクティーラテ』(650円)のホットもオーダー。ふわっと広がるミルクティーの香りにほっとした気持ちになります。ふわふわの泡は甘く、後味はあっさりとしています。注文ごとに一杯ずつ淹れてもらえるので、茶葉の風味もしっかり味わえます。
清水焼のカップで提供され、少し京都の文化に触れた気分にもなれました。
大きな窓から眺める鴨川の流れに癒され、さらに自家製ケーキやドリンクをいただいて、大満足のカフェタイムに。季節限定メニューや新作メニューも登場するそうなので、また訪れたいと思います♡
【店舗詳細】
Cinq Neuf(サンク ヌフ)
住所:京都府京都市下京区西橋詰町798-1
電話番号:075-744-1079
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:不定休
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文/さとみ縁
【画像】さとみ縁
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※この記事は2024年7月30日(火)に再配信しています。