テレビ番組

京都の一番だしを使用!? 健康寿命を考えたペットフードとは?

KBS京都で放送中の『谷口流々』。
谷口キヨコが、京都を中心に活躍する人々の仕事現場に足を運び、十人十色の人生哲学を紐解いていきます。

2024年3月16日(土)の放送では、ペットフードアドバイザー・西川友保さんに話を伺いました。

Profile:ペットフードアドバイザー・西川友保

西川さんのプロフィール
画像:KBS京都『谷口流々』

今回ご紹介する西川さんは、“ペットの手作りごはん”を掲げて、ペットフードの製造販売を行うペットフードアドバイザーです。

京都、大阪、東京、名古屋など全国各地で料理教室を行いながらペットの食文化も広めています。

西川さんの商品
画像:KBS京都『谷口流々』

西川さんが製造するペットフードは、基本的にどれも京都の一番だしを使用。地鶏やお魚、野菜などを一緒に炊いて“おばんざい”のような商品に仕上げられています。

疾患ケアに特化した商品
画像:KBS京都『谷口流々』

また、動物病院にかかる疾患をケアできるようなペットフードも販売しているので、自分のペットに合う商品を見つけることができます。

おすすめの食べ方
画像:KBS京都『谷口流々』

人間の離乳食に近い商品になっているため、ペットに食べさせる際には37度前後に温めておくと香りが出ておすすめなのだそう。
※犬が食べるのに最適な温度は35度前後あるいは38~40度など諸説あります。

4匹の猫との出会い

お迎えした猫
画像:KBS京都『谷口流々』

西川さんが動物に興味を持ち始めたのは、約8年前のこと。妻の病気をきっかけに猫を飼い始め、半年後には4匹の猫たちをお迎えすることに。

愛する飼い猫との別れ
画像:KBS京都『谷口流々』

順風満帆な猫との共同生活を楽しんでいましたが、3年前に4匹目としてやってきた猫が肝臓の疾患により亡くなってしまったのだそう。

疾患を抱えた原因
画像:KBS京都『谷口流々』

亡くなった理由は、水分摂取量が少なかったからだと獣医に告げられたことで、動物の栄養士から資料を取り寄せ勉強を始めます。

ペットフードの研究
画像:KBS京都『谷口流々』

さまざまな勉強を重ねていく中で、前職で商品開発をしていた経験を生かして、ペットフードの研究を始めた西川さん。

SNSで手作りフードを見かけたことをきっかけに、「自分でもできるのでは?」と開発を重ね、3種類のフードをネットにて販売し始めました。

ペットの食文化をつくる

だしを使ったフード
画像:KBS京都『谷口流々』

研究を重ねていく中で、調味料を使わないだしをベースにしたところ、手応えを感じたそう。

今後の目標
画像:KBS京都『谷口流々』

しかし、猫が気に入ってくれるフードをなかなか開発できなかったことで、最初は知人の飼い犬にも協力してもらいながら犬用のフードに特化していった西川さん。

手間暇をかけながら、犬や猫の健康寿命が延びるような開発を惜しまず続けました。

料理教室
画像:KBS京都『谷口流々』

そんな中、2023年12月より、ペットフードの手作り教室を全国各地で開催! 「こういうご飯を食べさせれば健康的に長生きしやすいのか」というのを実感してもらうために、食文化の発信に力を入れています。

西川さんは「だしなどを作りながら、できるだけ手作りフードを続けて犬や猫の健康を管理していただきたい。」と話します。

西川さんを表すことば

西川さんを表すことば
画像:KBS京都『谷口流々』

今回の“西川さんを表すことば”は、『同じ釜の飯』です。

ウェットフードの作り方やペットフードを広める西川さん。これからも健康寿命を延ばすペットの食文化を普及させていってほしいですね!

【詳細情報】
Art Cafe ナナイロ
住所:京都府京都市中京区西ノ京船塚町10
電話番号:075-823-7716
営業時間:10:00〜17:00

番組動画もチェック

KBS京都『谷口流々』YouTube

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文/sumire

【画像・参考】谷口流々(毎週土曜日9:30~10:00) – KBS京都
※この記事は、2024年3月16日(土)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。