レシピ

海平アナウンサーの“ちょっと困った”をレシピで解決! 「最小限の手間でできる絶品スープ」

KBS京都アナウンサー・海平和さんが、暮らしの中でふと感じた「ちょっとしたモヤモヤ」や「今日のごはん、どうしよう?」というリアルなお悩みをぽつり。

そんな声に耳を傾けてくれるのは、きょうとくらすのレシピライター・ikuraさん。
旬の食材や身近な工夫で、日常をちょっと軽くする“おいしいヒント”をお届けします。

“親<子どものごはん”はママたちのあるある!?

「離乳食を作ると、ついそればかりに集中して、自分たちのごはんはその“残りもの”に……」

KBS京都アナウンサー・海平和さんは「親の食事がなんとなく物足りない」「もっとバランスのいい食事を取りたい」という想いが募っているそう。

また、平日は慌ただしく過ぎていく分、週末くらいは心と体をゆっくり癒やしたい——そんな声も。
「1時間以内、できれば40分くらいでできる、体にやさしいごちそうレシピがあればうれしいです」と、リアルなお悩みを打ち明けてくれました。

そんな海平さんのお話を受けて、きょうとくらすのレシピライター・ikuraさんが提案してくれたのは、体を芯から温める、滋養たっぷりのスープレシピ。
やさしさに包まれるようなレシピをさっそくご紹介します。

鶏手羽肉で作るコラーゲンスープのレシピ

材料(2人前)

画像:ikura

鶏手羽中・・・8本
蓮根・・・100g(約8cm程度)
干ししいいたけ・・・2枚
乾燥キクラゲ・・・2g
ナツメ・・・2個
クコの実・・・小さじ1
生姜・・・1/2かけ
水・・・500ml
椎茸とキクラゲの戻し汁・・・100ml
仕上げの塩・・・小さじ1/3~

作り方

画像:ikura

(1)干しシイタケと乾燥キクラゲは水に浸けて戻す。(戻し汁100mlはとっておく)
蓮根はピーラーで皮を剥き、1cm幅の銀杏切りにし水に浸けて灰汁をとる。

ikuraの「おいしくなる」ポイント!
ぬるま湯を使うと早く戻るので、忙しい人にはおすすめです!

画像:ikura

戻した椎茸とキクラゲは石づきを取り食べやすく切る。生姜は汚れをとり、皮つきのまま薄くスライスする。

画像:ikura

(2)鍋に(1)と塩以外の材料をすべて入れ火にかける。

画像:ikura

沸騰しそうになったら、中火から弱火に落とし、蓋はしないで30分煮込む。途中で灰汁を丁寧に取り除く。

ikuraの「おいしくなる」ポイント!
絶対に煮立たせないこと。常にふつふつするくらいの弱めの火加減で煮込んでくださいね!

画像:ikura

(3)仕上げに塩を入れ、味が馴染んだら完成

画像:ikura

レシピライター・ikuraのひとこと
食べると体が芯からポカポカしてきます。

子どもには鶏肉や椎茸、蓮根をとりわけ細かく刻み、スープの濃さを湯を足して調整しご飯を入れお粥にしてあげるのもおすすめです。

海平アナウンサーも早速チャレンジ!

画像:海平和

実際にikuraさんのレシピにチャレンジしてみた海平さん。
「なつめやクコの実を使ったことがなくて、正直ちょっとハードルが高そう…」そんなふうに思っていたそうですが、作ってみると驚くほど簡単で、手間も最小限。

画像:海平和

「薬膳スープってもっと手間がかかるイメージだったのですが、これは本当に簡単でした。しかも、心も体も喜んでいるのがわかるスープで、大満足です」と、うれしい感想を寄せてくれました。

画像:海平和

そして何よりうれしかったのは、息子さんの反応。
「味を薄めて取り分けたスープをごはんにかけてあげたら、手羽も、スープも、ごはんも……全部、最初にぺろりと食べてくれて!」
やわらかく煮込んだ手羽は、まだ小さな子どもでも食べやすかったようです。

画像:海平和

“薬膳”のイメージを覆す、やさしくて、親子で楽しめるスープ。
少しずつ暖かくなってきたけれど、まだまだ寒暖差が激しいこの季節にぴったり! ぜひみなさんも作ってみてくださいね。

レシピ/ikura 写真/ikura・海平和 文/きょうとくらす編集部