日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんをご紹介します。
さて、今回ご紹介するのは、龍谷大学深草キャンパスのすぐ近くにあり、かわいらしい雰囲気とアイデアいっぱいのパンが魅力のお店です。
龍大生の心も掴む! 笑顔あふれるパン屋さん

地下鉄・くいな橋駅から歩いて約8分、龍谷大学深草キャンパスの西側に位置する『パン屋Boo』。
木製の看板に描かれた、なんとも愛嬌のあるブタさんのキャラクターが目印です。ガラス張りの店構えからは、店内の温かい雰囲気が伝わってきますね。

お店の窓には、おすすめパンのポスターが貼られていたりと、とても入りやすい雰囲気です。お昼どきには龍谷大学の学生さんたちで賑わうことも多いそうですよ。
まるでおもちゃ箱! ワクワクが止まらない店内

一歩足を踏み入れると、木のぬくもりあふれるかわいらしい空間が広がります。中央の大きなテーブルや壁際の棚には、たくさんの種類のパンがずらり。定番のパンから、「こんなパンもあるの!?」と驚くようなユニークなパンまで、見ているだけでワクワクしてしまいます。

手書きのプライスカードには、パンの名前や説明と一緒に愛らしいブタさんのイラストが添えられています。

パンだけではなく、店内に飾られた雑貨や小さなおもちゃなども、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさです。ベビーカーでも入店できるくらいのスペースがあるのも、パパ・ママには嬉しいポイントですね。

冷凍ケースには、人気のカヌレやひんやりおいしいコーヒーパンなども。冷たいフレンチアイスは、暑い日のおやつにも良さそうですね。アイデアあふれるパンの数々に、どれを選ぼうか迷ってしまいます。
おすすめのパンをご紹介

今回は、種類豊富なパンの中から、子どもも大人も笑顔になれる、とっておきの3種類を選んでみました。
(1)フレンチハニートースト

まずは『フレンチハニートースト』(200円)。厚切りの食パンに卵液がじゅわっと染み込み、表面はこんがり、中はふんわりと焼き上げられています。
ハチミツの優しい甘さが口いっぱいに広がり、朝食にもおやつにもぴったりの一品。シンプルながらも、パン自体のおいしさがしっかりと感じられます。子どももきっと気にいる幸せな味わいですよ。
※蜂蜜を使用しているため一歳未満の乳児には与えないでください。
(2)BOOのクリームぱん

続いては、お店の名前がついた『BOOのクリームぱん』(180円)。コロンとしたフォルムが愛らしいですね。
ふんわりとしたパン生地の中には、お店自慢のカスタードクリームがたっぷり。卵のコクとバニラの風味が豊かなクリームは、どこか懐かしい優しい甘さ。子どもから大人まで、みんなに愛される定番のおいしさです。
(3)Yummy

最後は、ネーミングもキュートな『Yummy(ヤミー)』(160円)。ふわふわのパン生地の中に、甘いチョコレートととろけるマシュマロが入った、おやつにぴったりのパンです。
そのままいただくと、ふわふわのパンとチョコレートの甘さ、そしてマシュマロの柔らかな食感が楽しめます。甘いもの好きにはたまらない組み合わせですね。小ぶりなサイズなので、小さな子どもでもペロリと食べられそうです。
店舗詳細
パン屋Boo
住所:京都府京都市伏見区深草ヲカヤ町33-5
電話番号:075-203-0186
営業時間:8:00~19:00
定休日:日曜日・第2月曜日
ライター・みやこのひとこと
龍谷大学のすぐ近くにある『パン屋Boo』は、店主の「お客様がご来店のたびに、ワクワク楽しくお買い物をしてもらうこと」という想いが伝わってくる、温かくて楽しいパン屋さんでした。
アイデアいっぱいのパンは、選ぶ時間も食べる時間も笑顔にしてくれます。ぜひ一度、家族みんなで足を運んで、お気に入りのパンを見つけてみてくださいね。
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