子育て

一升餅とケーキで祝う息子1歳のバースデー【30歳、育児始めました日記】

こんにちは。新米ライターであり、新米パパのNakamuraです。

連載コラム『30歳、育児はじめました日記』では、新米パパが毎日の子育てを通して“ちょっとずつ父になっていく”リアルな記録をお届けします。今回は、“一升餅とケーキで祝う息子1歳のバースデー”の様子をご紹介します。

息子1歳のバースデー

3月初旬。少しずつ寒さが和らぎ、植物園の寒桜が満開になった頃、息子が1歳の誕生日を迎えました。

画像:Nakamura

何かとイベント好きな妻はウキウキで部屋を飾り付け、お祝いの準備は万端。息子には、5月に百日祝いで用意したお祝い着を着てもらいました。ぶかぶかだった袴ロンパースは今やぴったり。僕が手作りした兜には、もはや頭が収まりません。

画像:Nakamura

5月の写真と見比べると、同じ服でも大違い。当時は寝返りも打てなかったのに、赤ちゃんの成長に改めて驚かされます。

5月の息子
画像:Nakamura

一升餅でお祝い

実家の母からは、お祝いの一升餅をいただきました。重さはなんと2kg超。母には小分けのお餅や餅代わりのお米も提案されましたが、頑として一升餅を希望しました。やっぱり餅というものは、大きいほどめでたい感じがします。

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まずは餅踏み。息子を持ち上げ、餅を踏ませます。「食べ物に困らないように」という意味があるらしく、僕の出身である九州地方の慣習だそうです。

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選び取りトーナメント

続いては選び取り。餅を背負った赤ちゃんの前に色々なグッズを並べ、赤ちゃんが何を手に取ったかで将来が占えるというものです。僕も赤ちゃん時分に同じことをしたそうで。ペンを掴むとちょうど風が吹き込み、一万円札が手元に舞い込んだといいます。それから僕の将来は物書きとされたという、日本昔ばなしのようなエピソードを祖母から何度も聞かされました。

画像:Nakamura

そんな小噺的な展開も期待しつつ、餅を背負わされる息子。トーナメント戦の結果、決勝はウクレレと一万円札で争われました。

餅の重さにも負けず、スタートと同時にまっすぐウクレレに向かった息子。ウクレレをバシバシ叩いて決着⋯と思いきや、ついでに一万円札も手に取りました。欲しいものは全部掴むスタイルで、これからも貪欲に生きてほしいと思います。

画像:Nakamura

一通りの儀式を終えると、お待ちかねのスマッシュケーキ。ヨーグルトとケーキミックスで、妻が腕によりをかけてこしらえてくれました。

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顔も服もぐちゃぐちゃにして、豪快に食べ進む息子。さすがに大きいですし、食べられるだけ食べればOKと見守っていると、なんと完食しました。明らかに食べ過ぎなサイズでしたが、誕生日に限っては良しとしましょう。息子も大満足な様子でした。

画像:Nakamura

1年を振り返って

こうして無事終えた息子1歳のバースデー。同時に1周年を迎えた新米パパとして、改めて1年を振り返ってみたものの、不思議と大きな感慨が湧きません。それ以上に、息子と過ごすこれからの日々を楽しみに思います。

胎児のころ逆子が直らず、帝王切開が決まったとき。半分寝ながらの夜間授乳と夜泣き対応。育児を巡っての妻との衝突。思えば不安も苦労もそれなりにあったはずですが、息子と日々過ごしていると、無理やり視点を未来に向けられる感覚があります。僕とて旧友に会えば昔話に花が咲く年頃ですが、赤ちゃんとは面白いものです。

画像:Nakamura

とはいえ。息子は来月から保育園に通い、妻も復職し、生活がガラッと変わります。今後の苦労はこれまでと比べ物にならないでしょうが、そんな日々もひっくるめて楽しみなほど、幸せな育児が出来ている実感があります。

そう思えるのはひとえに、妻と息子、そして周りの方々のお陰です。天邪鬼を自認する僕が、まさかこんなアスリートのような言葉を吐く日が来るとは思いませんでした。もしかすると、どんな人間でもメダリストにさせてくれるのが育児なのかもしれません。連載は今回で最後になりますが、我が家代表パパとして今後も精進する所存です。お付き合い頂きありがとうございました。