地下鉄烏丸線・烏丸御池駅から徒歩7分の場所にある梅体験専門店『蝶矢 京都店』。こちらは、厳選された素材を使って自分だけの梅シロップや梅酒が手作りできる体験型店舗です。
その組み合わせは100通り以上で、梅ひと粒から作れるのは『梅体験』ならでは! 一度に数種類作って持ち帰る人もいるのだとか。
今回は、梅酒作り体験から完成までの様子をご紹介します。
現代的でおしゃれな空間
街並みに溶け込むように位置する『蝶矢 京都店』は、一面ガラス張りの外観が目印。全国の個性豊かな梅を現代のライフスタイルに合わせて提案し、新たな価値を創造することをテーマとしています。
店内は白を貴重としたスタイリッシュな空間。『梅体験』で使用する梅や砂糖、熟成経過のわかるボトルが並び、グラデーションカラーで目を引きます。
こちらでは梅酒の販売も行われています。黒いボトルは梅マイスターが450種類もの原酒の中からセレクトした特別な梅酒で1日5本限定!
お土産にしやすいよう軽量ボトルで賞味期限を気にせず常温保存なのも嬉しい点です。
いざ梅酒作り!
『梅体験』は、梅への愛があふれる『梅コンシェルジュ』の説明のもと順番に進めていきます。初めて梅酒づくりをする方でも安心ですね♡
(1)素材選び
まずは、素材を選んでいきます。ボトルサイズ、梅の種類、砂糖、お酒を試飲や香りを楽しみつつ、100通り以上の組み合わせの中から決めます。
今回セレクトしたのは、人気No.1の完熟南高×こんぺい糖(Sサイズ・こんぺい糖・ホワイトラム)。
梅は5種類(STANDARD:完熟南高・鷲宿/PREMIUM:古城・有機南高・パープルクイーン)の中から完熟南高を選びました。日本一の梅の生産地である紀伊半島南西部のみなべ・田辺地域のもので芳醇でフルーティーな味わいが特徴的な梅です。
砂糖は5種類(STANDARD:氷砂糖・てんさい糖/PREMIUM:こんぺい糖・有機アガベシロップ・はちみつ)の中から、天然着色にこだわった見た目が可愛らしいこんぺい糖をセレクト。
お酒はバニラのような甘い香りのホワイトラムにしました。
お好みの味にするための相談はもちろん、ボトルに入れた後の見栄えや色の変化も『梅コンシェルジュ』が丁寧に教えてくれますよ!
(2)梅のがく取り
まずはじめに行うのは梅のがく取り。黒い部分を耳かきの要領で優しく取り除く、このひと手間を加えることで飲みやすくなるそう。
(3)素材をひとまとめに
グラスに完熟南高と色とりどりのこんぺい糖を加えます。
ホワイトラムを加え、南高梅のシールを容器に貼って完成。
所要時間は45分ほどで、楽しすぎてあっという間に時間が過ぎてしまいます。こんぺい糖はすぐに色が抜けるので、写真を撮るなら早めに撮影するのがおすすめです!
残りは自宅で熟成期間
体験後にもらうマイボトルシートには、使用した素材や完成までの手引きが記載されているので、あとは自宅で見届けます。
自宅での熟成は、持ち帰ってきた後2週間は1日に1回よく混ぜ、2週間以降は直射日光を避けた常温で熟成させるのだそう。
漬け込み日から3日後の様子。こんぺい糖は完全に溶けて、梅が少しふやけてきました。梅が乾かないよう液体がかかるまでよく混ぜると良いそうです。
漬け込みから3週間後の様子。色が少し濃くなり、梅が液体に浸るまでやわらかくなってきました。すでに甘い香りがしていますが、あともう少しです!
漬け込み日から1か月後に完成(梅酒は長期熟成も可能)!
シュワシュワ爽やかなソーダ割りで梅を潰しながら味わう贅沢な一杯ができました。
まるで桃といわれるほどの甘い香りに、梅の果肉もデザート感覚でいただけました!
『梅体験』では、お酒を使用しない梅シロップも作れるので、子どもの体験も可能。その他、持ち帰って自宅で梅酒を作れる『蝶矢梅キット』や、テイクアウトドリンクも購入でき、体験以外は予約不要なので気軽に立ち寄ることができます。
公式サイトやLINEチャットで、好みの味を診断できるツールやアレンジレシピが紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!
季節限定の梅やキットもあります。ボトルはリユースできるので、何度でも自分だけの梅体験を楽しんでみてくださいね!
【詳細情報】
梅体験専門店「蝶矢」京都店
住所:京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1階
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始
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写真・文/ayumi
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