「公園に行きたい!」と言う子どもとおでかけをしても、同じような遊具ばかりで少しマンネリ気味……。そんなときは、里山気分を味わえる『けいはんな記念公園』がおすすめ!
川遊びに、迫力あるオブジェ、生き物とのふれあい。広い敷地で遊びつくせる『けいはんな記念公園』、ぜひチェックしてくださいね。
広い敷地で里山体験ができる「けいはんな記念公園」
『けいはんな記念公園』は、“日本の里の風景”をテーマに作られた公園です。日本庭園のエリア『水景園』、里山を保全し整備した『芽ぶきの森』、棚田風の広場などを楽しむことができます。
面積は、24.1ヘクタール。京セラドーム大阪約18個分の広さがあります。年間60万人以上の利用があり、奈良交通バス『けいはんな記念公園』で下車すぐ、車で来園する場合は普通車400円/回の駐車場を利用できます。
野外アートが圧巻! 鯉に餌やりもできる「水景園」
『けいはんな記念公園』は2つの無料区域・2つの有料区域、合計4つのゾーンでできています。まず訪れたのは、有料区域の『水景園』。『水景園』には、一般200円・小中学生100円で入園できます。
有料区域内には、『芽ぶきの森』・『水景園』の2つのゾーンがあります。
中心に見えるのは、永谷池。『芽ぶきの森』は永谷池を囲む里山林で、森の散策を楽しめます。およそ1時間程度で周ることができますよ。
今回は、『水景園』ゾーンをメインに散策しました。『水景園』ゾーンのみを周る場合、20〜30分程度で散策できます。
『水景園』には、ダイナミックな石組や滝組、大きなオブジェがあります。観月楼を装飾する格子状の枠には子どもの石像が複数あり、どんな像があるか話をしながらゆっくり見学できますよ。
道中、日向ぼっこをしているカメを発見。あたたかい日差しに、とても気持ちよさそうです。
回遊式の日本庭園となっている『水景園』は、橋で渡ることができるほか、飛び石になっており、池を横断することができます。飛び石の表面は比較的平らで、子どももチャレンジしやすく冒険気分を楽しめますよ。
休憩所もある『観月楼』では、鯉のえさが1袋100円で販売されています。餌やりをしていると、紅白・黒・黄色・白など、さまざまな色をした鯉がやってきます。たくさんの鯉に、子どもも大喜び間違いなしですよ。
生き物がたくさん! 無料区域で「川あそび」
『水景園』を楽しんだあとは、無料区域の『谷あい』や小川で水あそび! 『谷あい』ゾーンは里の風情を表現したエリアとなっており、せせらぎや竹藪の通り抜け、梅林等があり日本の原風景として心が和む場所です。その先には、開けた広場に『じゃぶじゃぶ池』や小川が続いており、水あそびや生き物観察が可能◎。
川では、ゆっくりとタニシが這う様子を観察できます。暖かくなってくるとザリガニを探す親子の姿も!
川沿いの岩には、何匹か蝶が止まっていました。ルリタテハでしょうか? 「あれはなんの蝶?」と、子どもも興味津々です。
取材時、川の中にはたくさんのおたまじゃくしがいました。おたまじゃくしはゆっくりと動くため、子どもでも比較的捕まえやすい生き物です。道具を持っている方は、網やコップなどを使い、優しく捕まえてあげてくださいね。
子どもに人気の遊具がたくさん♡ 「芝生広場」ゾーン
最後は、もう一つの無料区域である『芝生広場』ゾーンへ。棚田状になっている大きな広場です。自由に遊べる広場と子ども向けの遊具広場があり、たくさんの親子が利用しています。
特に人気の遊具は、ターザンロープ! 勢いよくロープに飛び乗り、反対側へ。子どもは大興奮で、我先にとたくさんの子どもが並んでいましたよ。
『けいはんな記念公園』は、無料区域で遊ぶ子どもはもちろん、有料区域で撮影を楽しむご年配の方など、さまざまな人が訪れていました。自然を楽しむ道具を持って、『けいはんな記念公園』を堪能してみてくださいね。
【詳細情報】
けいはんな記念公園
住所:京都府相楽郡精華町精華台6-1
電話番号:0774-93-1200
開園時間:【水景園】9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月28日~1月4日)・その他臨時休園あり
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取材・文/ikeari
【画像】ikeari/けいはんな記念公園
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