家族でどこかにお出かけしたい。でも、あまり遠出はしづらいし、なるべく子どもが飽きずに楽しめるところがいいな……!
そんなときにぴったりなお出かけスポットをご紹介します。今回は、京都駅からもアクセス良好な『京都水族館』。筆者の小学生の子どもを連れて行った様子をご紹介します!
駅チカなのに非日常! 子どもも大人もワクワクの水族館

『京都水族館』は、『梅小路公園』のすぐ隣にあり、京都駅からは徒歩約15分・JR山陰本線・梅小路京都西駅からは徒歩約7分の場所にあります。電車を降りてからは、線路沿いや公園の中を歩いて行けるので、移動中も自然を感じられて、ちょっとした散歩気分に。

館内はベビーカーでのアクセスもスムーズで、スロープやエレベーターがあり、子ども連れでも安心です。チケット料金は、大人(大学生含む)2,400円、高校生1,800円、中・小学生:1,200円、幼児(3歳以上)800円、そして3歳未満は無料。年間パスポートも販売されており、大人(大学生含む)は5,300円のため、年3回以上行くならぜひゲットしておきたいところです。
クラゲにイルカ、オオサンショウウオと見どころいっぱいの館内

入館後、すぐに出迎えてくれるのは京都の川で暮らすいきものたち。名物のオオサンショウウオは、大きな水槽の中でゴロンと横たわっていたり、何頭もかたまっていたり……。子どもも、「おおきい〜!」と目が釘付けになっていました。

オットセイとアザラシの水槽は併設しており、まずはオットセイの水槽をチェック。水槽は、前方・上部・左右がガラス張りになっているため、様々な角度からオットセイを観察することができますよ。

水槽横の階段を上がっていけば、上からいきものたちの様子を眺めることができます。アザラシの水槽は、ちょうどごはんの時間でした。「顔が犬っぽい!」と、アザラシの意外な発見もありました。

さらに進んでいくと、『京都水族館』で一番大きな水槽があります。水槽前にはたくさんの椅子があるため、神秘的な景色を眺めながら一呼吸。ぼーっと水槽を見ていると、何時間でも過ごせそうです。

その後も、大小さまざまな水槽があり、多種多様ないきものたちを見ることができます。水槽の角度もいろいろで、まるで海底から海を見上げるように魚の様子を確認できる場所もあり、子どものテンションもあがっていました♡

館内は広く、見ごたえ抜群。その分、歩くことも多く子どもは疲れてしまいがち。しかし、進むたびに壁面のイラストや、床に描かれたいきものの足跡を発見し、子どもが元気に走っていきます。楽しい工夫があるとどんどん歩いてくれるので、親は大助かりです。

展示エリアにはペンギンがおり、その近さにびっくり。人間を怖がるかと思いきや、たくさんの人間がいるガラスのすぐそばに来てくれます。羽の一枚一枚まで見える距離で、撮影する手が止まりません♡ 館内はフラッシュ撮影禁止のため、フラッシュなしでたくさん撮影してくださいね。

続いてやってきたのは、『クラゲワンダー』。サイズや色が特徴的なクラゲが、生態に合わせてさまざまな水槽で展示されており、とても神秘的です。

クラゲ水槽のすぐ横にある『京都クラゲ研究部』では、クラゲの繁殖や育成・研究などの作業を行っています。オープンスペースとなっているため、気になることは研究部のスタッフに気軽に質問OK。研究部でクラゲを観察すれば、まるで自分も研究員になったかのような気分を味わえますよ。

『京都水族館』を訪れたら、ぜひ見てほしいのがイルカプログラム! 『イルカスタジアム』で行われており、屋根のある屋外スペースになっています。プログラムでは、イルカと飼育スタッフのコミュニケーションのようすを観察! ときにはイルカが大きなジャンプを決めることもあり、大興奮間違いなしです。

子どもが一番ハマっていたのは、意外にも“ちんあなご”。ガラスのそばに指を近づければ、にゅっとちんあなごが指を追って出てきます。小さな魚から大きな動物まで、『京都水族館』には子どもも大人も夢中になるいきものが勢ぞろいでした。
アクアアカデミーで、「あざらしおり」をつくろう

『京都水族館』では、毎日ワークショップが開かれています。参加料は、なんと無料! 筆者が訪れたときは『換毛あざらしおり』を体験できました。

開催期間である2025年4月1日(火)~2025年6月30日(月)は、アザラシの毛がちょうど生え変わる頃。コインでしおりを削って、好きなようにアザラシを換毛します。柄を入れたり、リアルさを追及したり、すべて削ったり。三者三様のオリジナルしおりが出来上がりますよ。
おみやげ・グルメが充実! 全部ほしくなる「すいぞくすいーつ」も

広い館内を歩いて回ると、小腹が空いてきます。そんなときにおすすめなのは、『アザラシホットドック』(450円)。かわいらしいアザラシのパッケージが目印で、片面が空いているため、手を汚さず食べることができ、子どもの軽食にもぴったり◎

イルカプログラムには、お供として『ポップコーン』(700円)をゲットして。『京都水族館』のオリジナルパッケージで、キャラメルといちごミルクの2種類から選べます。どのポップコーンもカリカリになるまでキャラメルがコーティングされ、外れなし! どこをいただいてもおいしいポップコーンでした。

見学がひと段落したら、ミュージアムショップへ行ってみましょう! オオサンショウウオやイルカ、ペンギンなど、館内で見たいきものたちのぬいぐるみや文具、限定お菓子がたくさん並んでいて、子どもたちも「どれにしようかな〜」と目移り。たくさんの人で賑わっています。

中でも特に人気だったのが、『すいぞくすいーつ』(1個250円・8個セット2,000円)! 水族館のいきものたち全8種類のキャラクターを再現した、大福と練り切りになっています。

単品で買ってもよし、8個入り全部を買ってもよし♡ 8個入りで購入した場合は、オリジナルボックスに入っています。どのキャラクターもかわいく、味がすべて違うところも嬉しいポイント。お土産にもぴったりです。
詳細情報
京都水族館
住所:京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内
入館料:【大人(大学生含む)】2,400円【高校生】1,800円【中・小学生】1,200円【幼児(3歳以上)】800円
営業時間:日によって異なるため、『京都水族館』公式ウェブサイトをご確認ください
休館日:なし(臨時休業あり)
ライター・ikeariのひとこと
駅チカで気軽に行けるのに、まるで海の中に迷い込んだようなワクワク体験ができる『京都水族館』。雨の日でも安心して楽しめるので、「今日はどこに行こう?」と迷ったら、ぜひ親子で訪れてみてくださいね。
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【画像】京都水族館/ikeari
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