京都市営地下鉄『烏丸御池駅』から徒歩5~6分ほどにある『ななや京都三条店』。
今回は、同店でいただけるという世界でいちばん濃い”抹茶ジェラートをご紹介します。
“老舗が提供する本当においしいお茶“のお店
今回ご紹介する『ななや』を展開する『丸七製茶』は、1907年に創業した静岡のお茶屋さんで、「高品質のお茶を多くの人に届けたい」と国内外から人の集まる京都へ出店したのだそう。
屋号の書かれた白いのれんをくぐると店内は奥に長い造り。
イートインスペースは店内7席と外に4席。天気がいい日には外に10席ほどあるそうです。13時以降は特に混み合うとのことで、イートインスペースを利用したいなら開店から昼までがおすすめです。
『ななや』のお茶は品質が自慢。静岡茶を使用していて、京都店では宇治産の抹茶を使った商品もあります。
また、「お茶をおいしく味わってもらいたい」という想いから、お茶を使ったスイーツにも力を入れているのだとか。
ここでしか食べられない!“世界でいちばん濃い”抹茶のジェラート
『ななや』の抹茶ジェラートは『No.1』~『プレミアムNo.7』の7種類。数字が大きくなるほど抹茶が濃くなります。
店長さんによると、一般的な抹茶スイーツの濃さは『No.1』。詳細は企業秘密とのことでしたが、最高濃度である『プレミアムNo.7』には農林水産大臣賞受賞茶園のお抹茶を使用し、かつ、その高品質な抹茶を想像以上の量を使っているのだそう。
『抹茶ジェラート4種食べ比べセット』(800円)は『No.1』『No.3』『No.5』『プレミアムNo.7』が一度に楽しめるセット。
すべての盛り付け抹茶ジェラートには宇治産100%の抹茶を使用。宇治産の抹茶が味わえるのは京都の店舗限定です。
ジェラートの上には抹茶煎餅とあんこ、白玉をトッピング。下にいくほど濃い抹茶になるので、上から順にいただくのがおすすめです。
『No.1』と『No.3』を食べ比べただけでも違いがはっきり! 『No.1』はまろやか。『No.3』になった途端、口の中にガツンと抹茶が広がりました。
続く『No.5』から甘さがゼロに。苦味はなく、お茶のさわやかな味が口の中にたっぷりと広がります。
一番濃い緑色が『プレミアムNo.7』。こんな色は見たことがありません……! 抹茶をそのままいただいているかのよう。
『抹茶ジェラート4種食べ比べセット』を食べた人のほとんどが濃いめの抹茶ジェラートをリピートするそうですが、こんなにとことん抹茶を味わえる体験をしてしまうと納得です。
まだまだある!「ななや」特製お茶スイーツ
実はジェラートだけでも抹茶ジェラート7種類を含む19種類もある『ななや』。
『京番茶くるみ』(シングルサイズ 500円)は京都店限定のフレーバーで、香ばしいお茶の風味とシナモンが効いている少し大人な味。つぶつぶのクルミがたっぷりで食感も楽しく、クセになる味でした。
さらに店内は茶葉からお茶スイーツまでラインアップが実に豊富。実際はこの倍以上の種類の商品があるというから驚きです。
特に筆者が気になったのは『プレミアム抹茶セブンチョコレート』(1,944円)。濃さが7段階に分かれていて、抹茶チョコレートとほうじ茶チョコレートの計8種類が2本ずつ入っています。今回は『No.3』『No.5』『No.6』をいただきました。
こだわりの高品質な抹茶をジェラートと同様ふんだんに使用していて、香料は一切使用せず、抹茶本来の風味をとことん楽しめるようになっています。
『No.3』があっさり感じるほど、『No.5』と『No.6』はとにかく濃い! 特に『No.6』は濃厚な抹茶が残り、まるでお濃茶をいただいた後のようでした。
世界でいちばん濃い抹茶ジェラートをはじめ、『ななや京都三条店』では品質にも味にもこだわったおいしいお茶スイーツがたくさん。抹茶好きさんならば、絶対に外せないお店ですよ!
【店舗詳細】
ななや京都三条店
住所:京都府京都市中京区柳馬場通三条上ル油屋町92-1
電話番号:075-251-7780
営業時間:10:00~18:00
定休日:第1火曜日
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文/さとみ縁
【画像】Instagram(@nanaya_kyoto)/さとみ縁
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