京都の名物といえばお茶。京都府宇治市にある『TEA SQUARE MORIHAN(ティースクエア森半)』(京都府宇治市)は、“見ているだけでも楽しくなる”をコンセプトにした複合施設です。
ここにくればお茶の歴史や味が知れる! 宇治の老舗茶屋『森半』が届けるこだわりの詰まったお茶のテーマパークをご紹介します♡
まさにお茶のテーマパーク! 「TEA SQUARE MORIHAN」
1836年創業、宇治の老舗茶屋『森半』が運営する『TEA SQUARE MORIHAN』。
創業当時から店舗として使用していた土地を大幅に改装し、お茶の魅力を発信する複合施設として2023年6月にオープンしました。
同施設のコンセプトは“見ているだけでも楽しくなる”。お茶の魅力を知り、体験し、味わい、楽しめるスポットが点在しているので、一つずつご紹介していきます♡
暖簾をくぐった先にある中庭に植えられているお茶の木。筆者も初めて目にしましたが、取材当時よりももっと成長し大きくなるのだそう。
こちらは『拝見場』と呼ばれる場所。お茶の品質などの審査を行う貴重な様子をガラス越しで見られるコーナーです。
テイクアウトがメインのカフェメニューを提供している『菓子工房』。製造工程が見られるようガラス張りになっており、同店のお茶を使用したドリンクやデザートが楽しめますよ♡
その隣にあるのがフリースペースの『サロンスペース』。先ほど紹介した『菓子工房』のメニューはこちらでイートインが可能。
壁一面には、摘んだ新茶をハーバリウムにしたもの展示しており、その数なんと約300本!
日常生活でお茶を飲む際、粉末やお茶っ葉を見ることが多いですよね。同施設では、お茶をさまざまなな角度から見たり知ったりできるのが、面白くもあり楽しくもあるんです♡
「蔵カフェ」で自慢のお茶やスイーツを堪能
長年使われていた蔵を改装し、落ち着いた雰囲気の店内でカフェが楽しめる『蔵カフェ』。
同店自慢の日本茶や和洋折衷のデザートまで、お茶屋店が営むからこそ届けられる絶品の味に出会える場所です。
テーブル席もあるのでグループでの来店もお気軽に。年季の入った家具など、インテリアにも注目してみてくださいね。
抹茶尽くしの「宇治抹茶レトロプディング〜アイス添え〜(ほうじ茶付)」
筆者のおすすめは『宇治抹茶レトロプディング〜アイス添え〜(ほうじ茶付)』(1,100円)。
プリンのテクスチャーは固めでしっとり♡ アイスはバニラ・抹茶から選ぶことができ、その上から濃い抹茶ソースをたっぷりとかけて召し上がれ。
ひと口食べた瞬間、口の中に広がる濃厚な抹茶の風味と味わいに虜になること間違いなし♡
甘さ控えめ♡ ふわっと柔らかい「生どら」
ふわっと柔らかい皮と、白餡と生クリームをベースにした餡が相性ぴったりな『生どら(ほうじ茶)』(270円)。甘さ控えめで、同店のお茶と合わせて食べたい一品です♡
イートイン・テイクアウトどちらも可能「抹茶カヌレ」
外はカリッ、中はふわっとした『抹茶カヌレ』(378円)は、世代を問わず人気のある洋菓子メニュー。
こちらも抹茶の濃厚な味わいが自慢♡ 自分用にもお土産にも、ぜひ店頭でチェックしてみてください。
【店舗詳細】
TEA SQUARE MORIHAN(ティースクエア森半)
住所:京都府宇治市小倉町久保78
電話番号:0774-51-1519
営業時間:【店舗】9:30〜17:30【蔵カフェ】10:00〜17:00(L.O.16:30)【菓子工房】10:00〜17:00
定休日:日曜日(臨時休業あり)
同店のお茶やデザートはどれも絶品で、世代を問わずたくさんの方に愛されて続けています。“こだわりと想いが詰まっている”お茶のテーマパークで、楽しい時間を過ごしてみてくださいね♡
写真・文/MAYU
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【画像】MAYU
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