グルメ

クマにご注意!? 京都市内の“ちょっと秘境に佇む”ベーカリー【京都市左京区】

日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで150店舗を超えるパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんを紹介します。

さて、今回紹介するのは、市内中心部から少し離れたちょっと秘境に佇むお店です。

クマ出没注意!?

BRUGGE(ブルージュ)洛北の看板
画像:みやこ

今回のお店の場所は岩倉の奥地。カーナビを頼りにしながら進んでいくも、とても車で通ることができないような細い道をナビゲーションされながら向かっていくとこちらの看板が見えてきます。

営業時間が書かれた看板と一緒に“クマ出没注意”の看板。今年は全国のいたるところでクマ出没のニュースが流れているので何だかドキドキします。

BRUGGE(ブルージュ)洛北の外観
画像:みやこ

京都駅周辺から車で40分ほど、公共交通機関を利用する場合は、京都バス(岩倉村松行き)で向かい、上長谷バス停で下車し、そこから歩いて10分ほどの場所にあるのが、今回ご紹介するお店『BRUGGE(ブルージュ)洛北』。

店名の『BRUGGE』は、ベルギーの都市の名前が由来だそうで橋という意味。パンやケーキを通して地域の人々や多くのお客様と“橋”の様に“つながり”を持ちたいという思いから名付けられたのだとか。

BRUGGE(ブルージュ)洛北の専用駐車場
画像:みやこ

お店の奥には専用駐車場も完備されているので助かります。さらに奥は山林になっていて、本当にクマが出没しそうな雰囲気です。

絵本に出てきそうな店内

BRUGGE(ブルージュ)洛北の店内
画像:みやこ

店内は絵本に出てくる森のパン屋さんといった雰囲気。山奥にあるこちらのお店にもピッタリで、なかなかオシャレで良い感じ。

BRUGGE(ブルージュ)洛北の店内に並ぶパン
画像:みやこ

パンは一つひとつ丁寧に包装されているので衛生的。種類も豊富で何よりお手頃価格なのが嬉しいですね。

BRUGGE(ブルージュ)洛北のショーケースの中の洋菓子
画像:みやこ

ショーケースの中には手作りのケーキやシュークリームなどのスイーツも販売されています。特にシュークリームは人気があるそうです。

おすすめのパンをご紹介

BRUGGE(ブルージュ)洛北のパン
画像:みやこ

今回は私がおすすめするこちらの3種類を紹介します。

BRUGGE(ブルージュ)洛北『洛北フレンチ』
画像:みやこ

『洛北フレンチ』(260円)は、こちらのお店の代名詞と言っても過言ではない代表作でとても人気のあるパン。表面がパリッとしていて、中はしっとりもっちりとした食感。

程よい甘さでしつこくないフランスパンのフレンチトースト。他では味わえないこちらのお店だけのオリジナルです。

BRUGGE(ブルージュ)洛北『プレミアムクリームパン』
画像:みやこ

『プレミアムクリームパン』(230円)はめちゃめちゃ薄皮のクリームパン。パン生地が薄いので少し噛むと中から自家製カスタードクリームが溢れてきます。

風味豊かなカスタードクリームの味わいがたまりません。クリームパンが好きな方にもそうじゃない方にもおすすめ。

BRUGGE(ブルージュ)洛北『マフィン プレーン』
画像:みやこ

『マフィン プレーン』(240円)はパンではないですが、こちらのお店のマフィンがすごくおいしいんです。しっとりとしていながら、ふんわりと柔らかく程よい甘さが口いっぱいに広がります。パン職人さんが作るマフィンはなかなかクセになりますよ。

岩倉のちょっと秘境にあるパン屋さんは、お店の雰囲気も良くおいしいパンで溢れています。すこし訪れにくい場所にありますが、わざわざ行ってみる価値がそこにはありました。気になる方はチェックしてくださいね。

【店舗詳細】
ブルージュ洛北
住所:京都府京都市左京区岩倉長谷町1050
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

取材・文/みやこ

関連記事:焼き立てパンの香りに誘われて…路地奥に隠れた名店【京都市上京区】

【画像】みやこ
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。