2023年12月10日(日)から『大丸京都店』の地階『グロサリー売場』にて、京都のロス食材を活用して作られた『八方良菓』の『京シュトレン』が期間限定販売されます。
八方良菓(ハッポウリョウカ)とは
『八方良菓(ハッポウリョウカ)』は、京都市在住で『サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル』の著者である安居昭博氏が店主。
食品ロスの課題に対し“サーキュラーエコノミー(≒ 循環型経済)”の考えを応用し生み出しました。味の追求だけでなく、販売者、購入者、生産者、製造者、社会、地球環境、未来の八方がより良くなるような仕組みづくりを目指していのだそうです。
八方良菓の京シュトレン
『八方良菓』の『京シュトレン』は、食品の副産物・規格外品を調達・活用し、その約30%がロス食材からできています。
伏見の老舗酒蔵『山本本家』では、梅の実は100%京都・青谷産にこだわり、焼酎の代わりに日本酒で仕込んでいます。
そんな梅酒の出荷前に取り除かれる梅の実をシュトレンに使用しています。
日本酒づくりの副産物として生じる酒粕も『京シュトレン』の大事な材料のひとつ。こちらも『山本本家』のものを使用しています。
『聖護院八ッ橋総本店』の生八ッ橋の製造過程で出てしまう、切り落とされた耳部分の端材。『八方良菓』では乾燥、粉末化し、生地に練り込んだり仕上げに粉砂糖の代わりにシュトレン全体に纏わせたりしています。
このため『京シュトレン』はどこか和菓子のような味わいがします。
南禅寺にも納める老舗店『京豆腐 服部』のおからは動物園に提供している一方で、多くは処分されます。『京豆腐 服部』で作られる北海道産ユキホマレを京都の水で仕込んだおからが『京シュトレン』には使用されています。
レモネードシロップ卸売店『AWAKE LEMONADE』では、農薬・化学肥料・防腐剤不使用の広島県産レモンで、市場に出回りにくいB・C品を活用。レモネードづくりの副産物として発生するレモンの皮を『八方良菓』では梅の実と甘納豆とともに具材として使用しています。
安居昭博さんの来店も!
『八方良菓』の店主・安居昭博(やすい あきひろ)さんが、大丸京都店に2023年12月20日(水)に来店。『八方良菓』の『京シュトレン』への想いなどを直接聞けるチャンスです。
【詳細情報】
安居昭博さん来店日:2023年12月20日(水)10:00〜13:00
※日時が変更になる場合があります。また、離席する場合もあります。
【商品詳細】
八方良菓の京シュトレン (焼き菓子)
販売期間:2023年12月10日(日)~
販売場所:大丸京都店 地階 グロサリー売場
価格:ホールサイズ 3,456円/ハーフサイズ 1,836円/スライス(2切)626円
※数量に限りがあります。
※予告なく終了する場合があります。
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文/きょうとくらす編集部
【画像・参考】本年も販売! 未来に笑顔を、京都のロス食材を活用した<八方良菓>の『京シュトレン』期間限定販売(大丸京都店) – PR TIMES
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