はんなりしたイメージのある京都。実は、おいしいラーメンの激戦区としても有名です。昔ながらの中華そばから、こってり濃厚な豚骨、個性豊かな創作ラーメンまで……その日の気分で選べるのが京都ラーメンの魅力。
連載『きょうとのラーメンとくらす』では、きょうとくらすのライターたちが「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいラーメンをご紹介します!
今回はライター・ノクオが『タイカレーラーメン シャム』をご紹介。みなさんは“カオソーイ”という料理をご存知でしょうか? ラーメン好きの方はもちろん、カレー好きの方や麺類好きの方など、多くの方に絶賛される味をご紹介します!
場所は四条千本の交差点すぐ

『タイカレーラーメン シャム』は、阪急京都線・大宮駅から西へ徒歩約6分、四条千本からすぐの場所にあります。オレンジ色の看板とのぼりが見えたらお店に到着です。
10年以上前からこちらで営業されていて、店名の通りタイ風のカレーラーメン“カオソーイ”が目玉メニュー。少しずつメニューが増えて、現在はカオマンガイやトムヤムクン冷麺、デザートなども人気です。

中へ入ると、両方の壁際に横並びできる席が。パーテーションで区切られているので、おひとり様も隣を気にせず食事できます。
奥にはもう一つテーブル席があり、グループで来店した際も一緒に座れますよ。

店内のインテリアや食器は、オリエンタルな雰囲気を感じさせるものばかり。まるで現地で食べているような気分にさせてくれます。
そして、一番奥が厨房。ご夫婦が調理と接客を分担して手際良く働かれています。
スープや具材、トッピングを選ぶ

同店のカオソーイは、スープやメインの具、トッピングを好みに合わせて選べるのが魅力。
スープは、王道の『レッド』とタイらしい『グリーン』、そして近年追加されたナッツのコクとスパイスの香りが楽しめる『マッサマン』から選べます。味と辛さの説明がありますが、わからなければ質問を。丁寧に教えてくれます。
メインの具は、大きく分けて『チキン』と『ポーク』。『チキン』は低温調理されたジューシーな鶏胸肉のスライス、『ポーク』はスパイシーに炒められた豚ひき肉です。どちらも魅力的なので、迷ってしまう方は『ダブル』なんて選択肢もありますよ!

今回筆者は、カオソーイにサラダとご飯が付いた『ランチAセット(1,170円)』を選択。
カオソーイは、王道のレッドスープで具はチキンにしました。ヘルシーな食材を彩豊かに調理していて、見た目から食欲をそそります。

茹で麺の他に、揚げ麺ものせられていて楽しい食感に。2種類の麺とシャキシャキとした野菜、ジューシーなチキンがレッドスープで包まれて、舌の上でハーモニーを奏でます!
スパイスは感じますが、辛味がそれほど前面に出ているわけではないので、辛いものが苦手な方でも大丈夫。
味変も楽しめる!

卓上には、うれしい味変アイテムが用意されています。
もう少し辛味がほしい方向けのラー油、酸味が欲しい方向けのレモン果汁、独特の風味で塩味を足してくれるナンプラー。それぞれの調味料を自由に足して、自分好みの味に味変を楽しみましょう。

ラー油とナンプラーを入れてみると、辛味と風味がプラスされて、より現地の料理のような好みの味になりました。締めとして残ったスープにご飯をダイブさせれば、タイカレーライスとしていただけるのもお得です◎
子連れもウェルカム!

通常は1人につき880円以上の注文をお願いされていますが、「子どもは気になさらず」とのこと。メニューも『カオマンガイ』など子どもでも食べられる辛くないものもあるので、パパ・ママも安心してください◎
店舗詳細
タイカレーラーメン シャム
住所:京都府京都市中京区壬生花井町23-4 四条壬生ビル1階
電話番号:075-823-6118
営業時間:11:30〜14:45(L.O. 14:30)/17:30〜21:45(L.O. 21:30)
定休日:水曜日のディナー・日曜日・祝日
ライター・ノクオのひとこと
味はもちろん、並んで座れる席もあり、1人でもファミリーでもおすすめのお店。本場タイの麺料理をぜひ体験してみてください、ハマりますよ!
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【画像】ノクオ
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