限定クッキー缶「マールブランシュ京都北山本店」

京都には人におすすめしたくなるようなスイーツがいっぱいありますよね♡

連載『きょうとのスイーツとくらす』では、きょうとくらすライターたちが「ぜひ一度食べてみてほしい！」とみなさんにおすすめしたいスイーツをPICK UP！

今回は、見た目も味わいも大満足なかわいいクッキー缶が人気の『マールブランシュ京都北山本店』（京都市北区）をご紹介します。

洗練と親しみの両方を感じられる店舗

『マールブランシュ京都北山本店』は北山通り沿いにあり、向かいには『京都府立植物園』があります。アクセスは、京都市営地下鉄の北山駅4番出口から徒歩約3分ほど。専用駐車場は9台あるので、車で来店することもできます。

店舗は、ヨーロッパの建物のようなデザインのサロンを併設したショップと、隣接するコンシェルジュルームに分かれています。

ショップは、生クリームのようにやわらかな色合いの白を基調とした空間。入ってすぐ右手には季節のフルーツをたっぷり使ったケーキが並ぶショーケース、左手には9～10種類ほどの焼き菓子のショーケースがあります。

店内の奥はサロンとなっていて、店舗限定スイーツをはじめとするイートインメニューが楽しめます。

サロンには2人掛けのテーブルが8席ほどあります。椅子の生地のデザインをよく見ると、同店の商品『モンブラン』『茶の菓』『いちごのショート』がそれぞれモチーフになっているものも……！　食べるだけでなく、空間を通してスイーツタイムを楽しむことができます。

またコンシェルジュルームでは、予約商品の受け取りや配送依頼もできます。コンシェルジュが対応してくれるカウンター席に座って手続きができるので、周りを気にせずゆったり過ごせますよ。

『手作りジャムのデザートクッキーフランボワーズ』（2,450円）は、お店のロゴとお花のエンボス加工が施されたゴールドのクッキー缶。

京都市内には『マールブランシュ』の店舗が複数ありますが、こちらのクッキー缶は京都北山本店限定のテイクアウト商品です。

直径約13.5cmと大人の両手の上に乗るくらいの大きさの缶には、クッキーが12枚入っています。クッキーは、2枚の生地でジャムやチョコレートなどを挟むロシアンクッキーをベースにしてあり、真っ赤なフランボワーズジャムがサンドされています。

まるでお花のような形と宝石のようにキラキラと輝くジャムは、大人も子どもも思わず笑顔になりそうなかわいさ。上品でありながらどこか懐かしい、絶妙なレトロ感もあります。

生地とジャムはいずれも店内奥の厨房で手作りしているのだそう。生地は小麦粉やバター、卵、砂糖などシンプルな材料を使い、親しみやすい味わいに仕上げられています。

また、ジャムはピューレとホールの2種類のフランボワーズを使用し、酸味と甘さのバランスにこだわっています。ちなみに、洋酒は使われていないので、小さな子どもでも食べることができますよ。

クッキー缶を開けると、生地の甘い香りが漂います。指先で1つつまんでいただいてみると、サクッと小気味いい音がして、すぐに生地がほろほろと崩れます。

生地自体は軽やかな甘さですが、後からジャムの重みのある甘さと風味が追いかけてきます。フランボワーズの酸味はまろやかで食べやすく、鼻の奥に香りが残るので余韻も楽しめます。

大人だと1～2口で食べられてしまう大きさで、生地とジャムのバランスもほどよいため、ついついもう一つ、と手が伸びてしまいます。

また、少し冷やしてからもいただいてみました。フランボワーズジャムは少し固まって、やわらかなゼリーのような食感になり、甘さをより強く感じられるように。ひんやりした生地もバターの風味がより引き立ち、ひと味違うおいしさが楽しめました。

マールブランシュ京都北山本店
住所：京都府京都市北区北山通植物園北山門前
電話番号：075-722-3399
営業時間：【ショップ】 9:00～17:30【サロン】10:00～17:30（L.O.17:00）
定休日：無休

今回紹介した『手作りジャムのデザートクッキーフランボワーズ』は通年販売の商品ですが、季節限定のフレーバーが登場することもあるそう。

取材時は、京都産のレモンという珍しい食材を使った夏にぴったりのクッキーがありました。今後は、りんごのフレーバーも展開予定だそうなので、食べ比べを楽しんでみるのもおすすめです！

連載『きょうとのスイーツとくらす』では、さまざまなスイーツを毎週金曜日20時にご紹介しています。これまでにご紹介したスイーツはこちらからチェック！

文／さとみ縁

【画像】さとみ縁
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