「京都に住む人が通うほど好きなお店ってどこ? 」「ここでしか食べられないスイーツと出会いたい」京都の”ほんまにおいしいもん”って、ぜひ一度体験してみたいですよね。
そこで京都のローカル放送局KBS京都の社員に「おすすめのお店やメニューを教えて」とアンケートを取り、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、おいしさにこだわったフルーツサンドがいただける『市川屋珈琲』(京都市東山区)を訪れました。
和と洋、日常と非日常が混じる空間

今回訪れたのは、コーヒー好きなら誰もが一度は訪れる『市川屋珈琲』。2025年11月11日(火)でオープン10周年を迎えた名店です。東大路通沿いの京都市営バス・馬町で降りた後、徒歩約3分ほどで到着します。
陶芸工房を改装した店舗は道路に面しており、店内が見える大きなガラス窓が印象的。和風の造りを活かしつつ、椅子や間接照明など洋の要素が取り入れられ、軽やかな雰囲気が漂います。

店内にはテーブル席とカウンター席があります。店舗の奥も大きなガラス戸になっており、10周年を記念して整備された和風の庭を眺めることができます。
まるで茶室に招かれたような特別感がありながら、心地いいBGMやライトが心と体を不思議とほぐしてくれる、居心地のいい空間です。
看板メニューはもちろん『市川屋ブレンド』をはじめとするコーヒー。カウンターで丁寧に淹れられる一杯を求めて、朝の8時オープンにもかかわらずお客さんがやってきます。
しかし、実はフードメニューも人気なのをご存じでしょうか。
“おいしさ”の追求がつまったフルーツサンド

KBS社員が「季節の果物を使ったサンドウィッチがおいしい。」と絶賛する、旬のフルーツを使った『季節のフルーツサンド』(1,320円)。
筆者が訪れた2025年12月中旬には、ラ・フランス、あんぽ柿、いちご、キウイの4種類が使われていました。なお、仕入れ状況などによってフルーツは不定期に変わるそう。
一口大にカットしてあるフルーツをパン3枚と生クリームでサンドしてあり、慎重に持ち上げないと中身がこぼれそうなくらいボリューミーです。

ちなみに『季節のフルーツサンド』の生クリームはフルーツが落ちにくいようにする役割もありますが、コーヒーとも相性のいい食材であるため、「コーヒーと一緒に食べてもらう時の”橋渡し”にもなってくれます」と店主さんが教えてくれました。
使用するフルーツに合わせて、毎回生クリームの固さや甘みを調整するのだそう。いただいてみると、固めに仕上げてあるにもかかわらず、口当たりはふわっとやわらかく、なめらかな舌触り。また、ほどよい甘みが感じられました。
旬を堪能する贅沢体験

今回メインで使われているのは、ラ・フランス。品質にこだわって仕入れ、さらに、使うまで3日ほど寝かせて食べごろの状態になったものを使うのだそう。
一口大でもびっくりするほどみずみずしく、じゅわっと音がしそうなくらいたっぷりの果汁と風味が広がります。店主さんこだわりの生クリームと一緒にいただくと、ミルク感が強まりレアチーズのような味わいも感じられました。
また、キラキラと光るあんぽ柿は、まさに甘みのかたまり。ねっとりした食感と砂糖菓子のようなとろける甘さで、ラ・フランスよりひかえめな量でありながら、インパクトがあります。

そこへキウイやいちごの酸味がやってくると、口の中が一気にさっぱり。甘味も酸味も両方味わえるので、とても食べやすいです。
ちなみに、いちごはクリスマスケーキのイメージで具材に採用したのだそう。パンや生クリームの白さが際立って、華やかな見た目に気分が上がります。
店舗詳細
市川屋珈琲
住所:京都府京都市東山区渋谷通東大路西入鐘鋳町396-2
最寄:京都市バス「馬町」徒歩約3分
電話番号:075−748−1354
営業時間:8:00~17:00
定休日:火曜日、第2・4水曜日
駐車場:無(付近にコインパーキング有)
【パパママ向け情報】
ベビーカー入店:OK
おむつ交換台:無
子ども用イス:無
子ども用カトラリー:無
離乳食持ち込み:OK
【支払い・予約情報】
予約:不可
支払方法:現金・カード・電子マネー・QRコード
ライター・さとみ縁のひとこと
生クリームとフルーツの味わいと量のバランスが絶妙で、一口食べるごとに発見がある『市川屋珈琲』のフルーツサンド。ぜひ、フレッシュで贅沢感たっぷりな一皿を堪能してみてくださいね!
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【画像】さとみ縁
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