画像:こしいみほ
暮らす

「難しいことはや~めっぴ」こしいみほの“ころんでもポジティブ”【きょうとくらすコラム】

はじめまして、こしいみほです。

小学生と保育園児の2人を育児中のマンガ家・イラストレーターです。

モットーは「どうせ生きるなら明るく楽しく」。日々の生活のイライラやモヤモヤは、斜め上のポジティブ思考で乗り切っています。

育児の徒労感や面倒な家事は、別の何かに例えたり、思い切って諦めたり、ユーモアの力で投げ飛ばしたり……そんな私の思考法を愉快に描いた本がコミックエッセイ『ころんでもポジティブ』です。

きょうとくらすでは4話を抜粋して、毎月1回お届けしていきます。くすっと笑いながら読んでいただけたら嬉しいです!

難しいことはや〜めっぴ

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初めての育児では、子どものために衣食住を完璧に整えられるお母さんにならなくちゃ!と思い込んでいました。情報収集のためにSNSでママアカウントを見ると、みんなちゃんとできているように見えて、上手くできない自分がいいお母さんにはなれないんじゃないかと落ち込みました。

でもあるとき、私が見ているスゴイお母さんたちは、“お母さんだから”料理や手芸がうまいのではなくて、“もともと好きだから・得意だから”料理や手芸がうまいのではないか?と仮説を立てました。となると、料理や手芸が得意ではない私は、同じようにできなくて当然か〜と明るく開き直ることができたのです。

今も家事や育児のステキな発信を目にしては「なんで自分は同じようにできないんだろう」と落ち込むことはあります。

でもそのたびに「この人はきっと、家事が好きなんだろうなぁ」と思考のチャンネルを切り替えます。
すると「好きなことを発信するってイイよね」→「私も好きなことを楽しもう」→「苦手なことはそこそこでいいや」と前向きな気持ちになっていくのです。

誰しも完璧を求めてしまいますが、時には「自分が得意じゃないことはほどほどでいいか〜」と受け流してみるのも一つかもしれません。

こしいみほ/マンガ家・イラストレーター

滋賀県出身・埼玉県在住の30代、2児の母。
実家から京都の大学に通学。好きな京都市バスは205系統と5系統。

【書籍情報】
「ころんでもポジティブ 毎日を少しでも明るく楽しく生きる23の思考術」
全国の書店・Amazon・楽天ブックスで好評発売中。育児や家事や仕事のイライラ・モヤモヤを斜め上のポジティブ思考で愉快に突破する過程を描いたフルカラーコミックエッセイ。
著者:こしいみほ/出版社:オーバーラップ

文・絵/こしいみほ

【画像】こしいみほ