あなたのおうちは大丈夫？やりがち「キッチン周りのNG収納」

キッチンは私たちが生きるために必要な“食”を扱う大切な場所。調理をしたり、洗い物や片づけなどの家事で何時間もいる場所でもあります。そんな場所だからこそすっきりと片づけて、家事をスムーズに気持ちよくしたいですよね。

まずは今回ご紹介するNG収納をしていないかチェック。もし思い当たることがあればぜひ見直してみてくださいね。

1：同じ用途のものが多すぎる

キッチンにある、フライパンやお鍋、ボウルやザル、お玉などの調理ツール、食器やカトラリーなど……どれもまんべんなく使っていますか？もし何年も使っていないものがあれば、理由を考えてみましょう。

• 新しいものを買ったけれど、念のために残しておいた
• 使い心地が悪くて使っていない
• 洗いにくい、乾きにくい
• 重い
• いただいたけれど使っていない

今使っていない調理ツールは、今後も使う可能性は低いはず。まずは3つを2つに、2つを1つに減らせないか検討してみましょう。

食器やカトラリーは、いくつあれば大丈夫でしょうか？　例えば、筆者は2人家族＋来客2名の分と決めています。来客専用の食器はありません。必要数は家庭によって違うので、ぜひ一度考えてみてください。

数を決めてしまえば、減らしやすく、今後、増やし過ぎるのを防ぐこともできます。使わないものを減らすことで、使いたいものがより使いやすくなりますよ。

2：ものを重ねすぎている

同じものが多く、重ねて収納することが多い食器。結局上にある食器ばかりを使っている……なんてことはありませんか？いつも決まった食器ばかりを使っているなら、減らせないか考えてみましょう。

減らせない場合は、コの字棚やディッシュスタンドなどの収納グッズを使えば出し入れがしやすくなるのでぜひ活用してみてください。

種類の違うお皿を重ねるなら2種類だけにする……など、ルールを決めておけば重ね過ぎを防ぐこともできそうですね。

3：適さない場所に収納している

踏み台を使わないと届かない場所に重いものや割れ物を収納していませんか？　万が一、落下した時に危険なものを高い場所に置くのはおすすめできません。

高い場所に収納するものは軽いものを。収納ケースもなるべく軽いものや取っ手付きがおすすめです。

シンク下の収納も適さないものがあります。

シンク下は湿気や熱がこもりやすく、カビが発生しやすい場所。お米や調味料など食品、紙皿や紙コップなど紙ものはシンク下の収納はおすすめできません。

シンク下収納には、お鍋、ザル、ボウルなどの水を使うものや、洗剤、ゴミ袋などのお掃除グッズなどがおすすめです。

今回はキッチン周りの3つのNG収納をご紹介しました。NG収納を見直すついでに、使っていないものがないかも見直してみてください。

何年も使っていない調理器具、家族の人数の割に多すぎる食器、引き出物でいただいたけれど一度も使っていない食器などはありませんか？

“今”の暮らしに必要な量、使いやすい収納を見つけてみてください。

文／non

【画像】non