整理収納アドバイザーのみらいです。もともと、お買物が大好きなうえに、物を手放すのが苦手で家の中に物が溢れていました。少しずつ家の中を片付けたら、手放してよかったと思うものがたくさん!
今回は“キッチンの手放して良かったもの”をご紹介します。
皆さんの家にも同じような思いで手放せないものはありませんか? 一緒にキッチンを見直してみましょう。
1:実家からもらった食器類
まずは実家からもらった食器類。結婚した当初は食器を揃えるのにもお金がかかるので、デザインなどは気にしないで実家から譲ってもらった食器などで充分でした。
それから10数年、実家からもらった食器は、欠けたり、枚数が少なくなったり、貰った時は気にならなかった、自分の好みとは異なるデザインの食器にだんだんモヤモヤするように。
何に使うのかもわからず、とりあえずもらっていた食器もあったので、まずは使っていない食器を手放すことにしました。感謝の気持ちを忘れずに“自分たちらしいお気に入りの食器“に少しずつしていこうと思いました。
2:来客用のグラス
結婚した頃は来客もそれなりにありましたが、それも落ち着いて、さらにコロナ禍になったこともあり来客はほぼ無くなりました。
それを機に、来客用のグラスは本当に必要か見直しました。ビール用のコップや夏の麦茶用のコップのセットなど、中には一度も使っていない物もあり、それらを手放して普段使いができそうなものだけを残しました。
ほとんど使っていなかった物に場所を取られていたと思うと手放して良かったと改めて思います。
もし、来客が沢山来た時は使い捨てのコップで充分。普段使わないならそういう選択肢もあると思うと手放せる物があるのではないでしょうか?
3:流行りに乗っただけ、使う機会のない調理器具
ホームベーカリー、スムージーが作れるブレンダーなど、流行った調理器具がありますよね。我が家にもありました……。
ホームベーカリーは2、3回使っただけでもう作らなくなり、みじん切りもできるし、離乳食用にも便利だと思って購入したブレンダーは、出し入れするのに時間がかかり、結局あまり使わなくなってしまいました。
便利なのはいいけれど、結局、使いこなすことができずに、キッチンの棚の中に入れっぱなしの調理器具はありませんか? そして、今後使うことはありますか?
もしも使いたいと思うなら、キッチンに出して置いてみましょう。それでも使わないのなら、もう今後使うことは無いということです。早めにフリマアプリなどで売ってお金に変えてしまった方が、“場所も空いて” “お小遣いも増えて” いいことずくめです。
キッチンのもったいないお宝、ありませんか?
4:年一回なら手放してOK!? 代用品でさらに節約
我が家には年に一回しか使わない寿司桶がありました。年一回とはひな祭り。ちらし寿司を作る時しか出番がないのです。大きいので場所を取るし、出番が少ないのであれば手放して良いのではと考え、何か代用できるものがないかと探してみると、丸い大皿がありました。
大皿にきれいに盛ったところ華やかでとても良かったのです。
次にお皿や調理器具を買う時は「1年で何回使うか」「代用品はないか」と考えてから購入するようになりました。衝動的に買うこともなくなり、結果、節約にもつながっていると思います。
5:多すぎるカトラリー
我が家には、結婚するときに実家からもらったカトラリー、引き出物でいただいたカトラリー、主人が1人暮らしで使っていたカトラリーと、4人暮らしなのにカトラリーだらけ。
スプーンやフォークなど、あまり場所を取るものではないので、食器棚にあってもそんなに邪魔と感じたことはありません。しかし、キッチンを見直したとき、カトラリーを全部出してみると、たった4人しかいないのに、カトラリーの多さにびっくり! 特に頂き物などは手離し難いものですよね。
「家族の人数に対して何本あれば良いのか」「どのタイミングで使うものなのか」を考えて、必要な数だけ残すことにしました。たとえ小さなものでも、見直すことで収納に余裕が生まれます。
カトラリーを見直したことで、ごちゃごちゃして使いづらかったカトラリーケースを見直すこともできました。引き出しを開けるたび、整った空間ににんまりしてしまいます。
キッチンの見直しをしてモヤモヤするキッチンから卒業してみませんか? 意外と使っていないお宝が眠っているかもしれませんよ。
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写真・文/みらい