成長の思い出作りにも！ アットホームな「ベビーマッサージ教室」【長岡京市】

赤ちゃんの成長は驚くほど早いもの。せっかくならば「たくさんふれあって笑顔の時間を増やしたい」、「成長をしっかり記録しておきたい」と考えるパパ・ママは多いですよね。

今回は、ママと赤ちゃんがたくさんふれあえるベビーマッサージや、子どもの手形や足形を使いユニークな作品を作ることができる『ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’』をご紹介します。

「ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’」とは？

山口まゆみさんが代表を務める『ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’』。主に長岡京市内で毎月教室を開催し、ベビーマッサージと手形や足形を使ったアートを教えています。

元々は薬剤師として働いていたという山口さん。アロマオイルをきっかけにタッチケアと出会い、体が緩む感覚を楽しいと感じ、もっとたくさんの人に広めたいと思ったのだそう。

自身に子どもが生まれると、オイルを使ってベビーマッサージをはじめました。赤ちゃんの頃は反応が分からなかったそうですが、お子さんが2歳のときに自らオイルを持ってきてマッサージをねだってきてくれたのを見て、喜んでくれていたと分かったと言います。

さらに意欲がわいた山口さんは、ベビーマッサージなどの民間資格を取得。今では『ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’』として活動しています。

ベビーマッサージ教室は月3回程度、赤ちゃんの月齢に合わせたクラスを開講。生後2か月～1歳くらいまでの赤ちゃんとママが対象で、1人～6人までの少人数制です。また、手形足形アート教室は月1回程度、小学生までの子どもとその家族を対象に開講しています。

ベビーマッサージ教室に参加！

筆者が訪れたのは8月のとある教室開催日。開始時刻になると、会場に続々と参加者が集合しました。今回は女の子3人と男の子2人、そしてそれぞれママたちの計5組の親子で教室がスタートです。

はじめは写真撮影から。毎月のイベントに合わせて山口さん手作りの小物や背景を使って撮影するのだそう。8月のテーマは、“夏祭り”。赤ちゃんたちはテーマに合わせて甚平姿になります。

撮影中はニコニコとご機嫌な子や、ママにくっついてなかなか離れることができない子などさまざまで、にぎやかなひとときでした。

続いてオイルが配られパッチテストをそれぞれ行った後、自己紹介をしてベビーマッサージが始まります。使用するのは精製されたホホバオイル。赤ちゃんの安全を第一に考え、より肌への刺激が少ないものを採用しているのだそう。

まずは2つの手遊び歌で緊張をほぐしていきます。1つ目は、夏らしく打ち上げ花火がモチーフの絵本を使い、ストーリーに合わせて優しく赤ちゃんへタッチ。「どーん、ぱっ！」というフレーズに合わせて、赤ちゃんの足や頭をちょんちょんと触っていきます。

2つ目は歌に合わせて、さらにタッチ。ママとふれあい、少しずつ赤ちゃんたちも教室の空気に慣れてきたようです。声を上げて笑ったり、起き上がって自由に動き始めたりし始めました。興味のあるものへひかれていく子はそのまま見守る、アットホームな雰囲気です。

いよいよ次は、オイルを使ったベビーマッサージです。山口さんによるタッチの仕方やポイントの解説を聞きながら、赤ちゃんの腕や足を優しく揉んだり、さすったりするママたち。

「もみもみ」や「くるくる」といった声かけをしながら、いろいろな部位にたくさん刺激を与えていきます。また、「どんぶらこ～どんぶらこ～」や「足裏しゃかしゃか、かかとごしごし」など、体のどの部分に触れるか、赤ちゃんの目を見て優しく伝えながらリズミカルにタッチしていく場面も。

だんだんとリラックスしてきたのか、途中で眠くなってきてしまった子も出てきました。「ママのやわらかくてあたたかな手が触れると、赤ちゃんはリラックスしてくれますよ」と山口さん。

約30分間のベビーマッサージが終了したら、最後にレッスンノートの作成です。冒頭で撮った夏祭りアートの写真や、山口さんが撮影した受講中の様子を収めた写真、手形足形もとって今日のことをノートに記録していきます。

「生まれてから何日目かと、日々できるようになったことを綴っています」と成長記録として活用しているママや、「手形や足形は家で額に入れて飾っていて、毎月入れ替えて楽しんでます」というママも。

わいわいとレッスンノートを作っているうちに、あっという間に終了予定の12時に。すっかりリラックスした様子の赤ちゃんたちは、ママと一緒にニコニコしながら帰っていました。

親子でわいわい楽しめる！ 手形足形アート教室も

少し大きな子どもがいる方には、小学生以下の子どもとその家族が参加できる『手形足形アート教室』がおすすめです。

毎月、季節に合わせたデザインの台紙を使用しており、8月はスイカやかき氷のデザインが登場。特にかき氷は人気なのだそう。

実用性もほしいという方にはカレンダーの台紙も用意されています。日付が入っているので、将来振り返りやすく、子どもの成長をより実感できるアイテムです。

子どもの手形や足形をそのまま活かしたユニークな作品は、我が子の成長が感じられるアートとして将来も残すことができます。また、パパ・ママも一緒に参加することで、作る過程もより楽しむことができ、親子の思い出作りにもなりますね。

「赤ちゃんもですが、何よりもママがリラックスすることが大事」という山口さん。教室ではママも赤ちゃんも笑顔があふれていました。

ぜひ、『ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’』でたくさんのふれあいや世界に一つだけの作品作りを通して、我が子との楽しい時間を過ごしてみてくださいね！

【詳細情報】
ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’
開催場所：京都府長岡京市神足2-3-1 バンビオ1番館 長岡京市中央生涯学習センター他
電話番号：050-3698-0055
受講料：ベビーマッサージ教室 2,500円／手形足形アート教室 1,500円～
※教室開催についての詳細はホームページ等をご確認ください。

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文／さとみ縁

【画像】ベビーマッサージ＆手形足形アート教室 tete’／さとみ縁
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