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祇園祭限定! 行列必至の名物グルメ「タレが染み込んだ絶品豚饅」【京都市中京区】

コンチキチンのお囃子の音が聞こえてくると、京都の長い夏が始まります。豪華絢爛な山鉾が建ち並び、提灯に灯りがともる宵山の夜。あの独特の熱気と高揚感は、何度体験しても心躍るものですよね。

そんな祇園祭の大きな楽しみのひとつが、この期間にしか味わえない特別なグルメ。たくさんの屋台やお店が限定メニューを出す中、「これは絶対に食べておきたい!」という逸品があります。

そこで、きょうとくらすライターがおすすめする“祇園祭に食べたいグルメ”をご紹介。

今回は、ライター・みやこが、毎年長蛇の列ができることでも知られる、祇園祭の絶品名物グルメをご紹介します。暑い中並んででも食べたい、その価値ある特別な一品です!

宵山に現れる名店の証! お目当ては「しみだれ豚饅」

お店の外観
画像:みやこ

祇園祭の前祭期間、四条烏丸エリアを歩いていると、ひときわ長い行列が目に飛び込んでくる場所があります。そこが、中華料理の名店『膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり』の店頭です。

普段は落ち着いた佇まいのお店ですが、この期間だけは店頭に「しみだれ豚饅」と書かれた大きなのぼりが立ち、多くの人がこの味を求めて集まります。

お店の前に掲げられた「膳處漢」の暖簾
画像:みやこ

普段は落ち着いた佇まいのお店ですが、この期間だけは特別な活気に満ち溢れます。このお祭りの雰囲気を見ると「今年も祇園祭の時期がやってきたな」と感じる方も多いのではないでしょうか。

五感を刺激する! 湯気とタレの香ばしい香り

せいろから豚まんを取り分け、袋に詰める様子
画像:みやこ

店頭では、大きなせいろから湯気が立ち上り、スタッフさんたちが手際よく『しみだれ豚まん』(600円)を用意しています。この活気あふれる雰囲気も、お祭りの醍醐味ですよね。

タレがたっぷりかかった豚まんたち
画像:きょうとくらす編集部

そして、この豚まんの最大の特徴が、蒸し上がったアツアツの皮に、お店特製の香ばしい醤油ベースのタレをたっぷりとかけた、この“しみだれ”仕上げ! つやつやと輝くタレが食欲を最高潮に高めてくれます♡

熱々を頬張る幸せ! 食べ応えも抜群

袋に入ったしみだれ豚饅
画像:みやこ

熱々の豚まんを受け取ると、ずっしりとした重みが手に伝わります。レトロなイラストが描かれた専用の袋も、お祭り気分を盛り上げてくれますね。

お皿に乗せたしみだれ豚饅
画像:みやこ

タレがじゅわ〜っと染み込んだ皮は、もっちりとした独特の食感。一口頬張れば、ジューシーな肉汁と共に、豚肉や椎茸、そしてコリコリとした山くらげなど、大きめの具材の旨みが口いっぱいに広がります。

かなりボリュームがあるので、子どもとシェアするのもおすすめです。タレがたっぷりなので、食べ歩きの際は、ウェットティッシュを用意しておくと安心ですよ。

商品詳細

膳處漢ぽっちり(ぜぜかんぽっちり)
住所:京都府京都市中京区天神山町283-2
電話番号:075-257-5766
販売時間:11:30~当日分が無くなり次第終了
※『しみだれ豚饅』の店頭販売は祇園祭・前祭期間のみ。

ライター・みやこのひとこと

いよいよ今年も祇園祭が始まります。あのコンチキチンの音色と熱気に包まれながら、ぜひこの特別な『しみだれ豚饅』を味わってみてください。きっと忘れられない夏の思い出になりますよ!

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写真・文/みやこ

【画像】みやこ
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※文中の価格はすべて税込みです。
※画像は昨年以前に撮影したものです。