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【2023年 最新】ライトアップ情報も! 京都の紅葉スポット特集

古都として知られ、長い歴史と文化的な重要性を持つ、京都。長きにわたって日本の文化の中心地として栄えた京都にはたくさんの風物詩があります。

京都の風物詩をご紹介する『きょうとの風物詩とくらす』。今回は、京都の紅葉スポットをご紹介します。

1:永観堂禅林寺

永観堂の境内
画像:永観堂禅林寺

京都の紅葉といえば外せないのが永観堂。『古今和歌集』でも永観堂の紅葉について詠まれ、古くから“もみじの永観堂”とも称されます。

永観堂の庭園
画像:永観堂禅林寺

池泉回遊式の庭園を中心に、境内には約3,000本の紅葉が咲き誇ります。見頃の時期に行くも良し、枯れ始めの地面一面が散った紅葉で埋め尽くされる時期に行くも良し♡

永観堂の庭園ライトアップ
画像:永観堂禅林寺

例年ライトアップも行われ、紅く覆われた幻想的な景色を見ることができます。

【詳細情報】
永観堂禅林寺
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
拝観時間:9:00~17:00(16:00受付終了)
拝観料:【通常期】大人 600円/小中高生 400円【2023年11月3日(金)~12月3日(日)】大人1,000円/小中高生 400円※寺宝展、阿弥陀堂など諸堂宇、庭園の拝観が可能

永観堂禅林寺ライトアップ
実施期間:2023年11月3日(金)~12月3日(日)
実施時間:17:30~21:00(20:30受付終了)
拝観料:中学生以上 600円

2:貴船神社

貴船神社紅葉
画像:貴船神社

叡山電車・貴船口駅からバスまたは徒歩で訪れる“京の奥座敷”貴船神社。京都でも長い歴史をもつ水神を祀る神社です。

貴船神社
画像:貴船神社

本宮、結社、奥宮の三社からなり、本宮では神水に浮かべると文字が出てくる『水占みくじ』、結社は京都屈指の縁結びスポットとしても有名。

貴船神社ライトアップ
画像:貴船神社

貴船神社をはじめ、貴船神社から貴船口駅までの各地でライトアップイベント『貴船もみじ灯籠』が実施されます。料理旅館街では幻想的なライトアップを眺めながらお食事も。

貴船神社ライトアップ「貴船もみじ灯籠」
画像:叡山電鉄株式会社

駐車場も用意されていますが20台程度と限りがあるので、紅葉の期間中は公共交通機関の利用がおすすめ。叡山電車では2023年11月3日(金)から11月26日(日)の期間、鞍馬線市原駅~二ノ瀬駅間にある『もみじのトンネル』でライトアップを実施! 展望列車『きらら』の運行も増便されるので、ぜひこの機会に乗車してみてくださいね。

【詳細情報】
貴船神社
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
拝観時間:【本宮 開門】6:00~20:00(12月~4月は6:00~18:00)【授与所受付(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)】9:00~17:00
拝観料:無料

貴船神社ライトアップ「貴船もみじ灯籠」
実施期間:2023年11月3日(金)~11月26日(日)
実施時間:日の入り~20:30

3:源光庵

源光庵の『悟りの窓』と『迷いの窓』
画像:源光庵

『源光庵』は地下鉄烏丸線・北大路駅や四条大宮からバスに乗り『鷹峯源光庵前』で下車してすぐの場所に位置します。

『悟りの窓』と『迷いの窓』で有名で、特に紅葉の時期には窓越しに見える境内の紅葉とのコントラストが息を吞むほどの美しさです。『悟りの窓』の円型は“禅と円通”の心を、円は大宇宙を表現しています。『迷いの窓』の角型は“⼈間の⽣涯”を象徴し、⽣⽼病死の四苦⼋苦を表しているのだそうです。

源光庵の縁側
画像:源光庵

本堂の“血天井”も見逃せないポイント。伏見桃⼭城の遺構で、1600年に徳川家康の忠⾂が⽯⽥三成の軍勢と交戦し討死、残る380余⼈が⾃刃し落城した際についたといわれる血で染まった足跡があります。

【詳細情報】
源光庵
住所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:中学生以上 400円/小学生 200円(※11月は中学生以上500円)
※寺の行事がある時に終日または臨時に拝観を中止することがあります。
※ライトアップは未実施。

4:東福寺

東福寺の紅葉
画像:Instagram(@tofukuji_zen_temple)

続いては京都の紅葉スポットとして絶対外せない東福寺。京阪電車・東福寺駅または鳥羽街道駅、JR・東福寺駅から徒歩約10分です。

東福寺通天橋からの眺め
画像:Instagram(@tofukuji_zen_temple)

境内にはおよそ2,000本の紅葉が植えられており、通天橋・臥雲橋・偃月橋の3つの橋が架かっています。特に通天橋からの見渡した景色は圧巻で、毎年全国からたくさんの観光客がこの景色見たさに訪れます。

東福寺の臥雲橋からの眺め
画像:Instagram(@tofukuji_zen_temple)

見頃の時期は混雑必須のため、朝早くから訪れたいところ。『臥雲橋』は境内に入らなくても渡れるので、8時台からの参拝がおすすめです。

【詳細情報】
東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15-778
拝観時間:【4月~10月末】9:00~16:30【11月~12月 第1日曜日】8:30~16:30【12月 第1月曜日~3月】9:00~16:00 ※拝観受付終了は拝観時間の30分前
拝観料:【11月11日(土)~12月3日(日)】東福寺本坊庭園(方丈)大人500円 小中学生 300円/通天橋と開山堂 大人1,000円 小中学生 300円【通常期】東福寺本坊庭園(方丈)大人500円 小中学生 300円/通天橋と開山堂 大人600円 小中学生 300円/共通拝観券 大人1,000円 小中学生 300円

東福寺ライトアップ
実施期間:2023年11月18日(土)~12月3日(日)
実施時間:17:30~19:00(19:30閉門)
※完全予約制

5:南禅寺

 南禅寺 紅葉
画像:オフィスK/PIXTA(ピクスタ)

地下鉄東西線・蹴上駅から徒歩10分のところにある南禅寺。こちらも京都屈指の紅葉の名所です。日本三大門の一つにも数えられる南禅寺の三門に紅葉がかった景色は圧巻。

南禅寺の紅葉
画像:farmer/PIXTA(ピクスタ)

三門の上に上がることもでき、回廊が設置されているので三門から360度の景色を眺めることができます。

京都 南禅寺の紅葉 水路閣
画像: irodori/PIXTA(ピクスタ)

境内にある琵琶湖疎水の水路橋も見逃せないポイント。赤レンガ造りのレトロな雰囲気が人気で、数々ドラマの撮影スポットにもなっています。

【詳細情報】
南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
拝観時間:【12月~2月】8:40~16:30【3月~11月】8:40~17:00 ※拝観受付終了は拝観時間の20分前
拝観料:【方丈庭園】大人 600円・高校生 500円・小中学生 400円【三門】大人 600円・高校生 500円・小中学生 400円【南禅院】 大人 400円・高校生 350円・小中学生 250円
※年末(12月28日~31日)は一般拝観は不可。
※ライトアップは未実施。

6:東寺(教王護国寺)

 東寺の五重塔と紅葉
画像:shimanto/PIXTA(ピクスタ)

京都のシンボルにもなっている国宝・五重塔を有する東寺。世界文化遺産『古都京都の文化財』の一つです。近鉄電車・東寺駅から徒歩10分のところにあります。

 東寺の五重塔と紅葉
画像:shimanto/PIXTA(ピクスタ)

庭園は『瓢箪池』を中心とした池泉回遊式。池に映りこむ五重塔と紅葉の景色は京都らしさに溢れた情景です。

 東寺夜間拝観の紅葉
画像:kazukiatuko/PIXTA(ピクスタ)

2023年11月1日(水)から12月10日(日)の期間はライトアップも実施。JR・京都駅の八条口から徒歩15分なので、京都旅の最後にここのライトアップを眺めて帰るのもおすすめです。

【詳細情報】
東寺(教王護国寺)
住所:京都府京都市南区九条町1
拝観時間:8:00~17:00 ※受付終了は16:30
拝観料:【通常時 金堂・講堂】大人 500円・高校生 400円・中学生以下 300円【2023年11月1日(水)~12月10日(日) 五重塔・金堂・講堂】大人 800円・高校生 700円・中学生以下 500円

東寺「紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観」
実施期間:2023年11月1日(水)~12月10日(日)
実施時間:18:00~21:30 ※受付終了は21:00
拝観料:高校生以上 1,000円・中学生以下 500円

7:天龍寺

天龍寺庭園の紅葉
画像:天龍寺

こちらの天龍寺も世界文化遺産『古都京都の文化財』の一つ。観光地・嵯峨嵐山に建つ禅刹で、嵐山や小倉山を借景にした大規模な池泉回遊式庭園が見どころです。

天龍寺庭園の紅葉
画像:天龍寺

大方丈の縁側に腰を下ろして庭園を眺めて過ごす時間は忙しい日常から離れ、一息つけること間違いなし。

天龍寺窓越しに見える庭園の紅葉
画像:天龍寺

そのほかにも、法堂の天井に描かれた「どこから見ても龍に睨まれる」という八方睨みの雲龍図や、庫裏にある有名な達磨図など、一度は必ず訪れたい寺院です。

【詳細情報】
天龍寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
参拝時間:8:30~17:00(受付終了16:30または16:50)
参拝料:【庭園(曹源池・百花苑)】高校生以上 500円/小中学生 300円【諸堂(大方丈・書院・多宝殿)】庭園参拝料に300円追加【法堂「雲龍図」特別公開】500円(※2023年9月9日(土)~12月3日(日)は毎日公開)

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文/きょうとくらす編集部

【画像・参考】永観堂禅林寺/貴船神社/叡山電鉄株式会社/源光庵/Instagram(@tofukuji_zen_temple)/天龍寺
PIXTA(ピクスタ):北の街/オフィスK/farmer/irodori/shimanto/kazukiatuko
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