日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで150店舗を超えるパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんを紹介します。
さて、今回紹介するのは、千本通にあるパンのセレクトショップです。
パン好きの夢が詰まったセレクトショップ
市バス・千本丸太町バス停から、千本通を徒歩で北に2分ほど上がった場所にある『Regaluce(レガルーチェ)』。
こちらのお店は、一見するとごく普通の街のパン屋さんに見えますが、実は京都のいろいろなパン屋さんからおいしいパンをセレクトして販売しているお店なんです。
京都のパン巡り気分が味わえるお店
清潔感あふれる店内にはたくさんの種類のパンが並んでいます。いろいろなパン屋さんのパンが少しずつ並んでいるので、このお店を訪れるだけでパン巡りが楽しめます。
それぞれのお店の個性豊かなパンが並んでいるので、選ぶのもとても楽しいですよ。
それぞれの商品POPには、提供しているパン屋さんの名前がしっかりと記載されているので、選ぶ際の参考になります。どのパンがどのお店のものか一目で分かるため、お気に入りのパン屋さんを見つけやすく、また新しいお店との出会いも楽しめます。
取材日は、『fiveran(ファイブラン)』などの人気パン屋さんのパンが販売されていました。曜日によって取り扱われるパン屋さんが異なるため、詳しい情報や入荷スケジュールについては、ぜひお店で確認してみてください。
おすすめのパンをご紹介
今回は筆者がおすすめする3種類のパンをご紹介します。
『野菜のピリ辛タルティーヌ』(290円)は、桂にある『パンメゾン・イワサ』さんのパン。まずタルティーヌの美しい彩りが目を引きます。新鮮な野菜がたっぷりとトッピングされていて、とても食欲をそそります。
パンは意外としっとりと柔らかく、野菜たっぷりのジューシーさとピリッとした辛さがクセになります。ワインのお供にぴったりです。
『タンドリーチキンとプチトマトのパニーニ』(260円)は、長岡京市にある『ブランベーカリー』さんのパン。もっちりとした食感が特徴のパンに、スパイシーなタンドリーチキンとジューシーなプチトマトがサンドされています。
食欲をそそるタンドリーチキンのピリッとした風味を、プチトマトの甘酸っぱさがうまく中和していて、バランスのとれた味わいが楽しめます。
『都メロンパン』(260円)は、『ルーク』さんが手掛ける特製メロンパン。抹茶が練り込まれたアーモンドクッキー生地は、香ばしさとほのかな抹茶の苦味が絶妙に調和しています。
一口かじると、サクサクッとした歯ごたえが心地よく、その後に抹茶の風味が口の中に豊かに広がります。京都らしい風情を感じる一品で、抹茶好きにはたまらないメロンパンです。
千本通にある『Regaluce』は、京都中のさまざまなパン屋さんを一度に楽しめるまさに夢のような場所。
京都は本当においしいパン屋さんが多く、それぞれのお店が個性豊かなパンを提供しています。『Regaluce』なら、そんなパンを一か所で食べ比べできますね。気になる方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
【店舗詳細】
Regaluce(レガルーチェ)
住所:京都府京都市上京区稲葉町467
電話番号:075-802-0150
営業時間:10:30~18:00
定休日:日曜日
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取材・文/みやこ
【画像】みやこ
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※文中の価格はすべて税込みです。