木のお盆にのったお味噌汁とまぐろ節ご飯と小鉢
グルメ

ご当地味噌とゴロッと野菜♡ 今年オープンした「お味噌汁専門店」【京都市下京区】

2024年2月、 古都・京都の風情を残す京町家が並ぶ『膏薬辻子(こうやくのずし)』の一角にオープンした全国でも珍しい“お味噌汁専門店”。

京都観光と合わせて、ご当地のお味噌とゴロッと野菜が入ったお味噌汁でホッとひと息しませんか? 今回は、知る人ぞ知る、京都烏丸味噌汁専門店『沁みる』(京都市下京区)をご紹介します。

風情ある京町家でいただくお味噌汁

みそ汁専門店沁みるの外観
画像:MAYU

“味噌汁”と書かれた赤い暖簾が目印の、京都烏丸味噌汁専門店『沁みる』。

みそ汁専門店沁みるの暖簾
画像:MAYU

店名の由来は、お味噌汁を飲んで、ホッとする“沁みる”からとったそう。

みそ汁専門店沁みるの店内
画像:MAYU

京町家の雰囲気が心安らぐ店内は、1階がカウンターとテーブル席になっており、ひとりご飯やグループなど、さまざまなシーンで利用可能。

黒いテーブルがある座敷
画像:MAYU

2階は、黒をベースにしたシックな座敷となっており、ガラッと雰囲気が変わります。足を伸ばしてゆったりと食事ができるので、ご利用の際はスタッフまでお声がけを。

こだわりが詰まった5種類のお味噌から選ぶ一杯

お味噌と野菜が陳列された棚
画像:京都烏丸味噌汁専門店 沁みる

日本の食卓に欠かせない白米とお味噌汁。全国各地で数種類のお味噌が販売されており、味・香り・色・風味など、さまざまな特徴がありますが、なかなか自宅で食べ比べをする機会がないですよね……。

2024年6月現在、『沁みる』では、東京江戸甘味噌、鹿児島麦味噌、北海道味噌、愛知八丁味噌、京都白味噌の5種類のお味噌を提供しており、専門店だからこそ自分好みの一杯を選べるのが嬉しいポイント♡ 

みそ汁専門店沁みるの店内
画像:MAYU

それぞれのお味噌の特徴や期待できる効果について、店内の黒板に詳しい説明が書いてあるので、ぜひチェックしてみてください。

食べ応えたっぷり! 満腹になる「みそ汁セット」

木のお盆にのったお味噌汁とまぐろ節ご飯と小鉢
画像:MAYU

同店で提供するメニューは、ご飯・お味噌汁・小鉢がセットになった『みそ汁セット』一択! メインのご飯は3種類から、お味噌汁は5種類からお好みをひとつずつチョイスします。

今回は、京都を感じる『みそ汁セット(Cセットまぐろ節ご飯・京野菜と焼トマトの白みそ汁)』(950円)を注文。

木器のスプーンにのった白味噌汁
画像:MAYU

『京野菜と焼トマトの白みそ汁』は白みそを使用したお味噌汁で、白みそは大豆に対する米麹の割合が多く、熟成期間が短いため、甘みのある味わいが特徴なのだそう♡

野菜と白味噌のおみそ汁
画像:MAYU

中には、ゴロッと野菜がたっぷり! 優しい甘さと野菜の旨味のどちらも楽しめる一杯です。

『沁みる』では、全国のお味噌を提供していますが、合わせる野菜もその県の雰囲気に合わせたものをチョイスしているのだそう。

さらに、色味やバランスなどもこだわっているので、思わず写真に撮りたくなります♡ 

木器に入ったまぐろ節ご飯と黄身
画像:MAYU

甘みのあるお味噌汁と、ほのかにまぐろの風味が香る『まぐろ節ご飯』は相性ぴったり。黄身を混ぜるとより濃厚になります。

木器に入ったまぐろ節ご飯と黄身
画像:MAYU

お醤油でももちろんおいしいですが、お好みでごまをかけることでより香ばしくなるので、味変もおすすめ! 

黒い器にのった一品料理
画像:MAYU

箸休めに嬉しい『日替わり小鉢』。内容はその日によって変わりますが、この日は卵焼き、お漬物、ひじきと大豆の煮ものでした。

今後は朝食の営業も始まるそうで、ますます『沁みる』で、いただくお味噌汁に癒される方が増えそうな予感♡ ぜひ、お味噌汁専門店で自分好みの一杯を見つけてみてください。

【店舗詳細】
京都烏丸味噌汁専門店 沁みる
住所:京都府京都市下京区新釜座町735-2
電話番号:075-708-7247
営業時間:10:30〜15:30(L.O15:00)
定休日:不定休 ※公式インスタグラムにて告知

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文/MAYU

【画像】京都烏丸味噌汁専門店 沁みる/MAYU
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