20食限定！出町ろろろの「ボリューム満点和食ランチ」上京区

野菜をしっかり食べることができていますか？　サラダやスープなど手軽に野菜を摂ることのできるメニューはたくさんありますが、和食のおかずとしていただくのもおすすめです。

今回は、出汁のきいた味わいと旬の野菜をたっぷり楽しめる和食ランチが人気の『出町ろろろ』をご紹介します。

商店街近くにある心落ち着く和風の店舗

京阪電車『出町柳駅』から鴨川デルタを眺めながら出町桝形商店街を目指して歩くこと約10分。和食屋『出町ろろろ』は、思わず声に出したくなるような店名が描かれたガラス戸が目印です。

靴を脱いで入店すると、赤いのれんが印象的な和風のおしゃれな雰囲気と優しい明かりが灯った空間が広がっています。

カウンター席8席に加え、テーブルは4人掛け1席と1人掛け1席があります。席と席の間はゆったりしており、深い色合いのテーブルも落ち着きがあります。

ボリューム満点！予約がおすすめの『ろろろ弁当』

『お昼のろろろ弁当』（1,400円）は、二段弁当を模した2つのお盆に分かれて提供されます。

手前のお盆の一段目には8種類の小鉢がずらり。今回のメニューは、写真左奥から『間引きビーツ海苔浸し』、『ズッキーニ絹掛け』、『じゃがいもの煮干し酢』、『小松菜じゃこ浸し』。

手前は写真左から『サニーレタス削り粉和え』、『きゅうりにしょうが梅』、『ゴマトーフ昆布揚げ』、『玉ねぎ干し海老煮』です。

奥のお盆の二段目は、『土鍋ご飯』、『初夏のかきあげ』、『出し巻きあられあんかけ』。『土鍋ご飯』はおかわりすることもできます。さらにお味噌汁が付いており、かなりのボリューム感。

『ゴマトーフ昆布揚げ』以外は旬の野菜を一つずつ主役にしたおかずであることが多いそう。野菜は主に、農家から直接仕入れたものを使っており、まさに畑から直送した新鮮で食べごろのものをいただけます。

また、小鉢の内容は2週間に一度変更されるので、どんなおかずが食べられるのかは行ってみてからのお楽しみです。当日に行くと売り切れている場合があるので、予約していくのがおすすめですよ。

最後の一口まで！野菜のおいしさにお箸が止まらない

一段目の小鉢は初夏の野菜を使ったおかずがたっぷり。『ズッキーニ絹掛け』の“絹掛け”とは絹豆腐のこと。絹豆腐と砂糖、醤油をジューサーにかけてなめらかなソースのように仕上げた、ほっとする味わいです。

『ゴマトーフ昆布揚げ』はお客さんからのリクエストで定番化した一品。できたてのゴマ豆腐のとろとろ感を出すため、注文が入ってから揚げているのだそうです。

外側はカリッ、中はびっくりするほどとろける食感が楽しめ、豊かなゴマの余韻もたまりません。

また、二段目の『初夏のかきあげ』では、ズッキーニと玉ねぎ、わさび菜を使ったかき揚げが3つも盛られています。

『ゴマドーフ昆布揚げ』と同じく揚げたてで、かじった瞬間ザクザクという音が。ズッキーニの柔らかい食感やじゅわっと広がる玉ねぎの甘味に、噛めば噛むほど幸せな気分になりました。

もう一つのメインのおかずは『出し巻きあられあんかけ』。こちらも定番ですが、トッピングは七味やとろろ昆布になるときもあるのだそう。

ふわふわの出汁巻きに、あんが絡んでますますとろける食感です。白ご飯のお供にぴったりのしっかりめの味付けで、お箸が進みます！

『出町ろろろ』では、ほとんどのおかずに出汁を使っているのだそう。小鉢もメインのおかずも、食べれば食べるほど出汁の味わいが深まってほっとする味わいでした。

旬の野菜のうまみと出汁の繊細なおいしさを楽しめる和食ランチはボリュームも満点。懐かしい味にほっとしつつ、しっかり食べてエネルギーチャージをしたいときにおすすめです。

【店舗詳細】
出町ろろろ
住所：京都府京都市上京区今出川通寺町東入一真町67-1
電話番号：075-213-2772
営業時間：【ランチ】火～木曜 11:30～売り切れ次第終了／金～日曜 11:30～13:30（最終入店）【ディナー】金曜 18:30～20:30（最終入店）／土～日曜 18:00～20:30（最終入店）
定休日：月曜、第2・4日曜
※メニューは季節や仕入れによって異なります

文／さとみ縁

【画像】さとみ縁
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