Paradise Dynasty 京都四条店 八色小籠包
グルメ

子連れ大歓迎◎ 「シンガポール発の中華レストラン」が日本初上陸【京都市下京区】

京都には、老舗の名店から話題の最新スポットまで、さまざまなお店が軒を連ねています。新店舗のオープンや限定メニューなど、気になる情報が多すぎて、どこに行こうか迷ってしまうこともありますよね。

そこで今回は、2025年11月15日(土)にオープンしたばかりの『Paradise Dynasty 京都四条店』(京都市下京区)をご紹介します!

京都河原町駅すぐ。四条通でアクセス良好!

Paradise Dynasty 京都四条店 外観
画像:嶋さあや

阪急線・京都河原町駅から徒歩3分。『Paradise Dynasty 京都四条店』は四条通の大通りに面した白いビルの2階にあります。

世界22都市で150店舗以上を展開し、数々の賞を受けてきた『Paradise Dynasty』。その日本初出店となるのが、今回オープンした京都四条店です。シンガポール発の同ブランドは、中国各地の伝統料理に、国際都市ならではのエッセンスを加えた“創作中華”を楽しめるのが魅力です。

家族でゆったりと楽しめる、京都ならではの特別な空間

Paradise Dynasty 京都四条店 エレベーター
画像:嶋さあや

こちらの白いエレベーターから2階へ。入口が広く、ベビーカーのままスッと入店できるのが安心です。

Paradise Dynasty 京都四条店 入口
画像:嶋さあや

2階に上がると、まるでホテルのようなラグジュアリーな空間が広がり、スタッフの丁寧な接客が迎えてくれます。

Paradise Dynasty 京都四条店 内装 手前
画像:嶋さあや

内装は明るく開放的で、居心地のいい雰囲気。あたたかい木目調や土壁、落ち着いた照明を使い「京都らしく、ゆっくり座って食事ができる天国(パラダイス)のような空間」を表現しているそう。長い通路の両隣にテーブル席がずらりと並びます。

Paradise Dynasty 京都四条店 内装奥
画像:嶋さあや

奥まで進むと、テーブル席とソファ席が並ぶ、広い空間が続いています。

Paradise Dynasty 京都四条店 丸ソファ席
画像:嶋さあや

丸いソファ席は同店のイチオシ。家族で訪れた際、どの位置に座っても子どもと距離が近く、料理をシェアしやすい設計で、団らんが弾むよう工夫されているんだそう。

Paradise Dynasty 京都四条店 半個室
画像:嶋さあや

半個室は落ち着いたインテリアで、ゆっくり食事を楽しめます。

Paradise Dynasty 京都四条店 子供用いす
画像:嶋さあや

小さな子ども用の椅子も用意されており、子ども連れでも利用しやすいのが嬉しいところ。

年配の方にはテーブル席、子ども連れにはソファ席など、小さな子どもから大人まで気軽に立ち寄れる“ファミリー向け中華レストラン”を目指して、誰もがゆったりと過ごせるような配慮が、随所に散りばめられています。

Paradise Dynasty 京都四条店 ショーキッチン
画像:嶋さあや

厨房が見えるショーキッチンでは、小籠包を包む様子を見ることができ、ライブ感たっぷり。子どもが「小籠包って、どうやって作るの?」と興味を持つことも多いそうで、その声からこのスペースをつくったのだとか。

カラフルで香り豊かな八色小籠包と、家族で楽しむおすすめメニュー

Paradise Dynasty 京都四条店 厨房の様子
画像:嶋さあや

メニューは幅広く、日本出店にあたってオリジナルメニューや女性向けメニューも揃え、約80種類がバランスよくラインアップ。店内厨房で全て仕込み、作り置きをせず注文ごとに調理しています。

Paradise Dynasty 京都四条店 八色小籠包
画像:嶋さあや

今回注文した『Paradise Dynasty 京都四条店』の看板商品『特製八色小籠包』(1,980円)は、蒸籠を開けた瞬間にふわっと広がる香り、れんげの上でぷるんと揺れる皮、ひと口目にあふれる熱々のスープが魅力の一品。注文が入ってから襞(ひだ)を18回つけて包み、蒸し上がってから30秒以内に提供するというこだわりで、できたてならではのおいしさが味わえます。

おすすめの食べる順番は「薄い味から濃い味」。オリジナル、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹みそ、ガーリック、ピリ辛四川、キムチの8種類で、皮の色は天然素材で色づけされ、それぞれ香りや風味がしっかり異なります。国産食材を使い、日本人の舌に合うよう何度も試作を重ねて開発されたそう。

Paradise Dynasty 京都四条店 小籠包の掴み方
画像:嶋さあや

食べ方は、小籠包の上の部分をそっとつまんで持ち上げて、れんげにのせます。

Paradise Dynasty 京都四条店 小籠包
画像:嶋さあや

皮に小さな穴を開けてまずスープをひと口。そのあと、れんげから小籠包をいただくのが一番おいしい食べ方だそう。噛んだ瞬間、じゅわっとあふれるスープはほんのり甘く、あとから肉の香りがふわっと広がり、食べ終わっても心地よい余韻が続きます。

専用の黒酢もありますが、「まずはぜひ、何もつけずにできたての熱々を味わってみてください」とのことでした。

Paradise Dynasty 京都四条店 干し貝柱入りフワフワ卵蒸し
画像:嶋さあや

続いていただいたのは、女性に人気の高い『干し貝柱入りフワフワ卵蒸し』(980円)。清朝時代の宮廷料理「賽螃蟹(サイパンシェ)」をモチーフに、卵・生姜・貝柱で“カニのような食感”を再現した一皿です。

Paradise Dynasty 京都四条店 卵をかける様子
画像:嶋さあや

食べる前に中央の黄身をとろりと崩して、くるりと全体に絡めると、香りと旨みが一気に広がります。優しい味わいで、子どもともシェアしやすい一品です。

Paradise Dynasty 京都四条店 大根パイ
画像:嶋さあや

『大根パイ』(680円)は手のひらに乗るほどかわいらしい大きさ。実は、世界中に出店する『Paradise Dynasty』で一番人気のメニューなのだそう。

Paradise Dynasty 京都四条店 大根パイの中
画像:嶋さあや

外はサクッ、中はとろっ。千切り大根を塩と砂糖で炒めた餡の優しい甘みが広がり、思わずもう1ついただきたくなる味です。手でそのまま食べるのがおすすめですよ。

Paradise Dynasty 京都四条店 子供用カトラリー
画像:嶋さあや

また、小さなお子さん用のカトラリーも常備されています。

オープン初日はプチセレモニーを開催! 8色小籠包の着ぐるみも。

テープカット
画像:嶋さあや

オープン日には、プチセレモニーが開催されました。八色の小籠包をイメージした着ぐるみが登場し、店内もとても賑やか。子どもたちも大はしゃぎです。

店の外で、四条通りを行き交う人たちを前にテープカットを行いました。

Paradise Dynasty 京都四条店 セレモニーの様子 外
画像:嶋さあや

その後、開店と同時にスタッフ全員でお客様を笑顔でお出迎え。家族で楽しめて、京都らしい落ち着きもある『Paradise Dynasty 京都四条店』。お買い物やお出かけの合間に、ゆったりと食事を楽しみたいときに立ち寄りたい一店です。

店舗情報

Paradise Dynasty 京都四条店
住所:京都府京都市下京区奈良物町364 中央四条ビル2階
最寄:阪急「京都河原町」駅から9番出口徒歩約3分/阪急「烏丸」駅から17番出口徒歩約5分/京都市バス「四条河原町」
電話番号:075-708-7806
営業時間:9:00~22:00(L.O 21:00)
定休日:なし
駐車場:なし

【パパママ向け情報】
ベビーカー入店:OK
おむつ交換台:あり
子ども用イス:あり
子ども用カトラリー:あり
離乳食持ち込み:OK

【支払い・予約情報】
予約:可
支払方法:現金・カード・電子マネー ※QRコード決済可

ライター・嶋さあやのひとこと

四条の大通りに、家族みんなでゆっくり楽しめる中華レストランができました。特に『八色小籠包』は、見た目も香りも食感もそれぞれ違って、ひと口ごとに小さな驚きがあります。店内には子連れに嬉しい工夫が多く、ベビーカーのまま入れる広さや、座席の配慮など、細やかな心遣いが感じられました。

「今日はちょっとおいしいものが食べたいな」「家族で外食したいけれど、落ち着いて過ごしたい」という日に、安心して立ち寄れるお店です。蒸したての小籠包の香りに包まれながら、家族の時間をゆったり楽しんでみてくださいね。

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文/嶋さあや
取材協力/Paradise Dynasty 京都四条店

【画像】嶋さあや
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