『dough(ドウ)』の店内
パン

青い壁が目印!「大人も子どもも夢中になる」パン屋さん【京都市中京区】

日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。

連載『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんをご紹介します。

さて、今回ご紹介するのは、京都御所のすぐ南側にある、知る人ぞ知るこだわりのベーカリーです。

京都御所からすぐ! 青い壁が目印の隠れ家ベーカリー

お店の外観
画像:みやこ

地下鉄烏丸線・丸太町駅から徒歩約8分、京都御所の南側、麩屋町通沿いにある『dough(ドウ)』。青い壁と赤いひさしが印象的な、こぢんまりとした、かわいらしいお店です。

店先の看板
画像:みやこ

お店の前に置かれた『dough』の店名が入った素朴な木の看板が目印。シンプルながらも温かみのある看板は、お店の雰囲気がよく表れています。

まるで宝探し! こだわりのパンがずらりと並ぶ店内

店内の様子
画像:みやこ

店内は、2人も入ればいっぱいになるほどの小さな空間。実際に、2名までの入店制限もあります。

店内の棚には、まるで宝箱のようにこだわりのパンがぎっしりと詰まっています。アメリカやイタリアで親しまれているパンを中心として製造しているそう。

並んでいるパンの様子
画像:みやこ

棚には、ハード系のパンやドーナツ、スコーン、サンドウィッチなど、バラエティ豊かなパンがずらりと並んでいます。一つひとつ丁寧に説明書きが添えられているので、自分の好みにあったパンを見つけやすいですよ。

おすすめのパンをご紹介

おすすめのパン3種
画像:みやこ

今回は、お店自慢のパンの中から、筆者が特におすすめする3種類のパンをご紹介します。

(1)ピッツァ ビアンカ アラ ロマーナ

『ピッツァ ビアンカ アラ ロマーナ』(280円)
画像:みやこ

『ピッツァ ビアンカ アラ ロマーナ』(280円)は、イタリア・ローマや、NYの人気ベーカリーでも定番のパンです。高加水の生地を指でひろげて、ローズマリー、海塩、オリーブオイルをかけて焼き上げているそう。一口いただくと、外側がパリッとして、中はふんわりもっちりとした食感。ローズマリーの爽やかな香りと、海塩のほどよい塩気が、シンプルながらも奥深い味わいを引き出しています。

(2)スイート ポテト スコーン

『スイート ポテト スコーン』(340円)
画像:みやこ

『スイート ポテト スコーン』(340円)は、キャラメリゼしたサツマイモと、カレンズレーズンが入った見た目もかわいらしいスコーン。ブラウンシュガーのアイシングが優しい甘さをプラスしています。少し温めると、サツマイモの甘い香りが広がり、外はサクッ、中はしっとりとした食感に。子どものおやつにもぴったりですよ。
※現在は製造を停止しています

(3)ブルーチーズとくるみのチャバッタ

『ブルーチーズとくるみのチャバッタ』(350円)
画像:みやこ

『ブルーチーズとくるみのチャバッタ』(350円)は、イタリア・ミラノ近郊で生まれ、アメリカでも非常にポピュラーなパンです。青かびチーズとくるみが練り込まれたチャバッタ生地は、みずみずしく、もちもちとした食感が楽しめます。口に入れると、ブルーチーズの芳醇な香りと、くるみの香ばしさが広がります。ワインのお供にもぴったりで、ちょっぴり大人な味わいです。

京都御所のすぐ近くにある『dough』は、まるで宝探しのようなワクワク感と、こだわりのパンとの出会いが楽しめるとっておきのベーカリー。営業日が限られているので、事前にSNSをチェックしてから訪れるのがおすすめです。ぜひ一度、足を運んで、お気に入りのパンを見つけてみてくださいね。

【店舗詳細】
dough(ドウ)
住所:京都府京都市中京区舟屋町424 ふや町ビル101
電話番号:075-212-5036
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
※営業時間・定休日に関してはInstagramにてご確認ください

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取材・文/みやこ

【画像】みやこ
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