京都の洋食店といえば、アットホームな雰囲気のお店から洒落た老舗の高級店までさまざま。せっかくランチをするなら、おいしいお店で“本格的な洋食”を食べたいですよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「おすすめの洋食店を教えて」とアンケートを取り、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、素材の一番おいしい食べ方で料理を楽しめると評判の『洋食おがた』を訪れました。
京都の人から愛される洋食割烹スタイルのお店
『洋食おがた』は、京都市営地下鉄・京都市役所前駅から徒歩約10分の場所にあります。
お店の入口が雑貨店のようにかわいらしくて、テンションが上がりますよね。
店内は、京都らしい奥行きのある造りになっています。カウンター11席と、奥にテーブルで12席あります。シェフとコミュニケーションを取りながら食事が楽しめる“洋食割烹”というスタイル。
今あるメニューは、常連さんのリクエストに応えて出来上がったものが多く、割烹スタイルに慣れ親しんだ京都の人が作ったメニューだそう。
カウンター越しにシェフが料理する姿を見る至福の時間
オーナーシェフは、ホテルに勤務した後、京都の人気ビストロで6年間料理長を務めて、2015年に『洋食おがた』をオープンしました。今では、京都の人から愛される名店になり、KBS京都の社員アンケートでも「なかなか予約のとれない有名店。何を食べてもおいしい」という声がありました。
活気のあるカウンターは、ライブ感があって見ていて飽きないですよね。この時間も外食する楽しみのひとつです。
「洋食おがた」特製ハンバーグ
今回いただいたのは、こだわりのお肉を使った『洋食おがた特製ハンバーグ』(3,570円)。サラダ、スープ、ライスまたはパン、最後にコーヒーか紅茶が付いています。
こだわりのお肉は、滋賀県の南草津市にある精肉店『サカエヤ』から主に熊本のあか牛を買っているそうです。一口いただいた瞬間、お肉の香りがふわっと口の中に広がりました。旨味がギュッと詰まっていて、お肉を味わい尽くせるハンバーグは、感動の逸品でした。
セットで付いてくるサラダは、色鮮やかな野菜が器に盛り付けられて、とても美しい仕上がり! 野菜は、京都伏見の『山田ファーム』のものを使っているそうです。シェフが目利きし、生産者にもこだわっています。
ピクルスや温野菜、マカロニなど、生野菜と一緒にいろんな食感が楽しめるボリュームたっぷりの一皿です。こめ油、マスタード、マヨネーズを使ったドレッシングがさっぱりとした味わいで、野菜本来の味を楽しめました。
鶏とかつおのだしを使ったスープは、ごぼう、レンコン、舞茸、ズッキーニなど、季節ごとに変わる野菜がたくさん入っていてます。細く千切りした万願寺唐辛子がアクセントになっていて、熱々のスープで身体が温まりました。
セットで付いてくるパンは烏丸御池の『HANAKAGO』のもの。ハンバーグソースとの相性も抜群です!
ランチは、他にも『ポークジンジャー』(2,990円)や、前菜2種とメイン1品が選べる『プチコース』(5,090円)、季節の料理が少しずつ楽しめる『洋食おがた おまかせコース』(13,200円)などもありますよ。素材一つひとつにこだわり抜き、割烹スタイルで提供してくれる『洋食おがた』。ぜひ訪れてみてくださいね。
【店舗詳細】
洋食おがた
住所:京都府京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
電話番号:075-223-2230
営業時間:【ランチ】11:30~14:30(L.O.13:30)【ディナー】17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:火曜日・月2回不定休 ※来店時は事前に店舗にご確認ください
文/ミヤザキカレンダー
【画像】ミヤザキカレンダー
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