コラム

山歩(さんぽ)しよう!大吉山篇~ハムさんの“アウトドアを楽しもう!”【きょうとくらすコラム】

京都は街から山や川が近く、お散歩したり、山に登ってリフレッシュするのにぴったりな場所です。アウトドアで京都の自然を味わってみませんか?

きょうとくらすでは毎月一回、アウトドアの達人で花背山の家 顧問 安田公一が、アウトドア初心者から、もっともっと楽しみたい人に向けて、ちょっとしたコツや奥深い魅力をお伝えします。今回は、初心者でも始めやすい京都の山歩きスポットをご紹介します。

画像:安田公一

大吉山

今回は、大吉山に登ってきました。
京都府宇治市にある標高131.6メートルの山です。正式名称は「仏徳山(ぶっとくさん)」ですが、地元では縁起の良い名前として「大吉山」と呼ばれています。

この山の特徴は、気軽に登ることができる広い登山道があります。
ハイキングコースとして人気があり、気軽に登ることができることから多くの人々で賑わっています。
大吉山には展望台があり、そこからは世界遺産・平等院をはじめ、宇治市内の街並みを一望することができ、四季折々の自然も魅力で季節ごとに違った景色や、夜には美しい宇治の夜景を楽しむこともできます。

画像:安田公一

大吉山の周辺には、重要文化財の宇治神社や国宝の宇治上神社もあります。

画像:安田公一
(宇治上神社)


平等院のほかに宇治の吊り橋を渡って天ヶ瀬ダムに訪れたり、源氏物語ミュージアムに立ち寄るなどもオススメです。宇治名産の宇治茶を使った茶房やカフェもあり、散策の合間にひと休みするのにもぴったりです。

画像:安田公一

また、宇治川の流れがきれいで自然をより満喫できます。

画像:安田公一

登り口

画像:安田公一

京阪電車「宇治駅」から宇治川沿いの道を歩いていくと、宇治上神社に到着します。
そのすぐ横に大吉山の登山口があります。登山口からは、約20分で展望台に到着します。展望台からさらに上へ5分ほど登ると、山頂にある三等三角点にたどり着きます。

持ち物

両手が空くようにリュックを背負ってください(クマよけの鈴をつけておく)、飲み物、タオル、弁当、飴やチョコレート、タオル、帽子、軍手、防寒具、雨具、携帯電話、登山地図、ゴミ袋、救急セット、自分が必要と思うもの。

出発時間や所要時間

画像:安田公一

朝10時に京阪電車「宇治駅」を出発し、宇治川沿いを歩いて宇治上神社の横の登山道へ進みます。
登り始めて約20分で大吉山の展望台に到着します。
展望台から宇治の街並みや平等院、宇治川の流れを一望することができます。さらにそこから約15分歩くと朝日山の山頂に到着します。

注意点

展望台からしばらく歩くと、東海自然歩道に出ます。
その道は、鷲峰山(じゅうぶさん)へと続く約35キロメートルのコースとなっています。
そのため、間違って進むと帰り道から外れてしまうので歩く際は進行方向に注意が必要です。

安田 公一(やすだ こういち)花背山の家 顧問 通称:ハムさん

京都市立学校教員として勤務した後、平成7年~10年文部科学省よりシンガポール日本人学校に海外派遣主任教員として赴任。小学生からボーイスカウト活動を行い、海外初のボーイスカウト日本連盟隊を結成、初代国際隊長。帰国後、平成10年京都市教育委員会 花背山の家 指導主事、首席指導主事、課長、所長、2024年4月より顧問。佛教大学教育学部 特任教授として野外教育を広める。文科省 中教審 体験活動委員会委員。教育学修士(心理学)、バレーボール国際コーチ、京都府成年男子バレーボールチーム監督、趣味はバンド活動(ドラム)ライブで活動中。

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文/安田公一

【画像】安田公一