湿度が高くカビや水垢が発生しやすいお風呂。少しでも掃除を楽にしたい場所ですよね。
今回は、カビや水垢が発生しやすくなりがちなお風呂でのNG収納をご紹介します。NG収納を減らすことができれば、掃除がぐんと楽になりますよ。ぜひ参考にしてみてください。
1:使っていないものを収納
使いかけのシャンプーやボディーソープなど。使っている途中で飽きてしまったり、新しい商品を試したくなったりして、今は使っていないけれどいつか使うかも……まだ残っているからもったいない……と置きっぱなしになっていませんか?
新しいものを購入し使用していると、使いかけのものの存在さえも忘れてしまい、そのうち、視界にさえ入らなくなることも。
また、使いかけのものを置いたまま、新しいものが増えれば当然 置き場所がいっぱいになってきます。お風呂には“今、毎日”使っているものだけを置くようにしましょう。
使いかけで捨てるのがもったいないと思うのなら、今日から使いかけの方を使いましょう。今日使わないのならいつまでに使うか、自分の中で期限を決めて、早めに使い切るようにしてくださいね。
2:使用頻度の低いものを収納
パックやトリートメントなど、週に1・2回しか使用しない使用頻度が低めのアイテム。
あまり使わないものは洗面所などに収納し、使用する時だけお風呂に持ち込むようにしましょう。
慣れるまでは少し面倒くさいかもしれませんが、お風呂の中がすっきりし、普段使うものが使いやすくなりますよ。
週に数回、お風呂に持ち込んで洗面所にしまうのか、置きっぱなしでヌメリやカビを掃除するのか。どちらが手間かぜひ試してみてください。
3:じか置き収納
シャンプーなどのボトルをじかに置きにし、濡れたまま放置すると、底にヌメリがつきやすくなります。さらに、長期間放置するとカビの原因にも。
じか置きがNGというわけではありませんが、ヌメリやカビを予防し、掃除を楽にしたいなら、じか置きをなるべく減らし、「浮かす収納」がおすすめです。
近年のユニットバスの多くは壁にマグネットがつきます。それを活用できる収納アイテムも100円ショップやホームセンターなどで種類豊富に販売されています。
もし、マグネットがつかないタイルなどの壁の場合でも、タオルバーやフックを活用するなど、工夫次第で浮かす収納が可能ですのでぜひ試してみてください。
ちなみに筆者はタオルバーを活用し、掃除アイテムなどを引っ掛けて収納しています。
さらに、洗面器や風呂椅子などをただ浴槽に引っ掛けるだけでもヌメリは軽減できます。
NG収納を減らすことができれば、掃除がぐんと楽になります。1日の疲れを癒すお風呂を清潔で快適な空間に保つためにもぜひ試してみてくださいね。
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文/non
【画像】non/Shutterstock:New Africa/Zhane Luk