暖かくなり、そろそろ衣替えの季節。お洋服の整理をしてお気に入りのクローゼットにアップデートしませんか?
「手放す基準がわからない」、「クローゼットがいっぱいだけど手放したくないものばかり」、そんな方も多いと思います。
今回は整理収納アドバイザーのみらいが実践した“洋服を手放す10の思考”をお伝えします。マインドを切り替え気持ちよくクローゼットを片付けましょう!
1:汚れた服
クローゼットにしまう前はキレイだったのに、いざ着ようと思って出したら、シミや虫食いの跡がついていてショックだった、なんてことありませんか?
しまっている間に出てきてしまう汚れや汗染みの跡、外に着ていくのに少し抵抗を感じたらそれは手放すサイン! 潔く手放しましょう。
2:1年以上着ていない服
最低でも半年に1度は行う衣替え。そんな中1年間ずっと着なかった服が見つかることもありますよね。四季のある日本、1年間着なかったのなら今後も着ない服かも!?
“一年着ていなかったら手放す”など自分で基準を持っていると手放しやすくなりますよ。
3:年齢に合わなくなった服
「子育てが落ち着いたらまた着よう」、「仕事をするようになったらまた着るかも」と思って残しておいた服。筆者の家にもありました。
しかし、数年経つと体型や好み、流行が変わったりして、結局その服を選ぶことがなくなりました。
もし迷ったら1度袖を通して鏡の前で見てみましょう。違和感を感じたら潔く手放して、今の自分に合う服にアップデートしてあげましょう。
4:何故かあまり選ばない服
気に入って買ったはずなのに、何故かあまり選ばない服ってありますよね。そんな服があるなら、なぜ着なかったのかを考えてみましょう。
合わせる服がない、着て行くところがない、素材が肌に合わなかった等、着なかった理由が明確になったら手放すことができるかもしれません。今後、洋服を買う参考にもなるので、なぜ着なかったのかを深掘りしてみましょう。
5:“着なきゃいけない”と感じる服
洋服の片付けをした時に、ある思いで捨てられなかった服を見つけました。それは特に気に入っていないけど“着なきゃいけない”と感じる服です。
「まだ買って1年も経ってない」や「ちょっと高かった」からまだ着なきゃという“使命感”で着ていた服が何着かありました。きっとそれはもうお気に入りの服ではありませんよね?
いつも手に取るお気に入りの服がクローゼットにあった方が良いと思いませんか。思い切って手放してみましょう。
6:着心地の悪い服
“着心地”も服を選ぶ際の重要なポイントですよね。チクチクするセーターや、汗をかくと肌に張り付く服、キツめのズボン等、動きにくい服や着ていて不快に思う服は自然と手に取る機会が減っていきます。
心地よく暮らすにも、着ていて心地良い服を残すようにしましょう。
7:着脱しにくい服
子育てをしていると早く着替えないといけないシーンが出てきますよね。そのため、着脱しにくい服は自然と着る機会が減っていきました。せっかく買ったのに、少ししか着ないなんてもったいないとさらに手放しづらくなりますよね。
しかし、着る機会が減ってしまった服は今後着る機会があるのか、今一度見直してみましょう。
8:痩せたら着ようと思っている服
筆者の家にあった“痩せたら着ようと思っている服”。子どもを産む前の体型に戻ったら……あと5kg痩せたら……と思って置いてある服。
いつ着られるのか、改めて自分に問いかけてみましょう! ダイエットのモチベーションになるならいいけど、すぐ実行しないのなら、今の自分に合う新しい服を買ってみてはどうでしょうか?
9:頂き物の服
昔、ブランド物の服をもらったことがありました。体型も好みも違っていたので少し着ただけですぐタンスの肥やしに……。いただいた服は手放しにくいですよね。
しかし、もし自分があげた物が相手を困らせてしまっているなら持っていてほしいと思いますか? そう考えることで手放すことができました。
また、好みが出るアイテムは、自分でもプレゼントの時に選ばなくなりましたよ。
10:高かった服
一番頭を悩ますのが“高かった服”ではないでしょうか? 大切にしすぎてあまり着ないということも……。ずっとクローゼットの隅にしまいっぱなしというのは、逆にもったいないですよね。
思い切って普段からたくさん着てみましょう。そうすることで、タンスの肥やしになることもなくなり、「もう十分着たな」と手放しやすくなります!
あなたのクローゼットの中も思い当たる服がありませんか? 衣替えの機会にぜひ服を見直して、お気に入りだらけのクローゼットにしましょう。
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写真・文/みらい