KBS京都テレビで毎週土曜日朝10時半から放送中の『SUNNY TIME』
4人のパパであるMC杉浦太陽さんが視聴者の皆さんと一緒に子育てについて考える、その名も『教えて!太陽パパ』という新コーナーができました。 今回は2024年6月1日(土)放送分から、杉浦太陽さんとゲストのフリーアナウンサー・松尾翠さんによる子育てアドバイスをご紹介します。
杉浦さんは、子育て歴17年で高校生、中学生、小学生、園児とそれぞれの世代で4人のお子さんを持つパパ。
松尾さんは、小学生1人と園児2人を育てる3人のママ。自身も色々とお悩み中とのこと。
コーナー進行役の三浦茉莉さんも小学生2人のママです。
街角で聞いた子育てに関するお悩みについて、現在進行形で子育てをする3人で一緒に考えました。
教えて!子どもの好き嫌い
子どもの食べ物の好き嫌いをどうやって克服すればいい?
【街の声】
Aさん:上の子が偏食で…。
Bさん:食わず嫌いなところがある。(子どもが好きそうな)お子様ランチでも、馴染みの無いメニューは食べてくれないので外食が大変…。
Cさん:食べムラがある。気に入らないと食べ物を投げつけて、子どもも自分(ママ)もベチャベチャに…。
太陽パパのアドバイス「無理して食べさせなくていい」
「無理に食べさせてトラウマになるよりも、アプローチの方法を変えて苦手意識をなくすように促してあげるといい」という太陽パパ。
具体例として、「家庭菜園で育てた小松菜をバナナスムージーに入れると飲むことができ、『苦手な野菜が食べられた!』という成功体験を作ってあげるのも一つのやり方。”いつかは食べられるようになる”という気持ちで見守ってあげましょう!」とアドバイスしました。
松尾翠さんのアドバイス「劇スタイル」
松尾さんは、「大人が寸劇風に食べ物役を演じることで、子どもに食べてみようかなという気持ちになってもらう作戦」ということで、スタジオで再現する一幕も。
(松尾さん一人芝居)
野菜:え~ん!食べてくれないの?おなかに入って力になりたいんだ。
子ども:え…。(食べたくないな、どうしようかな?戸惑い)
野菜:ちょっとだけ入ってみていい?そこの滑り台に乗りたいな~。(口から食道を通ってお腹に入りたい)
子ども:うん。いいよ。(食べ物を口に運んでみる)
子ども:あ、食べられた!
進行役の三浦さんにも話が振られますが…
「三浦家の2人は好き嫌いがなくて、いっぱいお代わりしたい!タイプなので悩んだことがない」という、なんとも羨ましい回答。続けて、「お肉系のおかずが大好きなので、野菜を食べないとお代わりできないよ!」と好きなものだけ食べるというのは回避しているそうです。
太陽パパ、松尾さんに共通する”食べ物の好き嫌い”の克服法は、食べ物への興味を引き出してあげること。お悩み中の皆さんも、2人の方法を実践してみてはいかがでしょうか?
教えて!きょうだいの愛情のかけかた
‟きょうだい”が多くなれば、みんな可愛くても公平に目をかけてあげられないことも…。
【街の声】
Aさん:(兄弟姉妹が増えると、限られた時間の中で)どちらも平等に愛情をかけるのが難しい…。
Bさん:ヤキモチを焼かないように、『上の子ファースト』を心がけているのですが。どうしたらいいのか…。
松尾翠さんのアドバイス「一人ずつ、ぎゅー!タイム」
松尾さんは、朝・夕・夜に子どもたちとハグする時間をつくっているそうです。二人だけの時間をつくってあげることで、「あなたのことちゃんと見てるよ」という安心感をあたえてあげられますね。
太陽パパのアドバイス「上の子に目をかける」
杉浦さんは、「下の子にはこれまでの子育ての経験から余裕も出てくるけど、一番上の子に対しては、親も経験が少ないから一生懸命になりすぎていた。」と感じているそう。
小さい子は手がかかるため親が付きっきりになる一方で、成長して感情が複雑になるお兄ちゃん、お姉ちゃんが我慢してしまうこともあるかもしれません。
そんなとき杉浦さんは、「特に上の子と1対1の時間を作るように努めている。中高生になると親離れしていく時期もあるけど、そんな時は親からアレコレ聞くのではなく、話してくれるのを待つのも大事。」だと言います。
仕事や家事など、子育て以外でも忙しい毎日を過ごしているみなさんも、1日の中で短い時間でも”子どもと自分(親)だけの時間”を作りたいものですね。
KBS京都テレビ『SUNNY TIME』では子育てに関するお悩みを募集しています。番組のホームページのメッセージフォームもしくは、メール【sunny@kbs.kyoto】でお気軽にお寄せください。
次回の放送は、7月6日(土)です!
文/きょうとくらす編集部
【画像・参考】SUNNY TIME(毎週土曜日10:30~11:55) – KBS京都
※この記事は、2024年6月1日(土)放送の内容です。